白内障で右目の手術をして以来、パソコンや書物を見るのが不自由なのでなかなか更新できません。なので、以前にこのブログで取り上げて以降リンク切れになっている曲を取り上げていきます。
フレンチポップス(シャンソン)でこのところ連続して取り上げているユーロビジョン・ソング・コンテストの入賞曲を取り上げていきます。
1956年に始まったこのユーロビジョン・ソング・コンテストですが、フランス語が公用語や公用語の一つとして使われている国(フランス、ルクセンブルグ、ベルギー、スイス、モナコ)の1960年代~1970年代の入賞曲の内、日本でも知られているような曲をひととおり眺めてみましょう。
歌手の前の*印はこのブログで取り上げた曲です。
1960年 フランス・・・ジャクリーヌ・ボワイエ Tom Pillibi(トム・ピリビ)、モナコ・・・フランソワ・ドゥゲルト Ce soir-là、など
1961年 ルクセンブルグ・・・ジャン=クロード・パスカル Nous les amoureux(二人は恋人)
1962年 フランス・・・イザベル・オーブレ Un premier amour(はじめての愛)
1963年 フランス・・・*アラン・バリエール Elle était si jolie(愛しあったとき) モナコ・・・フランソワーズ・アルディ L'amour s'en va
1964年 ルクセンブルグ・・・ユーグ・オーフレイ Dès que le printemps revient (優勝曲は、ジリオラ・チンクェッティのNon ho l'età 夢みる想い)
1965年 ルクセンブルグ・・・フランス・ギャル Poupée de cire, poupée de son(夢見るシャンソン人形) フランス・・・*ギイ・マルデル N'avoue jamais(決して言わないで) モナコ・・・マージョリー・ノエル Va dire à l'amour(慕情の季節 「そよ風に乗って」のB面にカップリング)
1966年 ルクセンブルグ・・・*ミシェル・トール Ce soir je t'attendais フランス・・・ドミニク・ワルテル Chez nous
1967年 ルクセンブルグ・・・ヴィッキー・レアンドロス L'amour est bleu(恋は水色) フランス・・・ノエル・コルディエ Il doit faire beau là-bas
1968年 フランス・・・イザベル・オーブレ La Source(恋人たちの泉)
1969年 フランス・・・*フリーダ・ボッカーラ Un jour, un enfant(リラの季節)
1970年 フランス・・・ギイ・ボネ Marie-Blanche
1971年 モナコ・・・*セヴェリーヌ Un banc, un arbre, une rue(明日に夢見て)
1972年 ルクセンブルグ・・・*ヴィッキー・レアンドロス Après toi(想い出に生きる)
1973年 ルクセンブルグ・・・*アンヌ=マリー・ダヴィッド Tu te reconnaîtras(愛は美わしく)
1974年 (大統領の葬儀のためフランス欠場、アバの「恋のウオータールー」が優勝している。)
1975年 フランス・・・ニコール・リュー Et bonjour à toi l'artiste(そよ風の贈り物)
1970年以降はプログレッシヴ・ロックやクラッシックの方が良く聞いていたように思います。
さて、今日取り上げるイザベル・オーブレは、単なるフレンチポップス(シャンソン)歌手として記憶しているのではなく、フランスの連続テレビドラマ(映画)で「Poly」というサーカスの子馬と少年たちの交流を描いた作品の主題歌を歌っていたので覚えていたのです。1961年頃のテレビ映画なのでちょうど新人歌手として人気が上昇している頃だったのでしょうね。
今回は、表題のとおり1968年の3位入賞曲「La Source」(邦題:恋人たちの泉)という大変美しい歌をお聴きください。
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