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日本人の歌手も、カンツォーネやシャンソンをカヴァーしてヒットを飛ばしていました。そうした曲は、昔ながらの日本の歌謡曲に飽き足らない私たちより5年くらい年上の世代が沢山聞いていたと思います。
私も、小学生~中学生のはじめの頃こうした曲を聴いたような気がします。
なので、なんとなく聞いた記憶がある曲を探して紹介したいと思います。
さて、今日の「Occhi Neri Cielo Blu」(邦題:黒い瞳に青い空)は1963年のサンレモ音楽祭入賞曲で、大御所クラウディオ・ビルラが歌い日本でもレコードが発売されていました。
しかし、私はこの曲を女性歌手の声で記憶していました。ラジオの番組・・・何だったかは全く覚えていません・・・で特徴的な歌い方(後に装飾音符がある・・・)を聞いて、へえ~こんな風に歌う人もいるんだ、と感じたのでしょうね。これは誰が歌っているんだろう、なんて歌なんだろう・・・と探し回っていましたが、ベティ・クルティスの「Occhi Neri Cielo Blu」だと分かったのはずっと後のことでしたし、サンレモの入賞曲だと知りクラウディオ・ビルラが歌ったのを聞いたのはさらに後になってからでしたけれど。
中学生の頃、自分のレコードプレーヤーなど持ってもいませんし、お小遣いも月額100円くらいの時代ですからね~レコードを買うなんてまるで夢のような世界でした。もっとも、当時でもお金持ちの家では大きな家具のようなステレオがあったりしていましたから、我が家はことさら貧しかったのかな?
それはともかく、たった一度ラジオから流れたメロディを覚えていたのですから、以前に紹介したレモ・ジェルマーニの「Stasera No, No, No」(今夜はダメ)と同じように、若かった私に強烈な印象を与えたのは間違いありませんね。
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