衆議院の定数削減の記事が目にとまりました。
以前国勢調査の調査員を引き受けた話を取り上げましたが、その国勢調査の結果、ずいぶん首都圏への集中が進んでいるようです。
これを踏まえて、衆議院の定数削減が議論になっているようですが、削減で最も影響が深刻である自民党ですから「国士」のいない現在の代議士連中の案としては当然のような案が出ています。
天下国家よりも自分たちの利益や選挙しか目に入らないのでしょうね。もちろん民主党始め他の政党も全く同じですが。
地方の意見・・・と言うフレーズが必ず出てきます。しかし、私から見れば、都市部やその周辺の意見はずっと無視され続けてきたのではないでしょうか?_
北海道から鹿児島まで仕事でずいぶん飛び回りましたが、地方のインフラの整備されていること!それに引き替え、首都近郊の住宅街のインフラの貧しいこと!
駅までわずか5分もかからず、上野駅まで各駅停車でも25分で着くような我が家の周辺は、道路幅も4m、一方通行だらけで歩道もなし。本下水の配管も私の努力で昨年末にようやく実現!
もちろん、地域への利益誘導は代議士始め政治家に期待してはいけない分野です。本来政治家とは国家の大計を立てるべき存在ですが、現実には地元への利益誘導ばかり。
都市部やその周辺が抱えている問題を真剣に取り上げようとする与党の政治家は居なかったのではないでしょうか?
ただし、東京などへの人口集中の問題はまた別次元ですね。そもそも長州の連中が政権を取った時以来の問題だと思いますのでまた別項を。
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