今日はですね、私の夢である
電撃小説大賞
の締め切りが迫ってきているということで
いつもとは違う
ある晴れた日
をお送りいたします。
と言っても
私の妄想の話しなんですが。
今日は最後まで
私が考えてる小説の話しをしますので
興味のない方、ご注意くださいね。
というわけで、
半年ぐらい前から小説の執筆に取り組んでいるのですが
遅々として進みません。
何が進んでないかと言うと
ストーリーです。
何を隠そう、まだ骨格すら決まってない状態なのです。
一応、応募は2作品にしようと
ファンタジー系のはせっせと書いているんですが
第2案の現代物の構想がさっぱりまとまりません。
当初の企画では、タイムスリップものでした。
高校生、まあ仮にユウタ(仮名)にしときましょうか。
ユウタが、意中の同級生のナツ(仮名)に恋をするわけですが
まあ、ナツは死んでしまうわけですね。
安易にキャラを殺したくないんですが、
まあ仮の話しで。
で、失意のどん底のユウタが、ある日
タイムスリップの能力に気づく、と。
そこで歴史を変えようと奔走し
最後はめでたしめでたし。
なんか、どこかで聞きまくったような設定ですが
そこはそこ、キャラの魅力と展開で
どんどん魅せていこうじゃないかと。
さっそく原案スタート。
キャラは強気な人がいないと、進行しないし
協調性に欠ける人も必要だな。
萌キャラも絶対欲しい。
女性と男性の比率もちょっといじって…。
で、案の定、速攻つまったわけですよ。
おもしろくない。
もうこの一言です。
私は考え直しました。
ナツが死んだ原因が、
いまいちストーリーに絡めてないのではないか。
逆に、過去に戻る必要はないのではないか。
そこで今度は、
ユウタに予知夢というか、既視感(デジャ-ビュ)の能力を持たせ
未然に阻止するというのはどうか。
さらに考えを発展させ、
敢えて第三者の視点から書くのはどうか。
あいつら何やってんだ、みたいな。
ここで一つ、どんでん返しを入れれば盛り上がるのではないか。
私は構想を練り
ユウタがナツを手にかけるという展開に決めました。
おまえが殺すんかい! という感じでいこう、と。
そうなると、肉付けというか、理由が欲しくなりますね。
私は予知の語源などを調べ、「件」に行き当たりました。
おりしも、金八先生こと武田鉄矢氏がテレビで話されていて
これだ! と飛びつきました。
「件」はあの事件とかこの案件とかの「件」ですが、
読み方が違います。
件という字はなぜ件なのか。
人に牛と書いて件。
顔が人で体が牛。
もうそうなると化け物ですよね。
そう、件(くだん)と読むんですが
クダンは妖怪です。
災害などを予言し、不吉の象徴とされた妖怪。
件は、あなたはもうそのことを知っている、という意味なのです。
よしよし
私はすぐに、ユウタの設定を妖怪に変更しました。
そうなると、ナツの設定もいじりたくなります。
この二人に関わる人物たちの裏設定も、考え直さなくてはなりません。
私は初期設定のユウタが持つ超能力から、
妖怪が持つ妖術に変更したのに着目し、
それを制御する組織が存在した方が
引き締め効果があると睨みました。
妖怪退治専門の組織を構築し
肉付けを開始。
さらに、それに対抗するような別組織があった方が
展開が広がると思い、別の角度(妖怪保護)の組織も考案。
予め設定してあったキャラをここに所属させれば、
物語も深みが増すだろうと。
後半の方で、おまえがそうだったんかい!
的な感じで発表すれば、万事解決。
が、ここでもまた行き詰りました。
ひねりがない。
絶対に、中だるみしてしまう。
終盤の怒涛の展開に持ち込みたいのに、
飽きてしまっては意味がない。
せっかく不思議と不気味をイメージした設定なのに
全然ミステリアスな要素がない。
私は必死に考えました。
物語を破綻させずに
中盤でガラッと展開を変え
後半を盛り上げる方法はないか。
考え抜いた末に
一発で解決する素晴らしい方法に思い当たりました。
主人公チェンジ。
ユウタ、ナツとは
まったく関係ないはずだった人物に焦点をあて
ここで裏設定も一気に出して行こう、と。
中だるみとありきたりを打破するため
中盤での設定を一気に変えました。
主人公はワタル(仮名)。20代の会社員。
裏の顔は、妖怪専門の二つの組織を監視する、
第三の組織に所属する人物。
色々と細々とした設定を作り、性格もかなり吟味しました。
さらに、どんでん返しの要素を持たせるため
舞台は序盤のユウタ、ナツのいた時代の3年後に設定しました。
すでに事件は終了しており、ユウタもナツも消滅した後の話し。
終盤で
え、もう二人が死んだ後の話しだったの?
的な感じで持ち込もうと、また設定を作り変えました。
ここで一つ、大きな問題が。
私が書く小説は、
ハッピーエンド
が大前提の小説です。
ここまで来て、過去に戻るという設定は使いたくありません。
しかし、ユウタ、ナツはすでに存在してなく
どうハッピーエンドにもってけばよいのか。
また、
電撃小説大賞に応募するわけですから
私的には絶対に、ドキドキ感と疾走感溢れる展開にしなくてはなりません。
そういう空気をまとった人物がいればいいのですが、
ここで安易なキャラの追加は
物語を間延びさせるだけで、引き締めがいまひとつになってしまいます。
私が理想とする、
無駄を省いて内容がギッチリと詰まった小説にはなりません。
どうしよう、ですよ。
また、タイトルは
「俺の食卓」
で応募しようと思っているのですが
内容が一切食卓に絡んでません。
全然関係ない言葉を組み合わせて、思いがけない展開を狙ったのですが
このままでは企画倒れになってしまいそうです。
そこで考案したのが
起死回生の新生キャラ
「悠(ゆう)」です。
このブログを書いてる人物の名前ですね。
この「悠」に、ラプラスの悪魔の称号を与え
物語を終盤で根底から覆してやろうと。
ラプラスとは、まあ学者的な人らしく
簡単に言うと、物質の動きが予測できれば、すべてがわかる。
つまり、未来がわかる。と言った人です。
この理論は、まるで悪魔みたいだとある学者が言い
ラプラスの悪魔、になるわけですね。
それは違うよ! と思う方もいらっしゃると思いますが
今回はこれで勘弁してください。
厄災ごとですから、パンドラの箱といった要素も重要視しています。
人に絶望を与えるクダンと、希望を奪うラプラスの悪魔。
未来を知る妖怪クダン対、未来を予測するラプラスの悪魔。
これに割ってはいるべく、第三の男、ワタル。
ゲーム理論で言う、囚人のジレンマを使って進めていこうと画策中です。
すいません、今日は時間がないので
パンドラの箱とゲーム理論の説明は省かせていただきます。
読者には誰が味方で誰が敵なのか、
キャラ自身もわからないまま後半まで引っ張れば、
なかなか盛り上がるのではないか。
が、ここで一つまた問題が。
最後は
ハッピーエンド
は絶対にゆずるつもりはないんですが
空気はどうしようかと。
感動系なのか、爽快系なのか
はたまた深い衝撃系がいいのか。
それによって
登場人物たちの性格や対人関係も微妙に変え
伏線の張り方も考え直さなくてはなりません。
当初の予定では
ユウタが過去に飛び、ナツを救って感動のハッピーエンド。
めでたしめでたし。
になるはずが
私のアイディア帳は様々な要素が絡み合い
とんでもないことになっています。
どう収集をつけたらいいのか。
私の文章力で、はたしてこれを表現できるのか。
悩みは尽きません。
締め切りは迫っているのに
また違った角度の展開が浮かび
キリがありません。
時間がいくらあっても足りないですよ。
大事に使いましょう
というのが
今日のある晴れた日の結論です。
電撃小説大賞
の締め切りが迫ってきているということで
いつもとは違う
ある晴れた日
をお送りいたします。
と言っても
私の妄想の話しなんですが。
今日は最後まで
私が考えてる小説の話しをしますので
興味のない方、ご注意くださいね。
というわけで、
半年ぐらい前から小説の執筆に取り組んでいるのですが
遅々として進みません。
何が進んでないかと言うと
ストーリーです。
何を隠そう、まだ骨格すら決まってない状態なのです。
一応、応募は2作品にしようと
ファンタジー系のはせっせと書いているんですが
第2案の現代物の構想がさっぱりまとまりません。
当初の企画では、タイムスリップものでした。
高校生、まあ仮にユウタ(仮名)にしときましょうか。
ユウタが、意中の同級生のナツ(仮名)に恋をするわけですが
まあ、ナツは死んでしまうわけですね。
安易にキャラを殺したくないんですが、
まあ仮の話しで。
で、失意のどん底のユウタが、ある日
タイムスリップの能力に気づく、と。
そこで歴史を変えようと奔走し
最後はめでたしめでたし。
なんか、どこかで聞きまくったような設定ですが
そこはそこ、キャラの魅力と展開で
どんどん魅せていこうじゃないかと。
さっそく原案スタート。
キャラは強気な人がいないと、進行しないし
協調性に欠ける人も必要だな。
萌キャラも絶対欲しい。
女性と男性の比率もちょっといじって…。
で、案の定、速攻つまったわけですよ。
おもしろくない。
もうこの一言です。
私は考え直しました。
ナツが死んだ原因が、
いまいちストーリーに絡めてないのではないか。
逆に、過去に戻る必要はないのではないか。
そこで今度は、
ユウタに予知夢というか、既視感(デジャ-ビュ)の能力を持たせ
未然に阻止するというのはどうか。
さらに考えを発展させ、
敢えて第三者の視点から書くのはどうか。
あいつら何やってんだ、みたいな。
ここで一つ、どんでん返しを入れれば盛り上がるのではないか。
私は構想を練り
ユウタがナツを手にかけるという展開に決めました。
おまえが殺すんかい! という感じでいこう、と。
そうなると、肉付けというか、理由が欲しくなりますね。
私は予知の語源などを調べ、「件」に行き当たりました。
おりしも、金八先生こと武田鉄矢氏がテレビで話されていて
これだ! と飛びつきました。
「件」はあの事件とかこの案件とかの「件」ですが、
読み方が違います。
件という字はなぜ件なのか。
人に牛と書いて件。
顔が人で体が牛。
もうそうなると化け物ですよね。
そう、件(くだん)と読むんですが
クダンは妖怪です。
災害などを予言し、不吉の象徴とされた妖怪。
件は、あなたはもうそのことを知っている、という意味なのです。
よしよし
私はすぐに、ユウタの設定を妖怪に変更しました。
そうなると、ナツの設定もいじりたくなります。
この二人に関わる人物たちの裏設定も、考え直さなくてはなりません。
私は初期設定のユウタが持つ超能力から、
妖怪が持つ妖術に変更したのに着目し、
それを制御する組織が存在した方が
引き締め効果があると睨みました。
妖怪退治専門の組織を構築し
肉付けを開始。
さらに、それに対抗するような別組織があった方が
展開が広がると思い、別の角度(妖怪保護)の組織も考案。
予め設定してあったキャラをここに所属させれば、
物語も深みが増すだろうと。
後半の方で、おまえがそうだったんかい!
的な感じで発表すれば、万事解決。
が、ここでもまた行き詰りました。
ひねりがない。
絶対に、中だるみしてしまう。
終盤の怒涛の展開に持ち込みたいのに、
飽きてしまっては意味がない。
せっかく不思議と不気味をイメージした設定なのに
全然ミステリアスな要素がない。
私は必死に考えました。
物語を破綻させずに
中盤でガラッと展開を変え
後半を盛り上げる方法はないか。
考え抜いた末に
一発で解決する素晴らしい方法に思い当たりました。
主人公チェンジ。
ユウタ、ナツとは
まったく関係ないはずだった人物に焦点をあて
ここで裏設定も一気に出して行こう、と。
中だるみとありきたりを打破するため
中盤での設定を一気に変えました。
主人公はワタル(仮名)。20代の会社員。
裏の顔は、妖怪専門の二つの組織を監視する、
第三の組織に所属する人物。
色々と細々とした設定を作り、性格もかなり吟味しました。
さらに、どんでん返しの要素を持たせるため
舞台は序盤のユウタ、ナツのいた時代の3年後に設定しました。
すでに事件は終了しており、ユウタもナツも消滅した後の話し。
終盤で
え、もう二人が死んだ後の話しだったの?
的な感じで持ち込もうと、また設定を作り変えました。
ここで一つ、大きな問題が。
私が書く小説は、
ハッピーエンド
が大前提の小説です。
ここまで来て、過去に戻るという設定は使いたくありません。
しかし、ユウタ、ナツはすでに存在してなく
どうハッピーエンドにもってけばよいのか。
また、
電撃小説大賞に応募するわけですから
私的には絶対に、ドキドキ感と疾走感溢れる展開にしなくてはなりません。
そういう空気をまとった人物がいればいいのですが、
ここで安易なキャラの追加は
物語を間延びさせるだけで、引き締めがいまひとつになってしまいます。
私が理想とする、
無駄を省いて内容がギッチリと詰まった小説にはなりません。
どうしよう、ですよ。
また、タイトルは
「俺の食卓」
で応募しようと思っているのですが
内容が一切食卓に絡んでません。
全然関係ない言葉を組み合わせて、思いがけない展開を狙ったのですが
このままでは企画倒れになってしまいそうです。
そこで考案したのが
起死回生の新生キャラ
「悠(ゆう)」です。
このブログを書いてる人物の名前ですね。
この「悠」に、ラプラスの悪魔の称号を与え
物語を終盤で根底から覆してやろうと。
ラプラスとは、まあ学者的な人らしく
簡単に言うと、物質の動きが予測できれば、すべてがわかる。
つまり、未来がわかる。と言った人です。
この理論は、まるで悪魔みたいだとある学者が言い
ラプラスの悪魔、になるわけですね。
それは違うよ! と思う方もいらっしゃると思いますが
今回はこれで勘弁してください。
厄災ごとですから、パンドラの箱といった要素も重要視しています。
人に絶望を与えるクダンと、希望を奪うラプラスの悪魔。
未来を知る妖怪クダン対、未来を予測するラプラスの悪魔。
これに割ってはいるべく、第三の男、ワタル。
ゲーム理論で言う、囚人のジレンマを使って進めていこうと画策中です。
すいません、今日は時間がないので
パンドラの箱とゲーム理論の説明は省かせていただきます。
読者には誰が味方で誰が敵なのか、
キャラ自身もわからないまま後半まで引っ張れば、
なかなか盛り上がるのではないか。
が、ここで一つまた問題が。
最後は
ハッピーエンド
は絶対にゆずるつもりはないんですが
空気はどうしようかと。
感動系なのか、爽快系なのか
はたまた深い衝撃系がいいのか。
それによって
登場人物たちの性格や対人関係も微妙に変え
伏線の張り方も考え直さなくてはなりません。
当初の予定では
ユウタが過去に飛び、ナツを救って感動のハッピーエンド。
めでたしめでたし。
になるはずが
私のアイディア帳は様々な要素が絡み合い
とんでもないことになっています。
どう収集をつけたらいいのか。
私の文章力で、はたしてこれを表現できるのか。
悩みは尽きません。
締め切りは迫っているのに
また違った角度の展開が浮かび
キリがありません。
時間がいくらあっても足りないですよ。
大事に使いましょう
というのが
今日のある晴れた日の結論です。
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