出来るだけ幅広く取り上げたいのですが、やはり日本に入ってきている状況からするとフレンチポップス(シャンソン)の方が幅広いような気がします。
やはり、カンツォーネの場合サン・レモ音楽祭のインパクトが大きかったのでしょう。また、他の国と比べれば、イタリアはこうしたコンテストが非常に盛んな国です。ヒット曲などもこうした様々なコンテストからも生まれてくる土台がありましたから、日本での取り上げ方も、どうしてもコンテスト~特にサンレモ音楽祭が中心になり、日本でのカンツォーネの流行廃りもサン・レモ音楽祭の盛衰と同調しているように思えます。
さて、今日取り上げるヴィットリオ・インツァイナもサン・レモ音楽祭で入賞し注目を集めた歌手です・・・が、日本では今日紹介する「Si vedrà」(邦題:胸に残る微笑)1曲だけしか知られていないと思います。
イタリアのウィキによれば、1942年3月18日サルディニア島のテルティ生まれ、1974年に亡くなっています。
1965年が彼の活動のピークで、この年のサンレモ音楽祭に入賞、カンタジーロでは「Ti vedo dopo messa」で入賞しています。残念ながら、その後は歌手として目立った活動はしていないようですね。
しかし・・・この「Si vedrà」(邦題:胸に残る微笑)は実に印象的な名曲では亡いでしょうか?こんな素晴らしく美しい曲が埋もれてしまうのは実にもったいないことだと思います。もう一度ヒットするなんてことはあり得ませんけれど、一人でも多くの人にこの曲を覚えておいて欲しいと思っています。
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「Si vedrà」(邦題:胸に残る微笑)
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