『砂に消えた涙』に続いてミーナ。日本人にも親しまれたカンツォーネの数々を歌っていますが、チンクゥエッティが登場して以来カンツォーネを聞くようになった青少年には少しだけお姉さんです。
この曲も、実はミーナの曲と知ったのはかなり後になってからです。当時小学生の私が聞いたのは、森山加代子かザ・ピーナッツか・・・両方とも強烈な印象なんですが、家にテレビが来たばかりの頃でしたし、小学校の教員をしていた父は歌番組など「あれは不良の歌だ!」と言って見せてはもらえませんでしたから、同級生の歌っているのを聞いて覚えたり、テレビが置いてある酒屋さん(居酒屋ではなく「酒屋」)の店先で見たりした記憶がありますね。
森山加代子は1960年、この「月影のナポリ」でレコードデビューしています。
ところで、日本語の歌詞に「キスして欲しい・・・」とか「・・・口づけ・・・」と言う言葉があって小学生にはなかなか刺激的でした。同級生の女の子と話しをすることも意外と照れくさくてはっきりものも言えないような時代でしたからね。
でも、後から分かったことですが、「キスして欲しい・・・」と言う歌詞は森山加代子。「ティンティンと口づけ・・・」はザ・ピーナッツの歌詞だったんですね!
ところで、ミーナと言う名前・・・最近の日本ではアニメのキャラクターの名前の方が有名。若者にミーナというと「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ 」のことが多いんでしょうか?また、「Mina」は雑誌の名前のようですし・・・
閑話休題。ミーナの歌声です。ウ~ム、やはり当時の森山加代子やザ・ピーナッツよりカッコいいですね~~~
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