会社への通勤途上に、ある石碑が建っている。
「明治天皇御小休所の地」である。
今から130年程前に、
明治天皇は日本各地を巡幸し、
この地にて小休憩をされたのだ。
だから・・・・?
いやいや、
こういうポイントが
歴史好きにはたまらない場所であり、
また出来事でもある。
いろいろ想像してしまうのだ。
自分の身近な場所に、
それこそ小さな歴史的な物があるだけで
うれしいものである。
特に、京都や奈良のように、
歴史的なものが溢れんばかりの
地ではない場合は、
どんなに小さなものであっても、
一応の価値はある。
今から130年前となると、
当然、車なんぞない。
よって、馬車みたいなもので
ゆったり、ゆったり、
たくさんの御付の者を従えて
日本各地を視察したのだろう。
ここに
御小休所があるということは、
その前の道路は少なくとも
130年前からあったことであり、
この地の主要道であったこととなる。
想像するに、
近所の村人は、数日前から
街道を清掃し、草をむしり、
天皇の御眼に不快がないよう
村民動員されて清掃活動を行ったに違いない。
犬の糞なんかあるはずもない。
当時の天皇は、現人神であり、
村民は直視なんぞ出来ない筈である。
ましてや、天皇がそんな見苦しい村民を
見られてもしたら、と思って、
村長あたりは、絶対に家から出ないように!
と厳命したに違いない。
よって、一般の村民は
当日は家にひっそりと過ごしており、
赤ん坊が泣くようなことのないよう
ヒヤヒヤして過ごしていたはずである。
さらには、野良犬、野良猫を
数日前から排除し、
街道沿の家は、出来る限りの
補修を行い、
村長はじめ、地元の警察なんぞは、
万一のことがあっては、
と万全の対策を尽くしたはずである。
無事、天皇一行が、当地を離れて
ほっとしたに違いない。
それほど、当時では
天皇に対して
恐れおののいていたはずである。
そういうふうに想像すると、
楽しいではないか、
今、「明治天皇御小休所の地」の碑を
見て、想像は膨らむばかりである。
【ヒゲ親父】
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「明治天皇御小休所の地」である。
今から130年程前に、
明治天皇は日本各地を巡幸し、
この地にて小休憩をされたのだ。
だから・・・・?
いやいや、
こういうポイントが
歴史好きにはたまらない場所であり、
また出来事でもある。
いろいろ想像してしまうのだ。
自分の身近な場所に、
それこそ小さな歴史的な物があるだけで
うれしいものである。
特に、京都や奈良のように、
歴史的なものが溢れんばかりの
地ではない場合は、
どんなに小さなものであっても、
一応の価値はある。
今から130年前となると、
当然、車なんぞない。
よって、馬車みたいなもので
ゆったり、ゆったり、
たくさんの御付の者を従えて
日本各地を視察したのだろう。
ここに
御小休所があるということは、
その前の道路は少なくとも
130年前からあったことであり、
この地の主要道であったこととなる。
想像するに、
近所の村人は、数日前から
街道を清掃し、草をむしり、
天皇の御眼に不快がないよう
村民動員されて清掃活動を行ったに違いない。
犬の糞なんかあるはずもない。
当時の天皇は、現人神であり、
村民は直視なんぞ出来ない筈である。
ましてや、天皇がそんな見苦しい村民を
見られてもしたら、と思って、
村長あたりは、絶対に家から出ないように!
と厳命したに違いない。
よって、一般の村民は
当日は家にひっそりと過ごしており、
赤ん坊が泣くようなことのないよう
ヒヤヒヤして過ごしていたはずである。
さらには、野良犬、野良猫を
数日前から排除し、
街道沿の家は、出来る限りの
補修を行い、
村長はじめ、地元の警察なんぞは、
万一のことがあっては、
と万全の対策を尽くしたはずである。
無事、天皇一行が、当地を離れて
ほっとしたに違いない。
それほど、当時では
天皇に対して
恐れおののいていたはずである。
そういうふうに想像すると、
楽しいではないか、
今、「明治天皇御小休所の地」の碑を
見て、想像は膨らむばかりである。
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