ネットを通じて本当に思うのが「ビジネス」という文字の多さであります。
あからさまに「ビジネス」と分かるものに対しては、極力手をださないようにはできますが、しかし、「これが真実だ!」だとか「これが真理だ!」などと書かれた文言に、知らず知らずのうちに手が出てしまってるってことありますよね。そして思うのが、これってある種、詐欺じゃないのかな、と。
少し前なら「ワンクリック詐欺」のようなものもありました。
ですが考えてみたら、この「ワンクリック」を詐欺というなら、知らず知らずのうちに手を出させ、金品を請求する仕組みも同じ詐欺だと考えてもおかしな話ではないかと思うのです。
なかには『自己責任だからワンクリックと同じではない」と仰る人もいてましょうが、そもそもとして「ワンクリック」自体も自己責任ではなかろうかと筆者は考えます。
しかし、それもひとりひとり価値観が違うわけでありますから、いちいち筆者ごときがいうことでもないわけで・・・。
さて筆者が近頃気になっていることとして、冒頭申しました「真実」や「真理」といったものがビジネスとして常態化されているということであります。
筆者は当ブログを開設するまでは、某SNS内のカキコミで、左派と称する人たちと何度か議論したこともありますし、また議論している場を幾度なく見てきました。
そうしたやりとりというのは、まさに理論と理論とのぶつかり合いであり、互いに理論武装しては論破してやったど、みたいな感じでした。(筆者の場合、理論に対しては「それがどうした?」という立場でしたので、ほとんど相手にされませんでしたけどね。(笑))
そこに人間味というものはなく、ただただ小難しい文言が並ぶだけの世界でありましたが、それが今や、実際にテレビの世界や政界にまで及んでしまっているのですから、ほとほと呆れ返ってしまいます。
このことは保守・リベラルといったイデオロギー的なものに限った話しではなく、過剰なまでに知識をかき集め理論武装しようとする者がいてる限りは、「これが〇〇だ!」などと書かれたモノに、ついつい手が出てしまうのは仕方のないことかも知れません。
ですから、こうした本などが売れているかぎりは、まだまだ双方の対立のようなものが収まることはないということであります。
そうした意味においてまさに、~先人や先祖の気持ちを知り、真実の日本を知ろう~というブログタイトルには、そんな筆者の想いというものが込められているんだなあ、と改めて実感するところであります。(/ω\*)
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