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埼玉の高校サッカー部員22人が韓国で集団万引 ソウル警察摘発 揃いのジャージが決め手に 「土産のつもりだった…」
2015.4.10 19:54 産経新聞【ソウル=加藤達也】より

韓国ソウルの大型ショッピングモールで「集団万引」を行ったとして、ソウル中部警察署は10日、窃盗容疑で埼玉県内にある高校のサッカー部所属の生徒22人を摘発したと発表した。

警察によると、生徒22人は3月27日午前10時半ごろ、ソウル・東大門(トンデムン)のショッピングモールビル「ミリオレ」のアクセサリー売り場で、9店舗からベルトや財布など計約70点、総額約252万ウォン(約27万7千円)相当を盗んだ疑いが持たれている。



当時、ミリオレは開館していたが、売り場には従業員が出勤前の店舗もあり、警察は、この点に目を付けた犯行とみている。

生徒は全員、同じ高校の3年生で、サッカー部員。韓国の高校との親善試合のため訪韓し、日程を終えて帰国前の自由時間に現場を訪れたという。

被害に気づいた店舗からの届け出で、警察が建物内の防犯カメラを確認したところ、そろいのジャージーを着て商品を持ち去る生徒らの姿があり、高校名を特定した。



警察は、既に帰国していた生徒に高校を通じて連絡し、出頭を要請。再渡航して取り調べを受けた生徒は全員、容疑を認め、被害品を返却した。動機について「友人らへの韓国土産のつもりだった」と供述したという。その後、帰国した。

警察は、集団による大胆な犯行で罪状は軽くないとして、起訴相当の意見を付けて送検する予定としている。ただ、少年による犯罪で海外から出頭していることから起訴猶予か、起訴されても罰金となる可能性が高い。


副校長会見詳報「現地添乗員からの電話で事件が発覚した…」「万引きした生徒は自宅謹慎中」

親善試合のために韓国を訪問中、集団万引きしたとして埼玉県内の高校のサッカー部員22人がソウル警察に摘発された事件。高校では10日午後7時から副校長が会見し、「取り返しのつかないことをしてしまった」と深々と頭を下げた。

報道陣と副校長との主なやり取りは次の通り。

--これまで学校が把握している経緯を説明してほしい

「3月23~27日の間、4泊5日の予定で、サッカー部がソウル市内の高校およびクラブチームと練習試合のため、韓国の遠征計画を建てて実施した。26日まで試合が組まれていて、韓国の学校やチームと試合を行った。最終日の27日、金曜日の10時半ごろ、ソウル市内のミョンドンに移動しショッピングするため、現地の添乗員の親戚がやるショッピングモールにぜひ寄っていただきたいというリクエストがあって、そこに寄った。そのモール内であればということで自由行動にした。

12時30分にバスに集合して空港に移動し15時5分の成田行きでインチョンを出発。17時半に成田に到着して、依頼していたバスに乗り込んだところ、18時ごろ、向こうの添乗員から電話が入り、『ショッピング中に店員に注意された生徒がいませんか?』と聞かれたので、監督が聞いたところ、1人が注意を受けたと申告した。『注意を受けた者が1人いる』と伝えると、デパートの警備員さんから『おかしな映像が映っているので、ものを盗んだ生徒がいないか確認してほしいと言われている』と添乗員から連絡をいただいた。

その場で確認したところ、バスの中で22人の生徒が『私が万引しました』と言ったのでそこで発覚した」

「4月2~4日にかけて、チケットの関係で監督が最初に韓国に行きました。その後、バラバラに生徒何人かを連れていった。2、3日に警備会社を訪れ、会議室で調書を取りました。向こうは通訳が3人いた。物品は没収され、その後、店に移動し謝罪を行った」

「その後警備会社から『警察の方でも確認があるので』というので警察の方に行って調書を取られたということです。今まで本校が把握した流れはこういったことです。

「盗んだ数はキーケースや化粧品のポーチ、小銭入れなど42点15万5千円になります。向こうの警備員に1点1点没収していただいて、この品物はいくら?と警備員と確認しながら、お店の人に値段を決めてもらい支払わせていただいて、お店の方警備会社の方には『これで示談になります』という言葉をいただき帰ってきた」

「そもそも警備会社から『示談にするためには代金をお支払いしていただく、没収させていただくので、もう一度韓国に来てもらいたい』というので、ぜひということで謝罪に行かせてもらった」

「参加したのは41人の遠征団。内訳は、新3年生で当時2年生の36人。新たに2年生になったのが1人で選手としては37人。ほかに本校の教諭である48歳の監督とコーチ。こちらで雇った通訳とマネジャーの女子1人の合計41人ということで参加している」

「万引した生徒らは6日以降、自宅謹慎ということにしている。これからがある若者たちですので、謹慎は処分ということではなく指導の一環として、自分を見つめ直すという意味で、反省文や課題を課している。個々の生徒で反省の度合いなども変わるので期間も何日と決めるのではなく、個々で異なるシステムを取っている」

--なぜ万引したのか

 「私たちも生徒たちに聞きました。その場所は10数店舗が集まっているようなフロアで、店員は2、3人しかいなかったらしいんですね。生徒がいうには『店員がいなかったから』『誰かがやったのを見て、これなら俺もできると思った』とか、『つい出来心で』とかということで、最後の土産やで万引するぞとか、誰かが先導したということではないようです。向こうの調書でも答えているし、教員が聞いてもそのように答える。今後、個人的に家庭訪問を実施しながら、生徒の内面的なところは、どうしてとかどんな気持ちがしたかということはこれからしていく」



 ◇ ◇ ◇

実に嘆かわしい事件であります。

ご迷惑をおかけした関係国の皆様方に対しては、同じ日本人として、『申し訳ございませんでした。』 のひとことに尽きます。

事件を起こした生徒や学校関係者の謝罪は勿論のことではありますが、保護者の謝罪も絶対に必要だと思います。

もし謝罪していたとすれば、マスコミは報道しきちんと私たちに伝えて頂きたいものであります。

そして国内は勿論、こうした国外における日本人犯罪というものは、徹底的に無くしていかなければなりません。

そのためには、やはり日々日常の学校生活や家庭の中で育んでほしいものではありますが、こうした事件に結びつく、やって良いこと悪いことの分別を弁える能力というのは、保護者の能力にかかっていると言っても過言ではありません。

「子は親の鏡」
 
子供の姿をみれば親の姿も大体は想像出来てしまうものであります。

さらに今回の事件では、社会的影響力は絶大だろうと思います。

学校の下した処分に関していえば、個人の権限ばかりを重視し、社会に与えた影響力というものを軽視したものとも受け取れるのではないでしょうか。

そうしたことを考えてみた時、学校の対応はあまりにも無責任な対応のように感じてなりません。

教育者も保護者も子どもたちも、事の重大さをもっともっと深く考えて頂きたいものであります。

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