星空ウオッチングをするマウントジョン展望台は1000mぐらいのところにあり
夜はすごく寒いので防寒着を貸してくれますが
セーター、手袋、帽子、ヒートテックの下着などで完全武装して事務所に行くと
雲が晴れてきたので行けるということでした。
はい、これが今回一番私が見たかったものテカポの星空です。
細かい砂のように見えるものも全部星ですよ。
ちょうど真ん中に南十字星が見えます。
これだけ星があるといくつも十字に結べますが、この上の明るい星を結ぶと
ニセ十字というそうです。
こちらの方が大きくて間違いやすいですね。
スターダスト、星屑、星降る夜、言葉ではいい表せないぐらいたくさんの星が
これはマゼラン星雲といって地球から一番近い銀河で、大小ふたつ、
北半球では見れないものです。
近いと言っても大の方は16万光年、小は20万光年離れているそうです。
そして中央から下あたりオリオンです。
これも日本と見え方が違いますね。
実はこの写真はEARTH&SKYの方にカメラを預けて明るいレンズを装着して撮ってもらったものです。
私のレンズではなかなかここまでは写せません。
こちらは翌日娘とふたりで深夜に出かけて撮った教会と星空の写真です。
カシオペアが上に見えますよね。
日本と見え方がまったく逆なんです。
この写真を撮るのはすごく苦労しました。
というのも左に灯りが写っているのが見えると思いますが、深夜にも関わらず
たくさんの人がここを訪れ、しかも携帯で記念撮影。液晶の灯りがあちこちで
そして3~4人のグループが正面に陣取り三脚を立ててずっと写真を撮っています。
いくら待ってもその場所から離れないので、思い切ってちょっと文句を言いに行きました。
「ちょっと私にも1枚写真撮らしてちょうだい!あなたたちのライトが明るすぎて、、、」
どこの国の人か分かりませんが
たぶん英語が通じたので韓国の若者かなと思います。
「分かった、分かったちょっと待って!あと1枚撮ったらのくから」
みたいなことを早口で。
そうこうしているうちにやっと月が沈んでくれました。
木の陰に消えていく月を見るのは初めてです。
星空に挑戦して初めての写真あまりうまく撮れていませんが
数えきれないぐらいの星が輝いていたことは伝わりましたか?
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