悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 55 恐竜の卵

2014年08月30日 00時27分57秒 | 悠のネペンテス栽培記
こんばんわ、悠です。

私のお気入りの種である恐竜の卵が、

新しい袋をつけましたので、

写真を撮ってきました。


この種はネペンテス (バイキング×ラフレシアナ・ダーク)×ビカルカラタ・レッドという、

それぞれの品種名がわからなければ、

呪文のような交配種名を持つネペンテスです。


あまりにも長すぎるなということで、

私が勝手に恐竜の卵と名づけて可愛がっていました。



もうとっくに枯れたけど。






で、

しょうがないから買いなおした訳ですよ。


ところがこの交配種、

実生と言って種から育ったため、

一つ一つの固体が、

柄模様から形に至るまで、

みんな違うんですね。


恐竜の卵と名づけただけあって、

基本的には丸く、

うずらの卵みたいに模様があるのですが、

中には細長く、

無地の袋まであるんですね。


本当に兄弟種かってくらい固体別に特徴が違います。


オリジナルの恐竜の卵を求めて、

何本か買ってみたのですが、

やはり最初の一本を超えるものは出てきません。

本当に惜しいことをしてしまいました。


ちなみに、

ネペンテス栽培記にちょくちょく出てくる、

実験用として頑張ってる3本の勇者たちというのは、

実はこの交配種のことだったりします。






で、

先日新たに購入したこの恐竜の卵、

いやもうバカかってくらい買いなおしてるのですが、

オリジナルに微妙に近いのが手に入りまして。


丸みとか模様の濃さとかは違うんですが、

なんとなぁ~く雰囲気が似てるんですよね。

これでもっと模様がバリっと濃かったら、

オリジナルと同格種に格上げしたところなのですが。


そんなわけで話しが最初に戻りまして、

新たな袋が完成しましたので、

まずはご覧いただきましょう。

よく考えたらこの栽培記で画像がのるのは、

ほぼ初かもしれません。

背景で微妙に見え隠れはしていましたが。




それではご紹介しましょう。






こちらです!






う~ん、

違うんですよ。

オリジナルはもっと模様がバリッとして丸くて、

なんというか、

ワクワクさせてくれる愛らしさがあったんですよ。

いやこれはこれで悪くないんですが、

やっぱりオリジナルと比較してしまうとどうも。



暗くなってから撮ったので、

ちょっと光量が足りないのは勘弁してください。







草体はオリジナルに比べると、

格段に大きいので迫力があります。





成長速度はさすが交配種と言う感じで、

でかい葉っぱを次々に展開していきます。

ただ袋ができるペースは、

葉っぱの成長に反比例してのんびり大きくなっていきます。

ビカルカラタの血が混じってるせいかもしれません。


でもその遺伝子を受け継いでるだけあって、

二本の牙らしきものが見えます。


やはりこういう他種には無い特徴が出ると、

途端にかっこ良く見えてくるから不思議です。





この牙の役割がなんなのか、

さっぱりとわかりませんが、

どうせならビカルカラタのように、

刺さるくらいに尖がってくれると嬉しいのですが。








実は一番の好きな角度は後姿。

愛嬌があって好き。






どうしようかなぁ、

もうちょっとだけ頑張ってオリジナルを追い求めるべきか。


でもスペースがなぁ。


ネッ友のいぼがえる氏、

ご意見をいただけるなら参考にさせていただきます(笑)




ではでは、

次回をお楽しみに。









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