ラヂオ惑星モルファス

フランソワーズ・アルディ⑤・・・La maison où j ai grandi

今年は桜の開花が早いですね。でもここ数日は寒気が軟化するそうですから来週いっぱい桜が楽しめそうです。
我が家でも「花桃」・・・だと信じているのですが、甘い実がたくさん成るので・・・も咲きました。


今日は下水道の切り替え工事の予定でしたが、少し雨が降っているせいでしょうか、中止になったようですね~朝一番で業者が来ていましたが帰ってしまったようです。

さて、今回は表題の通り、フランソワーズ・アルディの「La maison où j ai grandi」(邦題:ビクターから出たベスト盤では、なつかしき我が家)です。彼女の初期の楽曲の中でも比較的知られているものではないでしょうか?
いまさら言うまでもないのですが、フランソワーズ・アルディは1944年1月パリ生まれです。ノルマンディ上陸作戦が1944年6月6日、映画「パリは燃えているか」でも有名なパリ攻略戦は1944年8月15日から25日ですから、まあ大変な時に生まれたのですね!
以前、サンレモ音楽祭の参加曲をご覧いただきましたが、このいかにもフランソワーズ・アルディらしい「La maison où j ai grandi」ですが、実はこの曲イタリアのロック歌手アドリアーノ・チェレンターノの「il Ragazzo della via Gluck dal vivo」という曲に Eddy Marnay (エディ・マルネ 高名な作詞家ですね)がフランス語の歌詞をつけたものです。
彼女が歌うとイタリアの曲だとは思えないくらいに彼女らしい曲になりますね。

歌詞に「Je ne sais pas où ma maison、 La maison où j ai grandi」という部分がありますね。皆さんご存知の通りj ai grandiはgrandirの複合過去ですが、学生時代にこのgrandirを使った短文を作れという質問に、この文で答えたことがあります。先生は若いフランス人の男性でしたが、どうして自分の家を知らないんだ!と突っ込まれて返答に窮してしまったことがありました。先生の勢いに「シャンソンの歌詞だよ」とヘラヘラ笑って答えられなくて。もう何十年も前の思い出です。


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