悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 333 ネペンテス最強用土の作成

2017年04月13日 01時24分31秒 | 悠のネペンテス栽培記
また明日から、

氷点下に近い温度になるようです。


もうちょっとだと思っていましたが、

春はまだもう少し先になりそうです。



そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんは、

悠です。




最近は、

マジで何もやらなくなってきました。


寝る以外、

ホントに何もやってないかもしれません。


パソコンやスマホも、

ほとんど見なくなりました。


本も読まなくなりました。


特にこれといって、

すぐにやりたいこともありません。



満足しているなら、

それもいいのかもしれませんが、

なんていうかその、

なんていうか、

ほら、

そのなんですか、

ほら、

あの、

ほら、

なんと言いますか、

ね、







わかるっしょ








さ、

そんなわけで、

前回の続き、

ネペンテスの自家製用土についてです。




暖かくなったら、

ネペンテスの植え替えラッシュのため、

今のうちに用土のストックを増やしておかねばなりません。




毎年、

ちょっとずつ改良を重ねていた自作ブレンドですが、

ついに、

満足のいくものが出来上がったかもしれません。




昨年、

私の栽培場で、

一気に大ブレイクしたユグドラシルシステム。



彗星のごとく現れたこの栽培方法のおかげで、

数年先かと思われていた巨大な袋を、

次々と再現することに成功しました。





出来栄えの結果を見ますと、

昨年の登場した時点で、

栽培方法としては、

すでにほぼ完成されていましたが、

今回はそれをベースに、

新たな領域に踏み込んでいこうと思います。




そんなわけでですね、

今日は、

その作成過程と、

植え込み前の用土の様子をですね、

簡単に見ていただこうかと。





皆さん、

本当にラッキーですよ。




最強用土誕生の瞬間を、

いち早く見れるわけですからね。



え?


いちいち大げさ?




私はですね、

この土を、

敢えてソイルとですね、




え?


能書きうざいから早く始めろって?


















さ、

そんなわけで、

まず用意するものは鹿沼土です。





ま、

ぶっちゃけ、

これだけでもネペンテスは十分に育つんですがね。



硬質とか、

粒の選別とか、

サイズや状態などでいくつか種類があると思いますが、

基本的に、

鹿沼土であれば、

ネペンテスの生長に大きな差は出ません。




なので、

これを基本用土として、

土を混ぜていくのが、

日本のネペンテス栽培のスタンダードにですね、

なるようにですね、

これから広まるよう、

頑張っていこうと思います、

はい。




てなわけで、

さっそく配合の準備を。





手前のビニールの中、

さらに黄色い袋に入った土が、

今回の一番の目玉要素です。



これが成功したら、

ネペンテスの、

ありとあらゆる栽培が可能になります。




まずはお気に入りのブレンドボックスに、

基本の鹿沼土を投入。






用量の目安としては、

全体の3分の1になるくらいでしょうか。



毎年、

50リットル以上は使うので、

一袋は余裕で消費します。


が、

ボックスのサイズとかき混ぜる体力的に、

一回の投入で、

いいとこ3~4リットル程度といったところでしょうか。





そして次に、

期待の新星、

謎に包まれた土のようなもの、

略して、

謎ソイルを投入します。







まぁこの謎ソイルの正体は、

絶対にわからないと思いますね。



わかったら、

大したものです(上から)。



ちなみに、

ひゅうが土でも、

珪酸塩白土でも、

珪藻土でもありません。



今までのユグドラシルシステムでは、

この謎ソイルの代わりに、

赤玉土を使っていました。



赤玉土は、

非常に汎用性の高い、

良い基本用土なのですが、

私が理想とする土の状態になりづらいため、

この謎ソイルに変更いたしました、



分量は、

鹿沼土と同じ、

1:1の割合で投入します。



うまく機能してくれるといいのですが。



そして次に、

私の好きなアレを投入します。






まぁこれは、

ネペンテスに限らず、

洋ランなどを育てた方は、

見たことはなくとも、

聞いたことはあるやつじゃないでしょうか。




今回の配合で、

入れるかどうか最後まで迷ったのですが、

良好な結果を残してくれているので、

今年も入れてみることにしました。




分量は、

これも鹿沼土と同じ。



この時点で、

ベースが完成したことになります。



つまり、

この3種類の用土を、

1:1:1で混ぜ合わせたものから、

それぞれ分量を再調節して、

植物や栽培環境に合わせて配合していく形になります。




これだけでも、

丈夫で立派なネペンテスを育てることが十分に可能です。



しかも、

比率を変えるだけで、

ありとあらゆる植物が栽培可能になります。




基本の培養土というと、

赤玉土に腐葉土を混ぜたものや、

ミズゴケ単用、

保水やハンギング用にピートモスといった、

メジャーな用土がよく出てきますが、

そういったものは、

もうすべて不要になります。



このユグドラシルシステムのベース用土を使えば、

今までの問題は一発解消です。



耐久性、

軽さ、

保水性、

通気性、

保肥力、

根の保護、

劣化防止、

腐敗抵抗力、

すべての要素を兼ね備えた、

万能用土なのです。




さて、

完成度の高いこのオリジナル用土ですが、

ここから、

ユグドラシル用にスペシャルアレンジしていきます。



ここから、

トップシークレットになりますので、

詳細はお教えできませんが、

画像だけお見せしましょう。







改良剤の種類、

分量など、

とても悩みましたが、

結局、

入手しやすいという条件を優先し、

この配合にいきつきました。





あとは混ぜるだけです。


ムラが出ないよう、

ひたすら混ぜ続けます。






夏場ですと、

汗だくになってぶん投げたくなりますが、

まだ肌寒いくらいなので、

まぁちょうどいいといえばいい時期です。





そして、

遂に完成。






おおおお、





素晴らしい出来です。







何年も土を混ぜていた私にはわかる。







ええやつやん








おおー、

自分で作っといてなんですが、

これは高級培養土の匂いがぷんぷんします。



ていうか、

超高級用土ですからねこれ。




分量関係なく、

材料を揃えるだけでも、

数千円かかりますからねこれ。




さっそく、

植え替えで使っていこうと思います。



これで良好な結果が出れば、

いよいよ配布を実行して、

ユグドラシルシステムを広めていこうと思います。




ネペンテス栽培が、

いよいよ、

新たな領域に入る時がきたようです。




おっと、

そうそう、

この自家製培養土に名前をつけておかないと。



今のままだと、

ただの混ぜた土になってしまいますからね。



類似品が出ても困りますから(偉そう)、

一目で普及委員会ブランドとわかるようにしなければ。




というわけで、

この土を、










ユグドラソイルと命名しました





ネペンテスを真の姿に成長させるために生まれた、

最高品質にして最強用土、

ユグドラシルシステムの培養土に相応しい名です。










ではでは、

今日はこの辺で。





今後の展開にご期待しつつ、

次回を楽しみにお待ちください。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ストリキさんへ ()
2019-08-14 01:03:56
こんばんは!

おー、
アラタ5年くらいということは、
けっこう大きくなってる感じか、
挿し木で増やしてるkろですかね(*'▽')

大型の品種は、
環境が変わって袋が枯れて、
葉が枯れ始めると、
ただのでかい草になりがちですが、
状態を整えると、
すぐにピッチャーをつけ始めますので、
まずは小さなことに一喜一憂せずに、
環境を整えてあげることに力を入れてみてください(^^)/

昨日、
ちょっとブログを書いたのですが、
途中で寝てしまったので、
また時間をつくって、
後で書きます(^_^;)
返信する
悠さんへ (ストリキ)
2019-08-13 00:03:37
返信ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします。
自分はネペンテス アラタを5年ほど育てているのですが、先日ホームセンターでミランダに一目惚れして購入してしました。葉は9枚あり20cmくらいのピッチャーが2つあります。
大型の品種は初めてなのでわからないことは多いですが、できる限り枯らさないように頑張ってみます。
栽培記楽しみにしていますね。また質問させてください!
返信する
ストリキさんへ ()
2019-08-12 23:16:29
こんばんは!

コメントありがとうございます、
これからよろしくお願いします(*‘ω‘ *)

ユグドラシルシステムについては、
まだ私も研究中なのと、
何か根拠があってやってるわけではないので、
きちんとした答えや、
正しい情報としてお伝えは難しい代物なのですが、
もしそれでも良かったら、
栽培記516にて書きますので、
良かったらご参考ください(^^)/
返信する
ユグドラシルシステムについて (ストリキ)
2019-08-12 01:56:52
初めてコメントさせていただきます。

ユグドラソイルの役割などはこのブログの記事をかなり遡って少しは分かったつもりでいるのですが、ユグドラソイルを使った水耕栽培の方法がわかりません。
図々しいお願いかもしれませんが、基本的な方法を教えて頂けないでしょうか。

また、ユグドラソイルを使った腰水栽培は可能でしょうか。
返信する
謎ソイル ()
2019-07-17 23:03:10
正解です!笑
返信する
Unknown (Unknown)
2019-07-17 17:47:23
十和田水砂っぽい
返信する
Unknownさんへ ()
2018-11-22 11:42:38
こんにちは!

いやはや、
申し訳ないないです(;´Д`)

ご質問には個別に返答させて頂いてましたので、
良かったらまたコメント欄にでもよろしくお願いします(^ω^)
返信する
Unknown (Unknown)
2018-11-21 23:03:33
教える気がないのに記事書いて読者をバカにしていくスタイル、、、何がしたいのか、、、。

ほんのちょっと参考にはなりましたけど、正直検索ノイズ情報ですなぁ。こういうサイトが検索でヒットするのは本当に厄介。
返信する
ネペン亭あら太さんへ ()
2017-04-16 00:59:08
こんばんは!


秘密というほど大層なものではないのですが、

まだ実際に植えこんでもないので、

ちょっと様子を見てからの方がいいかと思いまして笑


室内栽培時を考慮して、

水はけを良くしたかったので、

砂利系の用土を混ぜてみた感じです(^^)


リベラファームさんの用土いいですよね!

私も栽培当初はお世話になってました(^ω^)


そうなんですよ~、

ミズゴケ高いんで、

もう鉢底に敷くぐらいしか使ってないですね~笑


高温と高湿度、

強めの光が確保できるようであれば、

ミズゴケは凄くいいのですが、

それ以外は、

配合用土の方が、

私のところでは成績がいいですね(^ω^)
返信する
おー (ネペン亭あら太)
2017-04-15 11:02:36
用土ですか!
秘密は教えてくれないのですね。
気になります。

うちはリベラルファームさんのNepenthes用土か、水苔植えを基本にしてます。

水苔がやっぱり調子が良いような気がしますが、高い!それにつきますね。

以前ヤフオクでNepenthesを買った時に栽培家さんに用土について聞いたのですが、「その人の好みですね。礫系のみでは根に重たいし、水苔のみでは水やりのタイミングが掴みづらいですからね」とアドバイスいただきました。

Nepenthes用土の方が植え替えもしやすいからありがたいんですけどね
返信する

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