見出し画像

ラヂオ惑星モルファス

ベティ・クルティス・・・Occhi Neri Cielo Blu(黒い瞳に青い空)

カンツォーネを聞くようになったのは1964年サンレモ音楽祭のビデオが放映され、ジリオラ・チンクェッティの「夢見る想い」を聞いた時から・・・とは、このブログで何度か触れています。しかし、当時の日本は洋楽が結構あふれていて、結構アメリカ以外のポップスも沢山聞けましたね。
日本人の歌手も、カンツォーネやシャンソンをカヴァーしてヒットを飛ばしていました。そうした曲は、昔ながらの日本の歌謡曲に飽き足らない私たちより5年くらい年上の世代が沢山聞いていたと思います。
私も、小学生~中学生のはじめの頃こうした曲を聴いたような気がします。
なので、なんとなく聞いた記憶がある曲を探して紹介したいと思います。

さて、今日の「Occhi Neri Cielo Blu」(邦題:黒い瞳に青い空)は1963年のサンレモ音楽祭入賞曲で、大御所クラウディオ・ビルラが歌い日本でもレコードが発売されていました。
しかし、私はこの曲を女性歌手の声で記憶していました。ラジオの番組・・・何だったかは全く覚えていません・・・で特徴的な歌い方(後に装飾音符がある・・・)を聞いて、へえ~こんな風に歌う人もいるんだ、と感じたのでしょうね。これは誰が歌っているんだろう、なんて歌なんだろう・・・と探し回っていましたが、ベティ・クルティスの「Occhi Neri Cielo Blu」だと分かったのはずっと後のことでしたし、サンレモの入賞曲だと知りクラウディオ・ビルラが歌ったのを聞いたのはさらに後になってからでしたけれど。
中学生の頃、自分のレコードプレーヤーなど持ってもいませんし、お小遣いも月額100円くらいの時代ですからね~レコードを買うなんてまるで夢のような世界でした。もっとも、当時でもお金持ちの家では大きな家具のようなステレオがあったりしていましたから、我が家はことさら貧しかったのかな?

それはともかく、たった一度ラジオから流れたメロディを覚えていたのですから、以前に紹介したレモ・ジェルマーニの「Stasera No, No, No」(今夜はダメ)と同じように、若かった私に強烈な印象を与えたのは間違いありませんね。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「カンツォーネ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事