日々書かなくなったし、一時やってた錦織もケガ明けから
1球速報的な履歴を書くの止めてるし、今大会からいいかと思ったけど
あの結果が出ては書かずにはいられないよなぁ。
色々後出しになるけどウソは意味ないので書かないので
折角だから開催前予想も書き留めておく。
まず韓国に大敗時に解雇だろうと思ったハリルを(娘はジッチと呼ぶ)
辞めさせなかったので、ここまで来たら心中かと思ったところで
驚いた解雇通告。さすがに時間が無さすぎるし、
アギーレの時のような犯罪的背景などでもなければ、
混乱するし、再構築が無理なリスクよりも、
この人に任せきるリスクのほうがまだましだと思ったから
韓国に大敗後でも継続させたのだと思ったので
こんなタイミングでなんてなんて英断できない協会なんだ!
…と、協会に不満を抱いた。
次の監督が誰であれ、年末から新体制での準備ができ、
新体制でのミニキャンプや貴重なマリとユクレインの2試合を
消化することができたのに、決断できない日本人のダメなところが
モロに出ていてホントくそとまで思っていた。
常識的に考えたらこの2試合を無駄にしたのはホントバカげて勿体ない。
そんな時期にもちろん結果が出てないからこういうことなのだし
その時期に予想した3戦はこうだった。
vs.コロンビア 1-3 ●
vs.セネガル 2-2 △
vs.ポーランド 0-1 ●
昔からここを見ている人は覚えていると思うが
私は本田を評価してない。呼ぶな出すなと常に言ってる。
それはザックのころからずっと。
(本田の叔父も俺なら圭佑は招集しないと言ってる)
本田はくさびになりためが利き保持率も高い。
フィジカルもまずまず強くそれは魅力だった。
でも昨今は違う。ボール取られるわパスミス多いわでは…。
まして致命的なのはザックが洗脳されたのかもしれない
「徹底的にポゼッションして崩し切って打つ」
この草サッカーチームとなら可能なプランを
地区最終予選やましてや本大会にまでやろうとする。
それで結果が出なかった歴史があるのにまだ言ってる。
いい意味でハリルが本田を外し始めた。
これは私にとっていいことだった。
ある種のパワハラ的な本田の発言で代表全てが染まる。
無意味なポゼッション戦術でまだ負けまくる代表しか
見えなかったものを、本来やるべきものにシフトできるからだ。
いわゆる本田は腐ったみかんでそれを排除することで
他のみかんも共に腐らないで済んだともろ手を挙げていた。
ところが西野になりどうするか?
ガンバ時代は超攻撃的。
でもマイアミは西野的にはガンガン行くぞと言いそうだったが
西野は冷静に守備から入る。守って勝機にカウンターと言った。
それを逆に選手たちがいつも通りに攻撃的に行くと反論。
結果としてガンガンかみつきに来るねずみに焦った猫は
想定外の戸惑いのままに時を過ごしていき、
決定打が無いままにあの路木のループに
CBのアウダイールとGKのジダが激突し、
路木のゴールだ!と思ったところで伊東輝がごっつあんゴール。
そのまま終了し、これがマイアミの奇跡と言われた。
日本はFWのハリルが監督で縦とデュエルは強化できたが
守備がどうしようもなかった。お家芸の守備が。
そこを攻撃的な西野でどうなのかとも思った。
輝きを失った本田、香川、岡崎などをどうするのか?
でも若手も井手口は海外移籍失敗で調子落ち。
その期待外れに久保や柴崎、大島、浅野、遠藤、森岡、車屋、三浦に
活躍も物足りない倉田、杉本、小林、伊東、川又、金崎、清武ら
中堅どころたち。本当に人選に困る。みんな良くて困りたい!
思えば、井手口と倉田は初めて最終予選で点を決めて
最終候補に残らなかった人になったな。
そんな中大爆発ではないが気を吐いていたのは武藤。
これは試合に出ていることから呼びたいと思った。
それ以外は調子の落ちた若手に成長と発奮を期待するか、
経験を重視しケガ明けや試合してないベテランに託すか
本当に絶対の補償が無い競馬で単勝1.1倍ダントツ人気の馬に
自分の持っている全財産を絶対賭けなければならない。
そんなような意味不明なリスクのように感じていた。
そんな中西野が初めてのメンバー発表。
本田が居る。ベテラン重視だった。
終わった。
相手に支配されて何もできずに負けるか、
得点しない意味のないポゼッションばかりやって負けるか、
とにかく勝機が何も見えないメンバー。
せめてものものが武藤が居たこと。
ヨザクもハンパないことなく、高校時代の凄さは鳴りを潜めてる。
あ?!ヨザク?
これはねぇ、ジーコに戻るけど、
「ヤナギザァワ、タカハァラ、タマァダ、・・・・・んマキ」
といった最終メンバー発表のそれ。
ザックの時は最後の一人を全国民がサプライスがあるのかどうか
固唾を飲んで見守っていたが、「サイトゥ、ヨザク」と言った!
暫くし記者がもう一度最後を言ってと求めると、
ザックが何か困惑顔で通訳を見てもう一度「ヨザク」と。
すかさず通訳が「あ、大迫です大迫」といったのだ。
そこからハンパない大迫は私の中でヨザクになった。
閑話休題
とにかくポゼッションは意味がない。
疲れないメリットはあるが点を取るプランは全くない。別物。
そのセットが無いようでは(あっても機能しなければ無いのと同じ)
本当にマスターベーションでバカみたいなもの。
バルサには崩し切るスピードとテクニックと正確性があるが
日本にはそんなもんないぜ!!m9っ`Д´)
折角奪ったショートカウンターもバイタルで急に失速。
味方の上りを待てば相手も下がって陣形を完璧にする。
そんな人間だらけの所、どこを狙うの?世界のトップクラス相手に
それ以下の所でも崩せないのにどうやって崩すの!?
本当に本田に教えてほしい。だから点が取れないので負ける。
良くてスコアレスドロー。
ハリル最大の遺産がスイス戦。
スイスはカテナチオ張りの強固な守備が定評で
ポゼッションしての押上げも持ち合わせ進化して予選無敗突破。
ドイツ、スペイン、フランスも食うほど影の欧州ナンバーワンで
だからブラジル戦もドロー予想。TOTOそれで買ってんだぜ!!
そことのマッチアップは勝ち負け以前に凄くいいと思った。
実際負けたがあの選手とあの戦術。これでは無理。
しかし守備陣ガーナ、スイスとPK与えまくるが大丈夫か?
確かにシュミレーション的なものにやられたのもあるが。
(PKじゃないが昨日の長谷部のファールもシュミレーションに
やられた。主審がファルカオに騙された。抜本原因は長友のミス)
そのPKはともかくとして、スイスの2点目は本田が言う所だろう。
CKの後のカウンターで一気に決められた。
「だから下手に打たないでポゼッションして崩すんだ!」
絶対にこう言っていると思う。
でもそんなにシュートやセットプレーを恐れる本大会出場国って
あるの!?ないよそんな弱っちいビビりなんか!!m9っ`Д´)
逆にカウンターで一気に決めれば点が取れるって話だよ!!
仕方ないとはいえ西野もテストじゃないだろう?
ハリルも年内は固定メンバーでコミュを含めた熟成に充てたいのに
まだテストテストとすぐ本番だよと思ったが、
交代したばかりなので仕方ないと思いつつテストの時期じゃないし。
そんな西野がテストしたおかげの副産物が生まれた。
大半入れ替わった中でも攻撃陣の4人、岡崎、香川、武藤、乾が
一番見たかった期待していたスペクタクルなダイレクトパスと
ぐずぐずしないフィニッシュまでを見せた。
それでしっかりと決め、しかも最前線での守備、プレスも見事。
しかも2失点はいただけないが、前半は固かったし機能しなかったが
本大会を逃しモチベーションの低い相手だがしっかり勝利をもぎ取った。
本田も宇佐美もポジションを失った瞬間だった。
特に本田は自論が間違いである証明も突き付けられた。
何と言っても1点目は縦へのショートカウンター。
陣形整う前に枠にければ入るんだよ。
2点目は逆に横から武藤→香川と流して乾が2点目。
流れの中で縦と横で点が取れたのは大きいし素晴らしい。
3点目はオウンだがセットプレーでのものだからまた違う得点。
そのオウンもセットプレーを貰ってなければ生まれない。
ポゼッションではなくCKも積極的に取りに行けば12番目の選手が
ゴールネットを揺らしてくれることもある。
4点目もぐずぐず上りを待たずポゼッションして崩そうとせず
香川がヨザクからのパスをドリブルで切り込みシュートを決めた。
これまでの日本がしなかったこと。やればできる証明をした。
これをやれないやつが要らない選手なんだよ!m9っ`Д´)
香川は復帰間もなく心配だったが実戦で勘を取り戻しつつある。
岡崎も不安はあるが浅野よりは全然いい。
浅野は岡野や永井同様に足が速いだけ。
それを活かして一人で持ち上がって、シュートまで出来なければ
存在価値も意義もない。
速く駆け上がって急に止まって味方の上りを待ってポゼッションして
・・・シュートも打てないままに相手に奪われてカウンター食らって
・・・そんなもんくそじゃ!!!m9っ`Д´)
足が速いFWは自分一人でフィニッシュまでするエゴイストでないと!
そんな岡崎はやはり不安が大きいがシャドウとしてはベスト。
よくわかってるしクラブでもそれに徹して結果を出してきた。
なのでワントップには向かないがシャドウなら前線の守備もいいし
あの頭から飛び込んでいく勇気もあるし浅野よりは納得。
川島は昨日の失点もそうだし、あの致命的なミススローもあり
今やいいのは日本一美人でエロ可愛いかもしれん奥さんぐらいで
(皮肉なことにコロンビアとのハーフ)不安だらけ。
中村には正GKをもぎ取ってほしいのにパラ戦の2失点目は
仮に決められても触るぐらいしてほしかった。
大島よりは井手口のほうが良かったんだが試合出てないので仕方ない。
そう思わざるを得ないのが韓国に大敗した試合だったか
パスミスというよりは相手に綺麗なパスをした。酷い凡ミス。
そんなミスもあればボールも簡単に奪われててこれはダメだと悟った。
ともかくこのメンバーなのかと落胆したが、
本田が居ないことで見たいサッカーを展開させてくれた光明で
当初の予想をパラグアイ戦翌日変更した。
知人にも聞かれて表明したそれは、
vs.コロンビア 2-1 〇
vs.セネガル 2-1 〇
vs.ポーランド 2-1 〇
TOTOもこれで買いなおしたぜぇ!!全部2-1じゃ!!
セネガルは速いしポーランドの勝利もあるので
1-1や当初予想の通りの2-2のドローもあると思うけど、
勝つときは崩壊してそうなので3-1以上もありそう。
ポーランドもレバンドフスキはいい選手だが昨日見る限りでは
全体として遅い。
その中に日本のパラグアイ戦のような展開なら勝ちが見える。
レバンの無理やりなミドルが刺さって1失点も2得点しそう。
どちらもポゼッション合戦になったら1-0や0-0もあるかも?
ポーランド戦はとにかく槙野を。
スペースに強いのは昌子だが、人に強いのは槙野。
レバンドフスキのマークは槙野に。
そもそもアフリカ勢はその足の速さや身体能力を活かせば
すぐにでも何か国も上位に来るとは日韓以前から言ってきたので
その通りの台頭や大物食いも番狂わせとまで思わないが
コロンビアはその日韓の頃は南米5~6位。
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、エクアドルの順で
5番手をウルグアイと争ってた。大抵6位だった。
もちろん時が変われば人も変わるので過去は意味はないが
でも王国ブラジルとは違うとは思いこめる。
ポーランドも同じでその頃は日本は20位台で
ポーランドの印象は今の日本のランク程度だったのでは?
ポーランドが強い印象は全然ない。最近だけ。
しかも欧州予選は相手に恵まれてたでしょ?
ルーマニアとモンテネグロは油断ならないが、
ライバルは完全にデンマークだけ。
前回大会のこの時期、現12位のデンマークは23位タイ。
肝心な現8位のポーランドはというと69位。
現61位の日本より低い!
そんなW杯常連でもないレバンの出現で力付けただけの国は
精神的に脆いはず。だから初戦を落としたのだ!
ということはポーランドに先制させ、加点させない限り
慌てさせて全て崩壊させることもできる。
それにはポゼッションじゃない。日本らしい連携と機動力。
ポゼッションでもあるがそうじゃない。
点を取って彼らの攻撃をことごとく弾き飛ばす、、、
いや中盤で潰して攻撃に展開させない。
そうすることによって何をしたらいいんだとパニックになる。
日本がポゼッションばかりしているときに味わったそれ。
だって相手が思惑通りに崩れてくれないんだもんな。
それ以上どうポゼッションすればいいの?とわからなくなる。
日本はそれで崩壊して負けまくってきた。
セネガルにもだがポーランドに打つ手が無いと思わせたら勝ち。
出場が目標だったポーランドはある意味燃え尽きているのかも?
ここからが本番なんだと判っているのは連続出場の日本のほう。
そういう違いを見せつければ相手は精神的に崩れていく。
だって前回大会では最悪のランクの日本以下だったんだから。
そのイニシアチブのような優位性を持って挑んで欲しい。
レバンドフスキも結果を出しているストライカーだが
その弱みなどは香川が十分知っているだろうし。その逆もあるけど。
ようやくコロンビア戦の回顧だけど、一言にはレッドに尽きる。
厳しすぎるとも思えたが、ペナルティエリア内での故意はレッド。
そのハンドもしなければもしかしたら立ち上がったGKが防いだかも?
香川のボレーは完全に枠に行っていたし、1点を防いだのは解るが
以降11対10になる大リスクと次戦も出られないリスクを冒し
あれを防ぐには開始3分未満だし勇み足も致命的過ぎた。
仮に普通に1点決められても11人対11人なら残りの時間で十分に
今のコロンビアなら逆転できたはず。ばかだったね。
主審も故意であるとしっかり見極め即座のジャッジは素晴らしい。
あれ、足なんか上げないでダイビングヘッドで飛べば当たったかも?
南米の昔ながらの悪い癖が最悪の形になった悪い例。
香川は自分で獲ったPKを自分で蹴ると主張したが
アドレナリン出てて大丈夫かと心配したがふかさなかった。
芝が長いのでふかしやすいと聞いていたので。
でもGKが飛んだから良かったが動かなかったら止められたほぼ正面。
本田のPKの悪い癖を香川がやってると思ってぞっとした。
あれは狙ったのか、右と思ったが中央になったのか知りたい。
ポゼッションはコロンビアが6割以上と予想していたが
10人になったことで引いて守ってきた。
やつらの狙いはとにかくカウンターだとすぐわかった。
だからこういう時は・・・
ポゼッションしていいんだよ!
その通りにゆっくり回して押し上げていき、バイタルでスイッチ入れて
決めにかかる。いつまでも回してたらおばかなの。
だけど全然決まらない。加点が出来ない。
そのうちにFWを下げてボランチを入れた分も守備的だったが
日本がことのほか大した攻撃をしないので徐々に慣れてきて
少しずつ前に押し上げてくるようになった。
それは舐められたので情けないと思う反面、
上がってくればスペースもできるしチャンスが生まれそうとも思った。
それでも流れの中で加点できなかった。
閉塞感が出てきたこともあり香川が本田に変わった。
大丈夫か不安だった。
でも直前についにハメスが入ってたので、
そういう意味では結果として効果があった。
それにしてもどこかが悪いと言われたハメスは足かせになった。
まるで輝かなかったし、イラついて原口だったかふくらはぎ蹴って
どうしようもない始末だった。
でもハメスは決定的な場面にシュートした。
これは川島の不安からもやられたと思ったが、
誰かのスライディングの足が伸びてきた!ヨザクだ!
絶妙な当たりをして枠の上に追いやった。
ハッキリ言って得点よりもこれを大きく評価している。
その得点は本田が入って間もなくミドルシュート打ち、
やる気は感じられたすぐ後に獲ったCKのキッカーに本田が行った。
柴崎が蹴れよ!と思ったがそんなの聞き入れられるわけもなく
本田が蹴ったボールはファーを狙ったような高いものだったが
縦回転によってかゴール真中のスポット付近に急落する。
そこに相手も7~8人いたが、そのど真ん中に居たヨザクが
前に相手を入れず後ろに従え、掴まれながらもヘッドを決めた。
ヨザクは決してヘディングが得意じゃないが決めて見せた。
同点にされていたのでヨザクが日本が4年前のリベンジを果たす
屈辱を晴らす、雪辱を果たす、(ついでに学習)その瞬間だった。
確かに相手は一人少ない10人だった。
でも10人になってからのほうがコンパクトで強くなることも
クラブの試合では海外などでも比較的見るし、
圧倒的に優劣ができることでもない。コロンビアはコロンビアだった。
そのコロンビアに勝ったことは素直に喜びたい。
ただその失点だが川島がもう年なのではというものだった。
どっちに山を張っていたのかは聞かないと判らないが、
確かにグラウンダーで足の下からとは思いにくいが、
そこそこコロコロボールだったので止められたと思う。
それをぎりぎり止められずに入れてしまって、
VARもあるのに入ってないとチッチッチのように人差し指を
左右にワイパーみたく動かしたあれにはがっかりした。
長友をはじめ他の選手は全員入ったと判っていたので
誰も入ってないとか見苦しいことを言わなかった。
中村ー!頼むぜ!成長してくれー!
格上だらけの本大会は能活のような切れ者が必要なんじゃー!
ということで次戦はスピードを抑えるので速い選手を。
昨日とほぼ同じでいいのではないかと。
ポーランドはそういうわけで確実に槙野を。
最後に昨日の寸評と(8点満点最低3点)個人的ベストメンバーを
GK 1 川島永嗣:4
DF 3 昌子源 :6
DF 5 長友佑都:5.5
DF 19 酒井宏樹:6
DF 22 吉田麻也:6.5
MF 7 柴崎岳 :5.5
MF 8 原口元気:7
MF 10 香川真司:7
MF 14 乾貴士 :5
MF 17 長谷部誠:6
FW 15 大迫勇也:7.5
MF 4 本田圭佑:5.5
MF 16 山口蛍 :5
FW 9 岡崎慎司:-
監督 西野朗 :6.5
理想フォーメーション(4-2-3-1)
大迫
(武藤)
乾 香川 岡崎
(柴崎) (原口)
長谷部 原口
(柴崎) (山口)
長友 酒井宏
槙野 吉田
(昌子)
中村
1球速報的な履歴を書くの止めてるし、今大会からいいかと思ったけど
あの結果が出ては書かずにはいられないよなぁ。
色々後出しになるけどウソは意味ないので書かないので
折角だから開催前予想も書き留めておく。
まず韓国に大敗時に解雇だろうと思ったハリルを(娘はジッチと呼ぶ)
辞めさせなかったので、ここまで来たら心中かと思ったところで
驚いた解雇通告。さすがに時間が無さすぎるし、
アギーレの時のような犯罪的背景などでもなければ、
混乱するし、再構築が無理なリスクよりも、
この人に任せきるリスクのほうがまだましだと思ったから
韓国に大敗後でも継続させたのだと思ったので
こんなタイミングでなんてなんて英断できない協会なんだ!
…と、協会に不満を抱いた。
次の監督が誰であれ、年末から新体制での準備ができ、
新体制でのミニキャンプや貴重なマリとユクレインの2試合を
消化することができたのに、決断できない日本人のダメなところが
モロに出ていてホントくそとまで思っていた。
常識的に考えたらこの2試合を無駄にしたのはホントバカげて勿体ない。
そんな時期にもちろん結果が出てないからこういうことなのだし
その時期に予想した3戦はこうだった。
vs.コロンビア 1-3 ●
vs.セネガル 2-2 △
vs.ポーランド 0-1 ●
昔からここを見ている人は覚えていると思うが
私は本田を評価してない。呼ぶな出すなと常に言ってる。
それはザックのころからずっと。
(本田の叔父も俺なら圭佑は招集しないと言ってる)
本田はくさびになりためが利き保持率も高い。
フィジカルもまずまず強くそれは魅力だった。
でも昨今は違う。ボール取られるわパスミス多いわでは…。
まして致命的なのはザックが洗脳されたのかもしれない
「徹底的にポゼッションして崩し切って打つ」
この草サッカーチームとなら可能なプランを
地区最終予選やましてや本大会にまでやろうとする。
それで結果が出なかった歴史があるのにまだ言ってる。
いい意味でハリルが本田を外し始めた。
これは私にとっていいことだった。
ある種のパワハラ的な本田の発言で代表全てが染まる。
無意味なポゼッション戦術でまだ負けまくる代表しか
見えなかったものを、本来やるべきものにシフトできるからだ。
いわゆる本田は腐ったみかんでそれを排除することで
他のみかんも共に腐らないで済んだともろ手を挙げていた。
ところが西野になりどうするか?
ガンバ時代は超攻撃的。
でもマイアミは西野的にはガンガン行くぞと言いそうだったが
西野は冷静に守備から入る。守って勝機にカウンターと言った。
それを逆に選手たちがいつも通りに攻撃的に行くと反論。
結果としてガンガンかみつきに来るねずみに焦った猫は
想定外の戸惑いのままに時を過ごしていき、
決定打が無いままにあの路木のループに
CBのアウダイールとGKのジダが激突し、
路木のゴールだ!と思ったところで伊東輝がごっつあんゴール。
そのまま終了し、これがマイアミの奇跡と言われた。
日本はFWのハリルが監督で縦とデュエルは強化できたが
守備がどうしようもなかった。お家芸の守備が。
そこを攻撃的な西野でどうなのかとも思った。
輝きを失った本田、香川、岡崎などをどうするのか?
でも若手も井手口は海外移籍失敗で調子落ち。
その期待外れに久保や柴崎、大島、浅野、遠藤、森岡、車屋、三浦に
活躍も物足りない倉田、杉本、小林、伊東、川又、金崎、清武ら
中堅どころたち。本当に人選に困る。みんな良くて困りたい!
思えば、井手口と倉田は初めて最終予選で点を決めて
最終候補に残らなかった人になったな。
そんな中大爆発ではないが気を吐いていたのは武藤。
これは試合に出ていることから呼びたいと思った。
それ以外は調子の落ちた若手に成長と発奮を期待するか、
経験を重視しケガ明けや試合してないベテランに託すか
本当に絶対の補償が無い競馬で単勝1.1倍ダントツ人気の馬に
自分の持っている全財産を絶対賭けなければならない。
そんなような意味不明なリスクのように感じていた。
そんな中西野が初めてのメンバー発表。
本田が居る。ベテラン重視だった。
終わった。
相手に支配されて何もできずに負けるか、
得点しない意味のないポゼッションばかりやって負けるか、
とにかく勝機が何も見えないメンバー。
せめてものものが武藤が居たこと。
ヨザクもハンパないことなく、高校時代の凄さは鳴りを潜めてる。
あ?!ヨザク?
これはねぇ、ジーコに戻るけど、
「ヤナギザァワ、タカハァラ、タマァダ、・・・・・んマキ」
といった最終メンバー発表のそれ。
ザックの時は最後の一人を全国民がサプライスがあるのかどうか
固唾を飲んで見守っていたが、「サイトゥ、ヨザク」と言った!
暫くし記者がもう一度最後を言ってと求めると、
ザックが何か困惑顔で通訳を見てもう一度「ヨザク」と。
すかさず通訳が「あ、大迫です大迫」といったのだ。
そこからハンパない大迫は私の中でヨザクになった。
閑話休題
とにかくポゼッションは意味がない。
疲れないメリットはあるが点を取るプランは全くない。別物。
そのセットが無いようでは(あっても機能しなければ無いのと同じ)
本当にマスターベーションでバカみたいなもの。
バルサには崩し切るスピードとテクニックと正確性があるが
日本にはそんなもんないぜ!!m9っ`Д´)
折角奪ったショートカウンターもバイタルで急に失速。
味方の上りを待てば相手も下がって陣形を完璧にする。
そんな人間だらけの所、どこを狙うの?世界のトップクラス相手に
それ以下の所でも崩せないのにどうやって崩すの!?
本当に本田に教えてほしい。だから点が取れないので負ける。
良くてスコアレスドロー。
ハリル最大の遺産がスイス戦。
スイスはカテナチオ張りの強固な守備が定評で
ポゼッションしての押上げも持ち合わせ進化して予選無敗突破。
ドイツ、スペイン、フランスも食うほど影の欧州ナンバーワンで
だからブラジル戦もドロー予想。TOTOそれで買ってんだぜ!!
そことのマッチアップは勝ち負け以前に凄くいいと思った。
実際負けたがあの選手とあの戦術。これでは無理。
しかし守備陣ガーナ、スイスとPK与えまくるが大丈夫か?
確かにシュミレーション的なものにやられたのもあるが。
(PKじゃないが昨日の長谷部のファールもシュミレーションに
やられた。主審がファルカオに騙された。抜本原因は長友のミス)
そのPKはともかくとして、スイスの2点目は本田が言う所だろう。
CKの後のカウンターで一気に決められた。
「だから下手に打たないでポゼッションして崩すんだ!」
絶対にこう言っていると思う。
でもそんなにシュートやセットプレーを恐れる本大会出場国って
あるの!?ないよそんな弱っちいビビりなんか!!m9っ`Д´)
逆にカウンターで一気に決めれば点が取れるって話だよ!!
仕方ないとはいえ西野もテストじゃないだろう?
ハリルも年内は固定メンバーでコミュを含めた熟成に充てたいのに
まだテストテストとすぐ本番だよと思ったが、
交代したばかりなので仕方ないと思いつつテストの時期じゃないし。
そんな西野がテストしたおかげの副産物が生まれた。
大半入れ替わった中でも攻撃陣の4人、岡崎、香川、武藤、乾が
一番見たかった期待していたスペクタクルなダイレクトパスと
ぐずぐずしないフィニッシュまでを見せた。
それでしっかりと決め、しかも最前線での守備、プレスも見事。
しかも2失点はいただけないが、前半は固かったし機能しなかったが
本大会を逃しモチベーションの低い相手だがしっかり勝利をもぎ取った。
本田も宇佐美もポジションを失った瞬間だった。
特に本田は自論が間違いである証明も突き付けられた。
何と言っても1点目は縦へのショートカウンター。
陣形整う前に枠にければ入るんだよ。
2点目は逆に横から武藤→香川と流して乾が2点目。
流れの中で縦と横で点が取れたのは大きいし素晴らしい。
3点目はオウンだがセットプレーでのものだからまた違う得点。
そのオウンもセットプレーを貰ってなければ生まれない。
ポゼッションではなくCKも積極的に取りに行けば12番目の選手が
ゴールネットを揺らしてくれることもある。
4点目もぐずぐず上りを待たずポゼッションして崩そうとせず
香川がヨザクからのパスをドリブルで切り込みシュートを決めた。
これまでの日本がしなかったこと。やればできる証明をした。
これをやれないやつが要らない選手なんだよ!m9っ`Д´)
香川は復帰間もなく心配だったが実戦で勘を取り戻しつつある。
岡崎も不安はあるが浅野よりは全然いい。
浅野は岡野や永井同様に足が速いだけ。
それを活かして一人で持ち上がって、シュートまで出来なければ
存在価値も意義もない。
速く駆け上がって急に止まって味方の上りを待ってポゼッションして
・・・シュートも打てないままに相手に奪われてカウンター食らって
・・・そんなもんくそじゃ!!!m9っ`Д´)
足が速いFWは自分一人でフィニッシュまでするエゴイストでないと!
そんな岡崎はやはり不安が大きいがシャドウとしてはベスト。
よくわかってるしクラブでもそれに徹して結果を出してきた。
なのでワントップには向かないがシャドウなら前線の守備もいいし
あの頭から飛び込んでいく勇気もあるし浅野よりは納得。
川島は昨日の失点もそうだし、あの致命的なミススローもあり
今やいいのは日本一美人でエロ可愛いかもしれん奥さんぐらいで
(皮肉なことにコロンビアとのハーフ)不安だらけ。
中村には正GKをもぎ取ってほしいのにパラ戦の2失点目は
仮に決められても触るぐらいしてほしかった。
大島よりは井手口のほうが良かったんだが試合出てないので仕方ない。
そう思わざるを得ないのが韓国に大敗した試合だったか
パスミスというよりは相手に綺麗なパスをした。酷い凡ミス。
そんなミスもあればボールも簡単に奪われててこれはダメだと悟った。
ともかくこのメンバーなのかと落胆したが、
本田が居ないことで見たいサッカーを展開させてくれた光明で
当初の予想をパラグアイ戦翌日変更した。
知人にも聞かれて表明したそれは、
vs.コロンビア 2-1 〇
vs.セネガル 2-1 〇
vs.ポーランド 2-1 〇
TOTOもこれで買いなおしたぜぇ!!全部2-1じゃ!!
セネガルは速いしポーランドの勝利もあるので
1-1や当初予想の通りの2-2のドローもあると思うけど、
勝つときは崩壊してそうなので3-1以上もありそう。
ポーランドもレバンドフスキはいい選手だが昨日見る限りでは
全体として遅い。
その中に日本のパラグアイ戦のような展開なら勝ちが見える。
レバンの無理やりなミドルが刺さって1失点も2得点しそう。
どちらもポゼッション合戦になったら1-0や0-0もあるかも?
ポーランド戦はとにかく槙野を。
スペースに強いのは昌子だが、人に強いのは槙野。
レバンドフスキのマークは槙野に。
そもそもアフリカ勢はその足の速さや身体能力を活かせば
すぐにでも何か国も上位に来るとは日韓以前から言ってきたので
その通りの台頭や大物食いも番狂わせとまで思わないが
コロンビアはその日韓の頃は南米5~6位。
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、エクアドルの順で
5番手をウルグアイと争ってた。大抵6位だった。
もちろん時が変われば人も変わるので過去は意味はないが
でも王国ブラジルとは違うとは思いこめる。
ポーランドも同じでその頃は日本は20位台で
ポーランドの印象は今の日本のランク程度だったのでは?
ポーランドが強い印象は全然ない。最近だけ。
しかも欧州予選は相手に恵まれてたでしょ?
ルーマニアとモンテネグロは油断ならないが、
ライバルは完全にデンマークだけ。
前回大会のこの時期、現12位のデンマークは23位タイ。
肝心な現8位のポーランドはというと69位。
現61位の日本より低い!
そんなW杯常連でもないレバンの出現で力付けただけの国は
精神的に脆いはず。だから初戦を落としたのだ!
ということはポーランドに先制させ、加点させない限り
慌てさせて全て崩壊させることもできる。
それにはポゼッションじゃない。日本らしい連携と機動力。
ポゼッションでもあるがそうじゃない。
点を取って彼らの攻撃をことごとく弾き飛ばす、、、
いや中盤で潰して攻撃に展開させない。
そうすることによって何をしたらいいんだとパニックになる。
日本がポゼッションばかりしているときに味わったそれ。
だって相手が思惑通りに崩れてくれないんだもんな。
それ以上どうポゼッションすればいいの?とわからなくなる。
日本はそれで崩壊して負けまくってきた。
セネガルにもだがポーランドに打つ手が無いと思わせたら勝ち。
出場が目標だったポーランドはある意味燃え尽きているのかも?
ここからが本番なんだと判っているのは連続出場の日本のほう。
そういう違いを見せつければ相手は精神的に崩れていく。
だって前回大会では最悪のランクの日本以下だったんだから。
そのイニシアチブのような優位性を持って挑んで欲しい。
レバンドフスキも結果を出しているストライカーだが
その弱みなどは香川が十分知っているだろうし。その逆もあるけど。
ようやくコロンビア戦の回顧だけど、一言にはレッドに尽きる。
厳しすぎるとも思えたが、ペナルティエリア内での故意はレッド。
そのハンドもしなければもしかしたら立ち上がったGKが防いだかも?
香川のボレーは完全に枠に行っていたし、1点を防いだのは解るが
以降11対10になる大リスクと次戦も出られないリスクを冒し
あれを防ぐには開始3分未満だし勇み足も致命的過ぎた。
仮に普通に1点決められても11人対11人なら残りの時間で十分に
今のコロンビアなら逆転できたはず。ばかだったね。
主審も故意であるとしっかり見極め即座のジャッジは素晴らしい。
あれ、足なんか上げないでダイビングヘッドで飛べば当たったかも?
南米の昔ながらの悪い癖が最悪の形になった悪い例。
香川は自分で獲ったPKを自分で蹴ると主張したが
アドレナリン出てて大丈夫かと心配したがふかさなかった。
芝が長いのでふかしやすいと聞いていたので。
でもGKが飛んだから良かったが動かなかったら止められたほぼ正面。
本田のPKの悪い癖を香川がやってると思ってぞっとした。
あれは狙ったのか、右と思ったが中央になったのか知りたい。
ポゼッションはコロンビアが6割以上と予想していたが
10人になったことで引いて守ってきた。
やつらの狙いはとにかくカウンターだとすぐわかった。
だからこういう時は・・・
ポゼッションしていいんだよ!
その通りにゆっくり回して押し上げていき、バイタルでスイッチ入れて
決めにかかる。いつまでも回してたらおばかなの。
だけど全然決まらない。加点が出来ない。
そのうちにFWを下げてボランチを入れた分も守備的だったが
日本がことのほか大した攻撃をしないので徐々に慣れてきて
少しずつ前に押し上げてくるようになった。
それは舐められたので情けないと思う反面、
上がってくればスペースもできるしチャンスが生まれそうとも思った。
それでも流れの中で加点できなかった。
閉塞感が出てきたこともあり香川が本田に変わった。
大丈夫か不安だった。
でも直前についにハメスが入ってたので、
そういう意味では結果として効果があった。
それにしてもどこかが悪いと言われたハメスは足かせになった。
まるで輝かなかったし、イラついて原口だったかふくらはぎ蹴って
どうしようもない始末だった。
でもハメスは決定的な場面にシュートした。
これは川島の不安からもやられたと思ったが、
誰かのスライディングの足が伸びてきた!ヨザクだ!
絶妙な当たりをして枠の上に追いやった。
ハッキリ言って得点よりもこれを大きく評価している。
その得点は本田が入って間もなくミドルシュート打ち、
やる気は感じられたすぐ後に獲ったCKのキッカーに本田が行った。
柴崎が蹴れよ!と思ったがそんなの聞き入れられるわけもなく
本田が蹴ったボールはファーを狙ったような高いものだったが
縦回転によってかゴール真中のスポット付近に急落する。
そこに相手も7~8人いたが、そのど真ん中に居たヨザクが
前に相手を入れず後ろに従え、掴まれながらもヘッドを決めた。
ヨザクは決してヘディングが得意じゃないが決めて見せた。
同点にされていたのでヨザクが日本が4年前のリベンジを果たす
屈辱を晴らす、雪辱を果たす、(ついでに学習)その瞬間だった。
確かに相手は一人少ない10人だった。
でも10人になってからのほうがコンパクトで強くなることも
クラブの試合では海外などでも比較的見るし、
圧倒的に優劣ができることでもない。コロンビアはコロンビアだった。
そのコロンビアに勝ったことは素直に喜びたい。
ただその失点だが川島がもう年なのではというものだった。
どっちに山を張っていたのかは聞かないと判らないが、
確かにグラウンダーで足の下からとは思いにくいが、
そこそこコロコロボールだったので止められたと思う。
それをぎりぎり止められずに入れてしまって、
VARもあるのに入ってないとチッチッチのように人差し指を
左右にワイパーみたく動かしたあれにはがっかりした。
長友をはじめ他の選手は全員入ったと判っていたので
誰も入ってないとか見苦しいことを言わなかった。
中村ー!頼むぜ!成長してくれー!
格上だらけの本大会は能活のような切れ者が必要なんじゃー!
ということで次戦はスピードを抑えるので速い選手を。
昨日とほぼ同じでいいのではないかと。
ポーランドはそういうわけで確実に槙野を。
最後に昨日の寸評と(8点満点最低3点)個人的ベストメンバーを
GK 1 川島永嗣:4
DF 3 昌子源 :6
DF 5 長友佑都:5.5
DF 19 酒井宏樹:6
DF 22 吉田麻也:6.5
MF 7 柴崎岳 :5.5
MF 8 原口元気:7
MF 10 香川真司:7
MF 14 乾貴士 :5
MF 17 長谷部誠:6
FW 15 大迫勇也:7.5
MF 4 本田圭佑:5.5
MF 16 山口蛍 :5
FW 9 岡崎慎司:-
監督 西野朗 :6.5
理想フォーメーション(4-2-3-1)
大迫
(武藤)
乾 香川 岡崎
(柴崎) (原口)
長谷部 原口
(柴崎) (山口)
長友 酒井宏
槙野 吉田
(昌子)
中村