今月から
私の部屋で生活するものが来るので
今日はその準備をしていました。
と言っても、人間ではありません。
ギリシャリクガメ
というカメをご存知でしょうか。
彼らは飲む以外には水を必要とせず
陸上で一生を過ごす種族です。
どのくらい水を必要としないかと言うと
まったく泳げないくらい
水と縁がありません。
私が唯一飼ってるペットでして
大学のころに買ってきたので
もう5~6年くらいの付き合いになるでしょうか。
当時はまだピンポン玉くらいの大きさで
ちょこまかと私の後をついてきて
大変可愛かったのですが、
今は20cmくらいの大きさまで成長してしまい
私の足を見つけては登ろうとし
手をのばせば噛み付いてきます。
私の家に友人が遊びに来て
カメを飼ってる話しをすると
みんな水槽を探し始めます。
私のカメは水を必要としないので
庭に案内します。
10m四方のわりと広大な大地を
我が物顔で歩き回るカメ。
水はいいのかとよく聞かれますが、
説明が面倒なので
高級なカメだから必要ないとだけ言います。
実際、高いです。
私の貯金を圧迫するほどではありませんが
冬場は維持費もかかります。
ギリシャリクガメ
というのは、
別にギリシャ地方に住んでいる
というわけではないみたいです。
甲羅の模様が、
ギリシャモザイクという絵に似ているからと
何かで読んだ気がするように思ったような感じがします。
なので
あちこちに亜種と呼ばれる近親が存在し
住む地域や環境によって
生活スタイルが異なってくるようです。
私のカメは
販売時にギリシャリクガメとだけ言われたので
冬眠ができるタイプかどうかもわかりません。
本当にギリシャリクガメなのか
という質問にさえ
リクガメなのは間違いない
としか答えられません。
夏場はいいのですが
冬場は
カメは変温動物なので体温が維持できず
冬眠にチャレンジさせる勇気のない私は
家の中に取り込んで
専用の保温ライトや保温シートを使って
夏に近い環境を再現します。
維持費がかかるというのは
そういう意味です。
しかし
カメは太陽の子なので
日光がかならず必要になります。
カメはよく天気のいい日は
日当たりのいい場所で変な格好で寝てますが
彼らは何ものん気に
日光浴を楽しんでるわけではないようなのです。
太陽の力をかりて体温を上昇させる
甲羅についた虫や雑菌を駆除する
という理由はもちろんありますが、
一番の理由は、
生きるため
なのです。
カメの甲羅は特殊な構造になっているみたいで
日光に含まれる
女性が嫌がる紫外線を使って形成されます。
つまり
日光がないと甲羅が変形してしまい
様々な病気を併発させ
そのまま死に至ってしまうのです。
えらいこっちゃですよ。
当時、無知だった私はその事実に驚愕し
家の中にいたカメを外に放り出し
ペット屋に駆け込みました。
なんと、カメに必要な紫外線の出るライトが
ペットショップには普通に販売されているんですよ。
私が買ったライトは、
人には言えないくらいの超高額商品で
値段を見て目ん玉が飛び出ました。
もう3匹くらいギリシャリクガメが買えそうな値段です。
名前も近未来のロボットのような感じで
すべてに驚いて腰を抜かしそうになったものです。
まさか電球を買いに行くのに
銀行に行ってから出直すハメになるとは思いませんでした。
そんなこんなで数年間
がさつな私の飼育に
よく耐えて
ふてぶてしく生き残ってくれたものです。
朝は私に
溺れないように湯を浅く張ったバケツ
つまり風呂に入れてもらい
おやつの時間には
母からイチゴやブドウなど高価な果物をもらい
遊び疲れては父に作ってもらった
カメ小屋に潜るという
人間よりも悠々自適な生活を送っています。
庭はカメにとっては結構な広さで
隠れるところがいっぱいあるのですが
なぜか時間になると
カメ小屋に帰ってきます。
父は、
俺が作ったからだと自慢げに言いますが、
私はそれが不思議でなりません。
カメにも帰巣本能みたいなのがあるのでしょうか。
長々となってしまったので
今回はこれくらいにしておきます。
とても思い出は語りつくせません。
また次回に楽しみをとっておくことにします。
ではでは。
私の部屋で生活するものが来るので
今日はその準備をしていました。
と言っても、人間ではありません。
ギリシャリクガメ
というカメをご存知でしょうか。
彼らは飲む以外には水を必要とせず
陸上で一生を過ごす種族です。
どのくらい水を必要としないかと言うと
まったく泳げないくらい
水と縁がありません。
私が唯一飼ってるペットでして
大学のころに買ってきたので
もう5~6年くらいの付き合いになるでしょうか。
当時はまだピンポン玉くらいの大きさで
ちょこまかと私の後をついてきて
大変可愛かったのですが、
今は20cmくらいの大きさまで成長してしまい
私の足を見つけては登ろうとし
手をのばせば噛み付いてきます。
私の家に友人が遊びに来て
カメを飼ってる話しをすると
みんな水槽を探し始めます。
私のカメは水を必要としないので
庭に案内します。
10m四方のわりと広大な大地を
我が物顔で歩き回るカメ。
水はいいのかとよく聞かれますが、
説明が面倒なので
高級なカメだから必要ないとだけ言います。
実際、高いです。
私の貯金を圧迫するほどではありませんが
冬場は維持費もかかります。
ギリシャリクガメ
というのは、
別にギリシャ地方に住んでいる
というわけではないみたいです。
甲羅の模様が、
ギリシャモザイクという絵に似ているからと
何かで読んだ気がするように思ったような感じがします。
なので
あちこちに亜種と呼ばれる近親が存在し
住む地域や環境によって
生活スタイルが異なってくるようです。
私のカメは
販売時にギリシャリクガメとだけ言われたので
冬眠ができるタイプかどうかもわかりません。
本当にギリシャリクガメなのか
という質問にさえ
リクガメなのは間違いない
としか答えられません。
夏場はいいのですが
冬場は
カメは変温動物なので体温が維持できず
冬眠にチャレンジさせる勇気のない私は
家の中に取り込んで
専用の保温ライトや保温シートを使って
夏に近い環境を再現します。
維持費がかかるというのは
そういう意味です。
しかし
カメは太陽の子なので
日光がかならず必要になります。
カメはよく天気のいい日は
日当たりのいい場所で変な格好で寝てますが
彼らは何ものん気に
日光浴を楽しんでるわけではないようなのです。
太陽の力をかりて体温を上昇させる
甲羅についた虫や雑菌を駆除する
という理由はもちろんありますが、
一番の理由は、
生きるため
なのです。
カメの甲羅は特殊な構造になっているみたいで
日光に含まれる
女性が嫌がる紫外線を使って形成されます。
つまり
日光がないと甲羅が変形してしまい
様々な病気を併発させ
そのまま死に至ってしまうのです。
えらいこっちゃですよ。
当時、無知だった私はその事実に驚愕し
家の中にいたカメを外に放り出し
ペット屋に駆け込みました。
なんと、カメに必要な紫外線の出るライトが
ペットショップには普通に販売されているんですよ。
私が買ったライトは、
人には言えないくらいの超高額商品で
値段を見て目ん玉が飛び出ました。
もう3匹くらいギリシャリクガメが買えそうな値段です。
名前も近未来のロボットのような感じで
すべてに驚いて腰を抜かしそうになったものです。
まさか電球を買いに行くのに
銀行に行ってから出直すハメになるとは思いませんでした。
そんなこんなで数年間
がさつな私の飼育に
よく耐えて
ふてぶてしく生き残ってくれたものです。
朝は私に
溺れないように湯を浅く張ったバケツ
つまり風呂に入れてもらい
おやつの時間には
母からイチゴやブドウなど高価な果物をもらい
遊び疲れては父に作ってもらった
カメ小屋に潜るという
人間よりも悠々自適な生活を送っています。
庭はカメにとっては結構な広さで
隠れるところがいっぱいあるのですが
なぜか時間になると
カメ小屋に帰ってきます。
父は、
俺が作ったからだと自慢げに言いますが、
私はそれが不思議でなりません。
カメにも帰巣本能みたいなのがあるのでしょうか。
長々となってしまったので
今回はこれくらいにしておきます。
とても思い出は語りつくせません。
また次回に楽しみをとっておくことにします。
ではでは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます