3日目の午後、私たちだけツアーから離れて
まずは地下鉄で士林へ
そこからタクシーで故宮博物院と言おうと思ったら
運転手さんが「ミュージアム?」って
あ、そうそう!
観光客だとすぐ分かるんですね。
私は三度目だけど、息子が行ったことが無いので
主なものだけささっと見ることにしました。
ツアーの方たちは3時間たっぷりみたいですが。
去年からフラッシュ無しだと写真も撮っていいようになったそうです。
まずは302のお部屋へ直行して
その他いろいろ写真に撮ったつもりがやっぱりガラス越しではうまく写っていませんでした。
自分の目で見るのが一番ですね。
後の予定があるので駆け足でお宝を見て、今度は地下鉄で雙連まで行き
歩いて迪化街へ買い物に
途中の豆花のお店でスイーツを食べる予定なんですが
地下鉄から降りて地上に出てもガイドブックの地図では
どちら方向に歩いたらいいのか分かりません。
困った時は人に尋ねるのが一番と
近くにいた若いカップルにガイドブックを見せて尋ねたら
付いて来てねって歩き出しました。
少し行ってから教えてくれるのかと思ったらどんどん歩いて行きます。
途中天候のことなど少しおしゃべりしながら10分以上歩いたところで
はい、ここだよと看板を指して確かめてねって!
ええっ、ただ駅からまっすぐ歩いて来ただけなんですよ。
「ここをまっすぐ10分ぐらい歩けば左手に見えますよ。」と説明するだけで済むのに!!
丁重にお礼を言ったらニコニコしてまた駅に戻って行きました。
何と心優しい人なんでしょ。
こういう触れ合いがあるから個人旅行は楽しいんですよね。
このお店で食べた豆花です。
豆乳ゼリーに柔らかく似たピーナッツとタピオカが入ってシロップがかかってる感じ。
トッピングはいろいろあって主人は小豆の方を、息子はマンゴーかき氷を
にしました。
寒かったので私は温かい方にしました。
あっさりしてとっても美味しかったです。
そしてそのままさらに10分以上歩いたところに迪化街がありました。
ここではネットに載っていたお店を探すのですが
これまた聞いた方が早いと
今度はガードマンのおじさんに尋ねるとああ、そこだよと
また店の前まで案内してくれました。
ここで買ったのはドライマンゴーとフルーツティー
台湾のマンゴーはフィリピンと違ってアップルマンゴーなので香りもよく
甘くて美味しいそうです。
聯通貿易公司、問屋さんなのでお店よりも安く買えます。
10個買うと一つおまけしてくれました。
さあ、お土産も買ったし一度荷物を置きにホテルへ戻りたいのですが
だいぶ歩いたので、元の駅よりも次の駅の方が近いのではないかと
またさっきのガードマンの方に尋ねると英語も日本語もよくわからないようで
元の駅に戻るように言いました。
とそこへ日本語の分かるおじいちゃんがやってきて
今度はどこに行きたいの?って
私がホテルのある松江南京と答えると
ああ、それだったら北門へ行った方が乗り換えなしで行けるし
近いよとさっき買ったお店の前をずっと行くように教えてくれました。
お陰で早くホテルに戻れました。
ここで娘に頼まれた絵本を買いに行くかどうか?
娘はもしそっち方面に行くなら買ってきて欲しいと言っていました。
まだ夕方の5時で夕食には早いので時間があるしと
また地下鉄に乗って買いに行くことにしました。
ただ3人で行く必要もないので
主人はホテルで休んでいて息子とふたりで出かけました。
娘の写メでは向こうに台北101が見えていて
手前の大きなビルの中にあるある誠品書店にあるそうです。
地下鉄の台北101駅で降りて
上に上がる前にまた若い女性に尋ねました。
若い人は英語が通じました。
しかし、彼女は駅が違うと言って市政府駅に行くようにと
そういえば娘に市政府と言われていたのに
写メの台北101が頭にあってこちらに来てしまったんですよね。
でも地図を見ると歩ける距離のようです。
私がここから歩いていけませんかと尋ねると
ナビで調べてくれて、ああ歩いて10分ですねと
ありがとうとお礼を言ったらすごくうれしそうでした。
上に上がると確か公園の横の大通りを行けばいいはずなんですが
またまた方角が分かりません。
この辺りはクリスマスのイルミネーションがきれいで若いカップルがいっぱい。
そこでまた若者に聞きました。
するとすごく明るくおちゃめな感じの男性で
「ああ知ってるよ。ついて来て!」って
彼女もいっしょに歩き出しました。
ずっとそっちの方へ一緒に行くので
あなたも本屋さんに用事があるの?って聞くと
ああ、いくつか僕も本を買うよと。
ほんとうに??って言ってもにこにこ笑うだけ。
彼も英語をしゃべりたいようで
歩きながらいろいろおしゃべりしました。
息子と来たのか?
彼かっこいいねとか言うので
いやいやもう40過ぎているのにいまだ独身なんだよって
WHY?WHY?WHY?
私も
WHY?WHY?WHY?
息子は苦笑いしながら聞いていました。
日本の女性は肌が白くてきれいな人が多いのにって彼は言っていましたが
いやいやそんな問題ではなさそうです。
そうこうしているうちにそのビルディングが見えたら
あのビル全体が本屋さんだからねって
やっぱり何も買わないのにわざわざ本屋さんのところまで
しかも1本道なんですよ。
ほんとうに親切ですね。
時間が無いのですぐ店員さんに聞くと
パソコンで調べてくれて5階へ行くようにと
買った本はこちら
「はじめてのおつかい」の中国語版
娘は世界旅行した時にいろんな国の本を買ってきてコレクションしています。
前に自分が台湾に行った時に探したけど無かったそうです。
渡すとさすがお母さんと喜んでくれましたよ。
ついでに台北101の上に上がりたかったんですが
とてもその時間がありません。
理由は長くなるのでまた明日ということで