嗚呼、息子よ・・・

さて、息子に言わなければ
ならないことがある・・・、

変な言い方だけど、
息子は、優しい。
いや、優しすぎるのだ。


言い方を変えると、
臆病なのだ。


子供らしからぬ人に気を使いすぎるし、
遠慮もしすぎる。

自分が損を被ることを
さほど苦にしていないようであり、
また、当然のように思っているようだ。

お父さんは大いに心配だぞ。


前なんて、友達との遊ぶ約束を
別々に３人もして、
家に帰ってパニくっていた・・・

断る勇気がないだけである。


以前それとなく言ってみたところ、
「だって、友達は大切にしないかんやろ」
って、
それはそうだけど・・・

友達との関係では、
他人からの影響力が強く、
作用しているみたいだ。

いじめられてるわけではないが、
どうも、軽く見られているというか、
便利な奴だと思われているようで、

だいたい、
サッカーの試合でも
パス出しすぎるんだよ！
そこは、ドリブル突破だろ！



人の気持ちを計るのは
大切なことだけど、それが強すぎて
自分の欲求を抑えているんではないのか？

欲求不満もあるんだろう？

大袈裟かもしれないが、
このまま成長しては、
その優しさが仇となって、
身の破滅を起こしかねない。
（連帯保証人やら身代りやら）
・・・ちょっち心配しすぎてるか・・・

個人主義が蔓延している今の時代、
昔と違って、人の善意を食い物にする輩が
とにかく多いんだよ。

もっと、自分を大切にしなさい！
他人の為の自分の人生ではないのだから！
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