悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 329 ビカルはヤバい

2017年04月09日 01時58分55秒 | 悠のネペンテス栽培記
眠いっす。


ヤバイっす。


花粉症の薬、

キメすぎました。


途中で寝てしまったらすみません。




さて、

先日、

ラフレシアナはやべーよという話しをしたのですが、

その件で、

ネペン亭あら太さんからコメントを頂きまして。



その中で、

ビカルもやべーよという議題を頂いたのですが、

そう、

ヤバすぎてすっかり忘れていたのですが、

ビカルカラータ、








こいつも相当やべーよ





ヤバさで言えば、

ビカルはトップクラスの中でも、

群を抜いてヤバイ存在で、

マニアキラーと言ってもいいくらい、

ネペンテス界のアンタッチャブルです。



ど~しても栽培してみたければ、

値は張りますが大型サイズの個体を導入し、

さらに数種類のネペンテスを同時に栽培して、

ビカルの存在を半分忘れるくらいにしとかないと、

マジで心が折れそうになります。




いったいなにがそんなにヤバイのか、

そう思う方もいらっしゃるでしょう。


これはですね、

ビカルのハイスペックなステータスを見れば、

一目瞭然。



私が勝手に提唱する、

植物栽培をやめる3大要素、


高い

即枯れ

生長しない


というものがありますが、

その中でもスペシャルな存在が、

ネペンテスなわけです。



購入から維持、

管理から周囲の理解まで、

すべての段階で敷居の高いネペンテスですが、

その中のさらにエリート集団が、

いわゆる丸形のネペンテスです。



丸形のネペンテス、

そんなに難しくないよという方は、

まず冬は―10度以下、

日照時間や高温が期待できるのは、

6月~9月にかけて、

という環境で育ててみてください。



無理だから。


3年持てばたいしたものですから。



いや、

同じ条件でちゃんと育ててるという方は、

維持するのがやっとで、

真夏の最盛期以外は、

ピッチャーなんて拝めない、

なんて状況じゃないでしょうか。



いや別に、

丸形ネペンや、

愛好家の方をディスってるわけじゃないんですよ。




ただ、

これから手を出そうと考えてる方は、

それくらい覚悟を持って始めないと、

金が飛んでくだけになりかねないということをですね、

私は言いたいわけです。



で、

その植物の難物カテゴリーに属するネペンテス、

その中の難物カテゴリーが丸形ネペンなわけなのですが、

その中のさらに難物種、

それがビカル、

いわゆるビカルエリートなのです。


まず、

原種だから高い。


そこそこのサイズであれば、

まず間違いなく万はいきます。



原種だから成長が超遅い。


遅い、

マジで遅いです。


1年で葉っぱ2~3枚が目安です、

マジで。



原種だから環境維持に失敗すると即枯れる。


え、

なんで?

て感じで自然に枯れます。



さらに、

いったん大きくなり出すと、

いきなりでかい葉っぱを出して場所を占領しつつ、

超小さいピッチャーを作ったかと思えば、

頂点芽がいきなりダメになって、

そのまま土に返っていくという。






ナメとんのかい





って言いたくなりますよマジで。



何を隠そう、

普及委員会が原種から撤退して、

交配種に絞った原因の一つが、

このビカルカラータですからね。




ええ、

私には無理だとすぐに理解して、

速攻で投げ出しました。



警告しましたからね、

私。


ビカルはヤバいと、

ちゃんと言いましたからね、

私。




それでも、

ビカルを我が手にと豪語する猛者がいらっしゃいましたら、

私にご一報ください。



一応は、

短い期間ではありますが、

栽培実績がありますので、

何かの役に立つくらいの情報は提供できるかもしれません。





ではでは、

また次回、

お会いしましょう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネペンテス栽培記 328 ... | トップ | ネペンテス栽培記 330 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿