和貴の『 以 和 為 貴 』

「ワクチン、もうやめときや」の話


先日、よわい85である叔父が、二度目のワクチンを接種したのですが、どうも身体の具合が思わしくないようでして…(本人曰く)。

接種したほうの腕が痛かった、というのはよくある話なので、それほど気にはしていなかったのですが、そんなことよりも叔父は、血圧が安定しなくなったことに対して不安をおぼえている感じでした。

そして叔父は、かかりつけの医師(公立の大きな病院)に相談しにいったそうですが、ワクチンを接種した(近くのまち医者のすすめで)ことが気に入らなかったのか、いつもより素っ気ない対応をされてしまったそうで、私にかかりつけ医の愚痴を吐いていました。

私は叔父に、「そらあ医者のあいだでも今回のワクチンについては賛否両論あるわけで、かかりつけ医の承認なしにワクチン接種したんなら、素っ気ない対応されて当然ちゃうか?」というと叔父は、「それもそうやな…」と。

ですが、人一倍自分の身体のことを気にする叔父は、今回のワクチン接種については、テレビの流す情報だけに囚われないとして、自分なりにスマホのネットでいろいろと調べながら、接種を予約してから以降もかかりつけ医やまち医者などに相談しておりましたし、接種の前日になっても私にその判断を煽ってきたりもしていました。

しかし叔父は、まち医者がワクチン接種を推進したことと、「全責任は僕がとりますよ」のひとことに安堵し、接種にのぞんだわけです。

ところが二度目の接種後に、血圧が不安定となったことと、そしてかかりつけ医に素っ気ない対応をされたことをうけ、叔父は少し参った様子(ノイローゼ気味)となっていましたが、それでも毎日、5000から8000歩ほどのウォーキングをしながら食事にも気をつけ、部屋の掃除なんかもこまめにし、85歳の高齢者とは思えないほどに元気がよく、患っていた肺がんも綺麗に完治し、「今度一緒に、釣りに連れて行ってくれるか?」とさえ言うほどでなんです。

そして私が叔父にたずねました。「もしも三度目、四度目の接種をしなければならない、ってなことになったとき、そのときはどうする?」と。

叔父は「三度目?そうやな、ワクチンはもうええわ」と。

つづけて私が「ワクチン、もうやめときや。そやし現在のおっちゃんなら、新型ウィルスくらいでは死なんと思うし、そんなことよりも怖いのは、変にノイローゼになってもろたり、転んで骨折とかされるほうがよっぽど怖い話なんやで。それと、折角、肺を治してくれた先生(かかりつけ医)に嫌われてしもたら、次からちゃんと診てもらえんようになるかもしれんしな」というと、叔父は「ほんまワシの身体、どないなっとるんやろな?次からは、かかりつけ医の出す薬以外、飲まんようにするわ」といいながら笑っていました。


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