【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

【追悼】スー 田中好子~スーパー キャンディーズ!

2011年04月27日 21時03分20秒 | 一般

C・A・N・D・I・E・S! SUPER!SUPER!SUPER!CANDIES!
訃報の一報の記事のときにようつべのものを貼ったので今日は割愛。
この曲って、ハートのエースに繋がってたよね?確か。

だけどこれ、バックバンドのMMPが歌っていたものだけど、
キャンディーズのLIVEなどで、そういうものが入るって珍しい。
それは応援歌のような存在であったし、あの時代の親衛隊と来れば、
ヲタクだけではなく愚連隊的なのも結構居て、
幼かった私には、各女性アイドルのそれらは滑稽でもあり怖くもあった。
ゆえにキャンディーズは実質私のひと世代上のど真ん中アイドル。
なので大きなお兄さんたちがこぞってだみ声を上げて、
キャンディーズ命と時に暴れたりしそうなその勢いはそう感じたのだ。
実際全キャン連が中核的ファン集団だった感じだが、
その他にもそういう存在があって、一触即発ムードもあり、
今だったら小学生が気軽に大きい人と混じってライブを見るなんて
とんでもないような時代だった。
そんなMMPもキャンディーズのファン代表がやってるバンドっぽくて、
実際最初にバックバンドについたときには、黒い衣装にグラサンで
ファンたちに大ブーイングだったらしい。
それでも常にバックを支えてきたので、同士のような空気も
最後のほうはあったのだと思う。だってMMP自体は日が当たらなかった。
出入りも多かったようだし、なんとあのリューベン辻野も居たらしい。
あのチャーがデビューしたときのバンドのドラムスだ。
MMPには兄弟も居たようだがどうだったのか?
失礼だが当時リューベンの実力は疑問符がついていた。
子どもの私でもなんとなくそう思った。
チャーは優秀なギタリストだが、そう思われなかったことも仕方ない。
だからこそその環境は長くは続かなかったのは当然だった。
ちなみにキャンディーズのバックについたときはリューベン脱退後。

で、私の世代はやはり子どもだからピンクレディなんだよね。
あの歌と踊りにはまったのは子どもでしょ?
だからキャンディーズから男女こぞってみんなシフトしていた。
でもそんな中でもこだわって居るやつは確かに居た。
その少数派の一人はさほど仲良くなかったのだが、
中学になったある日、ドラムスを買ったと自慢したので
初めて遊びに行くこととなった。
そこでキャンディーズのファイナルカーニバルのLPを見つける。
忘れていたが、キャンディーズ大好きなやつだったことを思い出した。
貸してくれないかと思ったが、頼んだら貸してくれた。
でもそれはレコードの貸し借りは初めてだった。
帰って聞いてみると、傷がついていて音とびしている…。
私は音楽大好きで、当時から絶対に指紋もつけなければ、
フロンガス満点のスプレーで確実に埃を取ってからかけて、
聞き終わっても同じように拭いて袋にしまうのだった。
普段貸し借りしている連中は5~6人居たが、
その連中には私の扱いが丁寧なのは折り紙つき。
一度も傷なんてつけたことも無く、目の前で見せるその作業は
安心してこいつなら貸せる。そう思わせるものだったからだ。
ところがキャンディーズ大好きの癖に、指紋も傷もあるとは
どうしようもないやつだと、返すときに余計な一言で、
「傷ついてたぞ。ファンだったら大事に扱えよ」といったのだが、
その暫く後に、そいつのクラスと私のクラスが自習のときがあって、
そいつが喧嘩っ早いやつにその話を私が傷つけて返したという
うその話をしてムカついたと言い張ったところ、
受験地獄の入り口も見えつつある中2で詰め込み教育のストレスを
常に抱えていたもんだからか、その喧嘩っ早いやつが面白がって、
「お前、そんなことされて黙ってんのかよ?やっちゃえよ!?」と
煽ったのだった。そうしたらそいつはその喧嘩っ早いやつには
逆らえない関係でもあったために、その言うことを聞くことと、
いまさら傷つけられたことはうそで、貸す前についていたとも
当然言えない状況になり、自分自身の保身のために、
そのうそを思い切りぶつけてきたのだった。
要は隣のクラスのあるやつが、突然私を呼びに教室に入ってきて、
「あいつがお前に用があるらしいからこっちに来いよ」と。
不穏な空気が感じられたので「いかねぇ」といったのだが、
半ば強制的に連れて行かれた。
隣のクラスの女子は全員うちのクラスに追いやられ、
うちのクラスの男子もなんだなんだと大半が興味津々。
喧嘩が嫌なのではなく、全員の見世物になっていることが非常に嫌だった。
人が居ないどこかでなら、やるならやっても構わん。
そんな事実に反することで言いがかりつけられるぐらいならやってやる。
でもそれでも尻込みすることがあった。
それは弟が知的障害だったことだ。後天性の。
だから親は健常に戻したいと、ありとあらゆる病院や検査を行い、
果てしないほど金を使った。ゆえに我が家は貧乏だった。
そんな家庭環境で、自分が医療費を掛けることは親不孝だし、
相手を怪我させて治療費を払わせることも親不孝なのだ。
そんな家庭環境で、親に家庭に気を使いながら
幼少期のように伸び伸びと生活できなかった私には、
喧嘩なんてタバコ同様に百害あって一利なしだったのだ。
そんなことを他人が知る由も無いが、でもだからこそ巻き込むなと思った。
一番煽ったやつが、ずっと当事者の脇に居て、両者を煽りまくってた。
相手は馬鹿だから、煽られれば煽られるほどにテンションあがっていた。
格好の馬鹿丸出して刺激のあるおもちゃだった。
その片棒を担がされたピエロの自分に凄く自己嫌悪した。
結局喧嘩は行われ、みんなが円になって囲んでいて、
端っこに行くと真ん中に押し出される状態。
全員がキチガイのようにやれ!やれ!などの大声を出し、
格好のストレス発散のリアルな格闘技会場と化していた。
それがキャンディーズのファイナルカーニバルのLPの
苦いというか、恥ずかしい思い出。

でもだからといってキャンディーズは直接関係ないので嫌いにはならない。
でもそういうわけでピンクレディーにシフトした世代なので、
アルバムなどの曲は全部聴いたわけも無く半分程度。
そんなレベルだが、昔は良くやっていたアーティストの好きな曲を
みっちりと紹介するアレを久々に行おうと思う。
奇しくもキャンディーズを訃報と共に行うことは想定してなかったが。

ちなみにその男、後々関西方面に行きヤクザになった。
苗字からしていかにもそんな感じの苗字だったのだよな。
でもその後このことを恨みに持っていて、やられたらどうしようと
結構ビビッて居た時期もあったのだが、TELがかかって来たときは
元気にしとるのか!?わしは何とか元気じゃ!と懐かしがられた。
そういや喧嘩の結末は、終業のチャイムがなって時間切れで終わり。
20分ぐらいずっと殴り合ってたな…。
白目が内出血してロンパリのように遠目から見えたが、
当然後に担任に追究されたが正直に答えるわけも無い。
それよりも相手に怪我をさせずに自分もこの程度で済ませたので
熱くなってても気を遣って暴れたんだった。
だってマウント取れる状況で、相手が凄くびびった顔したんだよな。
でもそこから立てといって立たせてとらなかった。
マウントとったら治療費請求されることになってたかも知れんから。
・・・大昔のことだけど、武勇伝ではなくすさまじく恥ずかしかったので
良く覚えているというか、忘れられないのだよな。
キャンディーズがきっかけでこんなことになった人って他に居るのかね?
そういえば、解散コンサートが初の球場で後楽園だったが、
奇しくも私はその前年に同じ舞台でテレビ出演をした。
「欽ちゃんのパジャマ党まつり」だ。
でも映像残ってない。自分が出ているだけに非常に見たい。
誰か持ってないかね?

では、得意のアルバム曲などシングルA面以外のTOP10を。

アルバム曲 TOP10

1.悲しきためいき


2.恋のあやつり人形


3.坂道のある風景


4.キャンディーズ


5.ラッキーチャンスを逃さないで


6.20才のころ


7.いけないひと


8.どれがいいかしら


9.キャンディ


10.黄色いビキニ



悲しきためいきはイントロのベースラインがかっこいい。
恋のあやつり人形はこんな変な振りだったのか。
これも出だしから心地よい感じ。1位はどっちにしようか悩んだ。
坂道の風景は曲調がいかにもキャンディーズっぽく出だしからいい。
キャンディーズは自己紹介ソングだけど元気があって凄く良い。
ラッキーチャンスはもう一度ではなく逃さないでだけど、
この曲は聴いたことある人多いのでは?プロポーズ大作戦の曲だし。
20才のころは出だしがサビだけにこれもいきなりキャッチーな仕上がり。
いけないひとはいけない恋の歌。強く抱いて欲しい!?力強いメロディ。
どれがいいかしらは男漁りの歌!?実質誰がいいかしらという内容。
キャンディはポップな感じで明るく元気な印象。
黄色いビキニもポップな感じの曲。夏らしい感じ。

何かが足りない気もするけどこんな感じかな?
そういえば、3つぐらい年上のFという男が言っていたけど、
真のキャンディーズのファンはミキファンなんだと。
彼はミキのファンだった。
私はそういうわけで、地元のスーからランになった。
でもそんな私が思っていたことは、ミキは一番歌がうまい!と。
キャンディーズはうまいという話もあるが、ずば抜けてではない。
アイドルグループとしたら、しっかりとしたハーモニーがあって
ビジュアルだけじゃないといえるとは思うけど、
そのビジュアルも無視されてなく、元スクールメイツだからダンスも出来
ダンス以外だったらコーラスが身上そうなスクールメイツだけど、
それもそれなりに出来て、ボーカルも出来るとなると、
総合的なバランスが必要で、それで居てこのレベルというのは、
なかなかの粒ぞろいだったというのが妥当な気がする。
その中でも歌をしっかりとしたものにしていたのはミキの存在。
その証か、↑の上位はミキが活躍している曲だよね。

でもだからこその不遇もあった。
綺麗だけどビジュアルは確かに3番手だったかもしれない。
それだからだけでもなく、上に下にハーモニーが安定して美しいので
そこを逆に外せなかったという話もある。
そう考えると、初期の4曲のセンターはスーだったが、
以降ランになったままに、今時のアイドルグループと違って
固定という傾向だったので、まるでセンターというメインボーカルは
縁が無い状況だった。だけどそれはあまりにも…ということで、
唯一無二の存在だったのが「わな」だ。
終期の曲だけに、うまさが光るミキのボーカルでハマる歌詞だった。
逆に一番下手だったのはランだった。
だからセンターになったのかも?音が不安定で。
バンドでもギターは少しおかしくても問題ないが、
ベースと太鼓がおかしいと曲にならない。
そういうことと同じかと。だからスーがサブに回った。
そしてメインになったランは、その不安定な感じが逆に味になった。
♪寒い~~~国からぁ~ ではなく、
♪寒いぃい~~国からぁあ~~ のような感じとか、
伸ばした語尾がしゃくれ上がるのがややエロな感じも…。
その3人のパッケージは、上手い下手とはまた別に心地よかったのだ。
あのハーモニーはアルファ波が出る感じすらした。
だからこそ仲も良かったのだし、いつか一時期でも復活すると思ってた。
仲悪くても金稼ぎで復活する人も居るのに。
もう無理だ。出来なくなってしまった。
2人だけでもとも何とかできそうだけど、やはりハーモニーが…。
一番特徴がある声のスーの代役は誰にもできないだろうから。
そう思うと本当に無念。
大人になった声でのしっとりとした歌を聴きたかった。
もし歌をソロででも長くやっていたら、
アースのカバーなんかもしてたし、日本のスリーディグリーズとかの
存在になっていたかもしれない。

あ、突然思い出した。
よく聴いていたラジオはゴーゴーキャンディーズだったかと。
そこでバックアップするぞ~~だけでなく、
「連続ラジオドタマ」って言ってた。ドタマって。
いろいろ思い出すなぁ。

ではシングルはTOP10を

シングル曲 TOP10

1.哀愁のシンフォニー


2.危ない土曜日


3.その気にさせないで


4.なみだの季節


5.わな


6.ハート泥棒


7.アン・ドゥ・トロワ


8.ハートのエースが出てこない


9.春一番


10.つばさ



シングルだとダントツに哀愁のシンフォニー。これしかない。
♪ダバダ~ ダバダ~ のキャッチーなスキャットからゾクゾクする。
メロディーの進行がすさまじく秀悦で聞きほれている間に終わってしまう。
すべてのキャンディーズの曲の中でも1位。

危ない土曜日はベースの小刻みな感じが危なさ感を演出。
サビのハーモニーも好きだし、スーちゃんの♪もぉっとぉ~の所も好き。

その気にさせないでは、そのタイトル自体がいい。
女の子の口からそんなこと言わせた日には、ピンコ立ちだよな。男子。
♪何故か~あなたには~の部分は聴いていて気持ちがいい。

なみだの季節はメインがスーの時代のだけど、
サビのコーラスとの掛け合いがすき。

わなはキャンディーズらしからぬ大人っぽい恋愛の歌詞。
それも大人の階段上っていたんだろうな。その後すぐに引退とは…。
アイツもアタシもしくじった。。。

ハート泥棒は、キャンディーズでハートといえば
エースと来るのだろうがエースと来るのはルフィだぜ!(意味不)
この歌詞、趣味じゃないし意気地なしの男が気になるのだよ。
しかも女の子のハートが、そんなグダグダなやつに
負けそう負けそうなのよ!?そんなのアリ!?
あったとしてもキャンディーズではない。
きっとその女の子は・・・ジャガー横田だ!!

アンドゥトロワはなんかポワ~っとしてる。
イントロの出だしからしてそんな感じ。終始アンニュイ。
その倦怠感の中、踊りましょうか?と言われても…と思いつつ、
いきなり炎のようにって、全く火が無い感じの曲なのに!!と驚く。

ハートのエースは、もちろんルフィの兄でもエースのジョーでもないが
この曲よりもなによりも、ポンキッキの印象が非常に強い。
どんなのかあまり覚えてないが、イントロの出だしのブンブンブンの
部分までを使われていて、絵面は小~中~大とブンの度に拡大していく。
数字だったかな?1とか3とかがそうなってたかな?そんな印象。
近年ではCMで福田沙紀が歌ってたね。

春一番はベタ過ぎて入れないで置こうと思った。
その分微笑がえし…と思ったがそっちもベタか。ならば・・・と。
この曲は意外とロック調のテンポなんだよね。
ベースの音聴いててそう思うよね。
サビの振りも妙な感じがインパクトあった。

つばさは前回も貼ったけど、反則の1曲(引退後リリース)でもあるけど
やはり最後を飾るには、この曲のこの場面が一番ハマるのかなと。
作詞がランちゃんだけど、シングルカットは不満だったっぽい。
そして今、この瞬間にこれを聴くと、
♪生きる勇気をくれたあなたが の部分が沁みる。
同じ田中の姓を持つ、俳優の田中実さんが自殺らしきをなさったけど、
その数日前に、同じ苗字の田中好子がこれだけ壮絶な戦いの果てに
無念さ満点に現世に未練たっぷりに去っていったこと。
その辺を受け止めて、この歌詞の部分を感じて欲しかったね。
なんでも心当たりが全く無く、周りの人が大ショックらしいけど、
衝動的であったのか、XのHIDEのように事故だったのか?
命を失うという結果は同じだけど、そのプロセスと言うか、
内容はまるで違う話だよな。

あ、今日は何でこのフォントカラー?解るでしょうに。知らん人でも。

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2 コメント

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名無しさんご指摘ありがとうございます (ぜっとし)
2011-05-02 10:50:18
全く気がついていませんでした。
早速修正しました。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-05-01 19:48:16
記事の内容は 凄く良いのですが

MMCではなく

正しくはMMPです。
返信する

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