悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 426 メモリアル企画 第一弾 がじゅまるチャレンジ

2017年08月16日 02時59分56秒 | 悠のネペンテス栽培記
ついにこの時がやってまいりました。


やるやる言いながら、

一向にやる気配のなかったメモリアル企画。


ようやく、

公約を果たせる日がきたようです。



そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんは、

悠です。



で、

すみません、

こんなめでたい瞬間を迎える時になんですが、

ちょっと愚痴を言わせてください。


もう何度も言ってるかもしれませんが、

このプラウザのク〇使用についてです。


もうね、

これもうわざとやってるでしょってくらい、

本当にって、

いや、

やめましょう。


せっかくの記念ですからね。


ちょっとあまりにもあまりな感じなので、

大人げなく頭に血が上りそうになってしまいました。





えー、

ここまで書くのに、

パソコンを2回立ち上げてますので、

何があったかは省略しますが、

私の気持ちだけは察していただけると、

助かります。



あと一回つまったら、

もうメモリアル企画は延期と思ってましたので、

安定している今のうちに急いで書きたいと思います。



さて、

今回のメモリアル企画ですが、

前回のメモリアル企画に引き続き、

植物のプレゼントという内容になっております。



これまでもなかなか好評でしたので、

そのまま同じ内容で、

ちょっとレアな植物をと当初は考えていたのですが、

いや待てよと。


せっかくの企画ですから、

ここは一つ、

栽培技術と言いますか、

普及委員の実力を世に示す、

良い機会だと思い立ちまして。



さらには、

配った植物がその後どうなったのか、

ちょっと気になるという部分もありまして。



今回はですね、

遊び心を取り入れた、




チャレンジ企画という内容にいたしました




チャレンジと言いましても、

内容は至ってシンプルで、

ご自宅に届いた植物を育て、

私が出した課題をクリアすればOKというものです。



で、

見事クリアされた方には、

さらに豪華賞品をプレゼントと、

まぁ簡単に言えば、

そういう企画なわけです。



ただですよ、

その内容が無理難題で、

ちょっとズルくね?

ってなったら、

せっかくの企画が台無しですから、

達成内容にレベルを設け、

その達成度によって、

賞品が変わってくるという、

段階方式にすることにしました。



これですと、

レベルに応じて挑戦できるわけですから、

より参加しやすくなるはずです。


さらに、

配布する植物ごとに課題を設定しましたので、

これだったら、

という選択肢も出やすくなると思います。



というわけで、

メモリアル企画第一弾は、

表題の通り、

がじゅまるチャレンジです。


あ、

ガジュマルはカタカナ表記が一般的ですが、

タイトル表記のがじゅまるチャレンジだけ、

敢えてひらがなにしてあります。



ガジュマルは熱帯性の植物で、

沖縄の方ではキジムナーという妖精が棲む樹と言われており、

詳しくはググって頂くとして、

要は観葉植物です。



かなりメジャーな植物で、

よく根元が肥大化した状態で売られており、

独特な形状がとても人気で、

100均とかでも見かけることがあるかもしれません。



私はこのガジュマルを、

ピンポン玉サイズの時に購入し、

そのピンポン玉のようなボディから、

一本だけ枝が出ており、

そこからピョコっと出た葉がお気に入りで、

ずっと育ててきました。


ガジュマルにまつわる伝承とか、

そういうのはよくわからないのですが、

私の中ではとにかく縁起のいい植物でして。


と言いますのも、

実は、

一回だけひん死状態になったことがありまして。


管理ミスで、

胴体部分の内側が腐ってしまい、

ピンポン玉の中身がほぼ空洞になってしまうという、

もうこりゃダメだなという状態に陥ってしまったのです。


廃棄にしても仕方ない状態でしたが、

完全に枯れるまで、

取り敢えず土に挿しておいたのですが、

これが見事に復活しまして。



不死鳥の如く甦った私のガジュマルは、

それ以来、

すくすくと成長を続け、

いつしかマザーツリーとなり、

枝から挿し木した株を、

何人かにプレゼントするまでに至りました。



そういうわけで、

私の中では、

このガジュマルは復活の象徴となり、

その後の成長が、

大成と健康長寿を彷彿とさせる、

大変な縁起物の樹となったわけです。



他のガジュマルはどうか知りませんが、

私の用意した挿し木は、

マザーツリーから直接切り取って植えたものですから、

ご利益とまでは言いませんが、

誰かにプレゼントする植物としては、

これ以上ないくらいの打ってつけではないかと、

勝手に自負しております。




さて、

能書きはこれくらいにして、

今回のチャレンジ内容ですが、

それはズバリ、

私をうならせたら達成と、

ちょっとアバウトですが、

そういう形にしたいと思います。


ていうか、




うならせたらってなんやねん




と思われるでしょうが、

やっぱり挑戦するからには、

ぜひ達成して頂きたいので、

救済措置の一つとして、

私の匙加減も加味すると、

まぁそういう理由です。




ただ、

一応、

審査基準は用意しましたので、

以下が判断材料になります。


難易度は、

3段階で設定いたしました。





まず、


Level 1


石付き



色々な系統があると思いますが、

ここは単純に、

根元に石があればOKとしましょう。



これは盆栽にもよく使われるテクニックで、

植物育成のスキルアップにもなりますから、

ぜひ挑戦して頂きたいですね。


これは初級のレベルなので、

賞品は何か適当なものを用意させて頂きます。


ただ、

出来栄えによっては、

高得点として商品も変わってきます。


初歩として、

石を巻き込んでる、

石を抱いている、

中級として、

石から生えてるように見える、

上級として、

石を持ち上げてる、

という感じになります。


また、

石ではなかったりなど、

独創的な作りで私がうなった場合は、

さらなる高得点をつけさせて頂きます。


石のサイズや形、

全体のバランスなども加点対象といたします。



続きまして、

Level 2


タコ立ち


根が浮き上がってる状態と言いますか、

木が立ってるように見えれば合格です。


絶妙なバランスであるほど、

高得点とさせて頂きます。


簡単な方法として、

石抱き状態の時に石を抜けば、

そのままタコ立ちになりますので、

賞品もそれなりのものを用意いたします。




そしていよいよ難易度MAX、

スーパーチャレンジがこちら。




Level 3


ラピュタ



文字通り、

樹をラピュタ状態にすれば合格です。



ポイントとしては、

根元の極肥大化、

樹冠はアフロ、

幹元はガッシリ、

この3点が判断基準になります。


実生と違って、

挿し木は幹が肥大化しませんので、

いかに根と気根を駆使して株元を膨らませるか、

いかに樹勢を強くして葉を広げさせるかかが、

成功の秘訣になるでしょう。


ちょっと時間がないので、

気根に関してはググって頂くとして。



以上が、

チャレンジ内容になります。




それでは、

ようやくですが、

配布する樹をご覧いただきましょう。




こちらです。





ちょっと大きいので、

郵送の際は枝の一部をカットするかもしれません。




一から育てるのは大変なので、

気根がすでに生え始めてる株をお送りします。




挿し木の幹元を肥大化させるのはかなり難しいので、

やはり根と気根の組み合わせが鍵になるでしょう。




枝を切って再度挿し木をし、

連なりや株立ちにしても面白いかもしれません。



根張り確認済みのものを用意しましたので、

好みの用土に植え替えるか、

このまま根を熟成させるかは、

お任せいたします。




ただ、

根がキーワードになるため、

いずれにせよ、

根洗いや浅植えの繰り返しという作業は、

必須になってきます。



春先の肥料や、

夏場の植え替え、

秋口の剪定など、

観葉植物を栽培する勉強が全部できますので、

むしろ初心者の方にこそ、

ぜひ挑戦して頂きたいですね。


植物を育てるとはどういうことか、

このガジュマルの樹が、

パートナーとして、

この先もずっと教え続けてくれると思います。



この企画の応募期限は特にありません。


しいて言えば、

なくなり次第終了というところでしょうか、


幾つか用意しましたので、

参加される方は、

まずはコメントを頂けたらと思います。





最後に、

マザーツリーの画像でしめたいと思います。



中学、

高校、

大学、

そして就職、

転勤や引っ越しなど、

あらゆる場面で常に一緒にいてくれた、

私の最も大切にしている樹です。





何度も植え替えを繰り返し、

今の形になりました。





この形が人にどう映るかわかりませんが、

私にとっては、

この成長を誇りに思っています。





根を整理して形を整えるべきなのですが、

マザーツリーだけは極力手を加えないようにしています。



あのひん死のピンポン玉が、

よくここまで育ったもんだと、

見るたびに思いますね。





あ、

ちなみに、

ゴムの木の一種なので、

切るとねばつく白い樹液が出ますので、

剪定の際はご注意くださいね。


もちろん、

食用ではないので、

決して目や口に入れないようにしてください。




ではでは、

また次回、

お会いしましょう。




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