口腔外科をやっていて 触診だけで 骨折部を見つけることが
できる場合がある
① まず 骨折の 好発部位(骨折しやすい場所)を
知っておくこと
② 腫脹(張れている部位)を 観察
③ 骨折線に沿って 触診すると 痛みが 激しい
④ 腫脹が引いていれば 骨折部に 段差を触診
このようなことを知っておくと
医療施設のないところ
口腔 顎顔面以外の 場所も
例えば 上肢 下肢の骨折も見つけられる場合がある
私自身 大学にいたころ 教授診断で異常なしの患者の
骨折を見つけたり
医療現場以外で 上肢(手首)の
骨折を見つけたりしたことがある
しかしこれは 確定診断ではない
Ⅹ線 CT などで 確認 確定診断が 必要である
ただし 医療施設がしっかりしているところでは
ちゃんとその機器を使うべきである