ユーロビジョンソングコンテストのフランス語で歌われたポップス、1964年。ポップス好きの方はこの年号に記憶があるかもしれない。
この年の優勝曲は「Non ho l'età」(邦題:夢見る想い)歌ったのはジリオラ・チンクェッテイ。イタリアは初めての優勝。これまで「Volare」「Al di là」など優勝を逃しても、それぞれの年の優勝曲を退けて世界的なヒットとなった名曲を輩出していたイタリアがついに優勝を果たした。
フランスの「Le chant de Mallory」もよい曲だったが、やはり、若者の嗜好に合わせてきたイタリアのポップスには勝てず4位となり、ルクセンブルグとは同じ4位、モナコは3位だった。
個人的な趣味で言えば、ルクセンブルグ代表で出たユーグ・オーフレの「Dès que le printemps revient」が好きだが、次回に・・・
ラシェルは、1942年8月ヴォクリューズ県の生まれ、歌手活動はレコード新譜発売年からすると、1963年から1968年ごろまでのようだ。
先ほども言ったとおりなかなか良い曲だと思う。皆さんの評価はどうだろうか?なお、この画像は歌詞のテロップが出るのでとても分かりやすい。