悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 425 早起きチャレンジ 11日目 さりげなく再開してみる

2017年08月15日 12時05分12秒 | 悠のネペンテス栽培記
おはようございます、

悠です。



えー、

誰もおぼえてないであろうこの早起き企画、

いつの間にか当然の如く消滅してしまったのですが、

その反省点を活かして再開することにしました。


前回はですね、

とにかく毎朝早起きするという、

無茶な方法で始めてしまったので、

今回は、

まず休みの日に早起きして、

休みを満喫しながら自然と早起き体質に移行する、

という、

かなり甘めな設定に変更いたしました。



そもそも、

休みが少ないので、

これがどれほどの効果があるか、

ちょっと疑問ではありますが、

いつもは昼過ぎまで気を失っていますので、

年間の起床時間と回数を平均すれば、

全体的に早起き傾向になってきていると、

言えなくもないような状態になる予定です。



あ、

ちなみに例のメモリアル企画と今回は、

まったくの別件なので、

同時進行で紛らわしくてすみません。








さて、

せっかく休日に早起きしたわけですから、

私の緑たちを朝の爽快な時間帯に満喫するのが、

醍醐味であるはずです。



私はさっそく淹れ立てのーヒーを片手に、

サンダルと短パンで栽培場に向かったわけです。



そこで、

朝っぱらから、

ショッキングな光景を目にしまして。



もうテンション激落ちです。



何があったかと言いますと、

いつものように、

ネペンテスの状態をチェックして、

樹木ゾーンへ向かったんですね。



そこは、

桜を中心に、

藤などの日本の花木や、

盆栽に使う素材や苔を栽培している場所なのですが、

その一角に、

これからライフワークにしようと思っている、

アゲハ蝶の幼虫を観察するための、

山採りの山椒を何本か育てていたんですね。



今年は樹勢を伸ばすため、

あまり産卵しないよう、

隅っこの方に隠していたのですが、

それでもやっぱり一匹の幼虫が、

いつの間にか引っ付いていましたので、

毎日観察してたわけですよ。


初齢か二齢幼虫くらいなので、

かなりちっちゃく、

見分けが難しいのですが、

いつものナミアゲハと微妙に違いますので、

おそらくクロアゲハの子供だと思います。


アゲハの幼虫は初期のころはほとんど動かず、

とにかくじっとしているのですが、

山椒の葉のやわらかいところが、

よく見ると僅かに齧られていたりと、

その変化を楽しんでいたわけです。


で、

今日の様子はどうかなと、

ご機嫌で山椒をのぞき込むと、

何やら奇怪な容姿の蜂が、

山椒の枝をウロウロとしているではありませんか。



ここ最近、

クモがやたらと増えてきたので、

狩り蜂が集まってきたのかと思ったのですが、

かなりヤバそうな雰囲気の蜂なので、

これは寄生蜂だとすぐに判断しました。


いや、

狩り蜂も寄生蜂みたいなものですが、

これは芋虫を専門とする、

かなりヤバい種類です。


田畑の農作物を食い荒らす芋虫を退治するので、

農家にとってはいいのかもしれませんが、

私的には登場は勘弁願いたい相手です。



で、

その蜂が触覚を振り回して、

山椒の樹を次から次へとウロウロウロウロ。


アゲハの幼虫は無事か、

ハラハラ見守っていたわけです。


あ、

通年野外栽培の木に限っては、

深刻なダメージを負う以外は、

基本的に自然の状態を維持して手を加えないという、

独自の謎ルールを設定してましたので、

ここは成り行きを見守るしかないわけです。



で、

その蜂がついにアゲハの幼虫に接近し、

触覚で丹念に葉を一枚一枚確認していくわけですよ。



あ、

虫の触覚なので、

肉眼では確認が難しいハイスピードなのですがね。


これ、

工場とかのライン工の方だとしたら、

神業レベルの作業速度ですよ。


虫なので、

人間と比べるのもどうかと思うんですがね。





で、

アゲハの幼虫も、

ヤバい奴の接近にすぐに気づき、

普段はまったく動かないのに、

本能的に身構えるわけです。


やっぱり、

じっとしてるだけでやり過ごせるような、

生半可なレベルの相手ではないということが、

もうわかるんでしょうね。



息詰まる緊張感の中、

ついに蜂の触覚が幼虫に触れる瞬間が。



どうでもいいですけど、

何回打っても蜂が鉢と変換されてしまうので、

もうハチと表記します。


いやマジで使えないんですよ、

このインターフェース。


この前なんか、

一度打った言葉をメモリーする機能があるのですが、

そのメモリーがって、

それはどうでもいいのでおいといて。



で、

その触覚が幼虫に触れるか否かの瞬間ですよ、

もう電光石火とはこのことだとしか、

表現のしようがない速度で、





ガバッ!


ブスッ!




コラァァァァァァァ!!!




凄すぎでしょこのハチ。


本職は仕事が早すぎですよマジで。


生粋のハンターって、

確実性のみを最重要視しているため、

派手さはいっさいなく、

スナイパーのように淡々と仕事をこなしていくんですね。



ツノを出して必死で抵抗する、

米粒よりも小さな幼虫をよそに、

僅か数秒で仕事を仕上げて去っていくハチ。



失敗は考えにくいので、

もう卵を植え付けられたのは間違いないでしょう。


この後、

幼虫はハチの子供を体内に宿したまま成長し、

最後は幼虫からハチが出てくるという、

ホラー展開が待つだけです。



どうせもう助からないなら、

山椒の葉も限りがありますし、

まだ小さいうちに、

いっそのこと捕殺して楽にしてやるか、

ちょっと考えましたが、

それこそ自然に任せるというルールに違反してしまいます。



いやほんと、

自然てうまく出来てるんですね。


蝶が増えれば増えるほど、

緑が食い荒らされていくわけで。



そうすると、

どこからともなくこういう調整役が現れて、

全体数に制限をかけていくというね。



まぁ来年以降からは、

準備が整い次第、

幼虫を保護して育てる方法に切り替えますので、

今年はもう仕方がないでしょう。



カラスアゲハの羽化が見たかったのですが、

残念です。




って、

せっかく早起きしたのに、

ブログ書いてたらもうこんな時間です。




ではでは、

休みを満喫しなければならないので、

前半部はこの辺で。




夜はメモリアル企画を書きますので、

またよろしくお願いします。





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