1968年のサンレモ音楽祭の入賞曲、参加曲からの紹介です。
実は。同時代ではほとんど聞いていないファウスト・レアーリ。でも、名前を知っているのですから聞いていないわけではないですね・・・認知症で忘れたかな?
イタリアは1970年代にはいると、それまで横並びだったフランスとはさほどの差ではなかったようですが西ドイツとは少しずつ差が開き始め、1970年代半ばには停滞が目立つようになりました。同時にサンレモ音楽祭にも経済的な停滞が影響を及ぼし、いささか低調な時代となります。
1968年は、フランスでは5月革命があった年ですし、アメリカナイズされた音楽は古い時代の楽曲への影響がさらに深くなり、国境が解けていく時代となってきました。
ファウスト・レアーリは1970年、カルメン・ヴィラーニと組んで「ヒッピー」という曲でサンレモに出場し12位に入賞しましたが、この「ヒッピー」はなかなかの佳曲で私も印象に残っています。
この「Deborah」はサンレモのホームページでは記録に残る曲とされているようですね?
では、聴いていただきましょう。
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