【暴動】 西側メディアが報じない真実の香港
■ 過激さを増していくデモ活動
香港市民によるデモが開始された当初は、香港政府(=香港特別行政区政府 )が提出した逃亡犯条例の改正案の撤廃を求める反対運動であった。ところが、デモが長引くにつれ、②デモを『暴動』とした見解の撤回、③逮捕されたデモ参加者を刑事訴追しない、④独立した委員会による警察の鎮圧活動の検証、⑤行政長官の辞任と民主主義選挙の実現、と、市民からの要求が増えてしまうのだった。(=五大要求)
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3月31日に始まったデモは当初、数千人から1万人規模であったとされるが、6月に入るとその規模が拡大し、9日のデモでは100万人を超える大規模なデモへと発展する。
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逃亡者条例の改正案は、台湾(=中華民国)で恋人を殺害した陳同佳の身柄引渡し要求を巡るものだったが、香港政府はその対象地域を台湾だけでなくシナ大陸部(=中共政府)にまで及ぼしたことで、それを快く思わない人々が中心となり、改正案撤廃のデモ活動を行うきっかけとなったわけであるが、過激分子が交じることで事態は悪化し、デモ隊と警官隊との衝突が起こり、負傷者や逮捕者が出るようになった。
6月12日の立法会におけるデモでは、逮捕者が11名にのぼり、それ以降、デモは見るからに『暴動』へと化していき、デモに参加した香港市民の間からも、こうした『暴徒』への不満の声が出始めるようになる。
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「暴徒はひどすぎる あの行為は何ですか デモと言うのですか デモは投石をすることですか ガードレールを破壊することですか やりたい放題です」
■ 過激分子による破壊行為
7月1日に発生した暴徒(=過激分子)による立法会ビルへの破壊行為及び占拠行為に対して警官隊は、入口を突破されて以降は、負傷者などを出さない為にと、一時退却しており、内部へ侵入した暴徒はやりたい放題を繰り返した。
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(①-③は立法府入口破壊の様子 ④は警官から銃を奪おうとする様子)
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(⑤-⑧は立法会ビル内の備品などを破壊、⑨-⑫は議会を占拠)
7月21日には西営盤・中央政府駐香港聯絡弁公室(中聯弁)ビルを包囲し攻撃して、8月3日には尖沙哨・スターフェリー乗り場の掲揚されていた国旗を投げ捨て、独立旗を掲げた。
当時、英国人アダム・ゲーリー氏は、「考えてみてください 暴徒が米国議会に乱入して、米国の国章を侮辱して別の国の国旗を掲げたらどのようになるか この種の違法行為は完全に間違っています」と。奇しくも2021年1月に、米国議会が暴徒によって襲撃され占拠されてしまったわけだが…。
この他にも暴徒化した若者たちは、公的ビルに留まらず、駅や高速道路や信号機など、香港市内のあらゆる場所で破壊行為を重ねるのだった。
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デモが過熱さを帯びだした6月12日から、香港区議会議員選挙の投票日が実施された11月24日までの間に、香港の鉄道の90%以上、計147駅が破壊行為を受け、香港MTRは98駅のうち85駅、ライトレールは68駅のうち62駅が破壊行為を受けた。さらに駅内ゲートの破壊は1951回、発券機やチャージ機の破壊は1146回、ライトレールの精算機は1502回、防犯カメラは1278回、駅出入口のモニターは1158回の破壊行為を受けた、とシナ系メディアは報じている。
ある香港在住の商業関係者は、「不動産業は停止となり、小売業は閉店し、飲食業では客が半減、ホテル宿泊料金が半額に、旅行客も半数になりました」
つつく・・・