【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

東日本大震災~震源域と規模、改めて振り返る

2011年04月26日 22時25分10秒 | ニュース
これ、2011年3月11日の14:46分のそのときのもの。
改めてこんなものを見ると、その凄さがあからさまに感じ取れる。
このサイトを見たのは、あの日から1ヶ月と10日程度過ぎたころ。
その時点でも、あの地震からその日その時までの地震は1300回を超えてた。
今は回数が減ったにしろ1500回程度か?どっちみち異常な回数。
それが余震というものなのか、でも非日常なのは間違いない。
それにしてもこの規模はなんだ!?大きすぎるのでズームアウトする。



これがあのときの震源域というか揺れた広さだ。震域というの?
当日の様子をミヤネ屋をみてたら、中山リポーターが
石原慎太郎の都知事選出馬を受けての都庁での中継で
いきなり結構な揺れで中継が途絶え、
こっちもオンタイムですさまじい揺れで、
倒れそうな家具を支えつつ、そのどんどん大きくなる揺れに恐怖を感じた。
そして学校に行っている娘の心配と一人暮らしの母親の心配をしたが、
ミヤネ屋も「東京は地震ですか!?大きい!??
…あ!こっちも揺れだしました!!」と言っていたように、
30秒以上のタイムラグはあったが、大阪も揺れていた。
だから結構な震域だとは思っていたが、
さすがに知ることが出来たのは国内だけの話。
その国内も沖縄本島付近以外は全部揺れたのだがそれがどうよ!?
これみたら海外にも届いてんじゃん!!
韓国、北朝鮮、中国、ロシアと。
当然海外は大きな揺れではなく1とかだと思うけど、
それでもこんなに離れた日本の太平洋側での地震で
母国が揺れたことは、それは各国の人は相当な驚きだったとは思う。

でも良く考えると、このとき緊急地震速報は出なかった。
例の精度の問題なのか?
もしそうだったら、本震以降の余震では心構えがあるので
意味合い的には相当薄くなる。
なのでどっちかといえば、それが一番濃いのは、
この大地震の発生時のときにきちんと作動することだ。
そこを逃していたら、正常な回数とミスの回数なんかでは図れない
意味があるなしという大きなものになってしまう。

でもたぶんなんかこんなことだったのでは無いか?
ミヤネ屋は大阪の全国生中継だから、大阪は震度5以上ではなく、
4でもないために緊急地震速報が発令しなかった。
なのでそんな番組を見ていた全国の大きな揺れを計測した地域は
全く役立たずの番組を見させられていたことになるのだ。
実際どっちなのか解らないが、どっちかだろうと思う。

しかしこんな広域を揺らすようなものだったのだから、
震源付近が震度7だとか6強だとかは頷いてしまう。
本当に恐ろしいが、でもこの時点ではまだ町や建物は大半が無事だった。
それをあの未曾有の瓦礫の山と化してしまったのは、
2次災害となった津波の力だった。

そしてその津波は町を飲み込んだだけでなく、
3次災害である原発事故を引き起こした。
実際想定外の出来事だっただけに、東電も気の毒だし、
まして現場で作業する個々の人たちは命を賭して作業に当たっていて
それは上がアホだから被った被害者でもあるので気の毒だ。
さすがに想定外とはいえ、上は長年安全性への疑問や
補強や修正箇所を見つけて直したりせず、指摘されてもしなかった。
まさかとは油断したときに起こるもの。
未来なんて人間には解らない。なのにたぶん大丈夫だという考え。
運転免許でもボールの後には子どもが来るとか、
交差点では何かが飛び出てくると想定しておくことが
認知判断操作のロスを大きく軽減させ、事故自体の確率も下げることだと
現代社会運転免許持ってない成人のほうが少ないわけで、
必ずそんなことを誰もが知りえているわけだから、
それが出来ていないのは怠ったとしか言えず、重責だといい切れる。
「過去の上層部がしてこないことだったから、自分たちも…」
こんな考えも歴代の上層部にはあるのではないか?
それは凶悪犯罪者同等の思考だぞ?
だって発砲事件なんかよりもよっぽどの大量無差別殺人に繋がるのだから。
なので必要以上に念には念をの高台の設置も考えないといけなかったし、
1機ずつでも長年かけてでもさらに盛って高台にして配置しなおすとか、
発電機も各エネルギーでのいくつもの予備発電機が必要だし、
15m程度の津波を想定した発電機だけでも結構な高さの場所に
移設や増設することなんかも出来たはず。
それらが何もなされずに長年稼動だけしてたことでは罪。
しかもこれ見よがしにオール電化とかいって、
そんな安全のための設備投資もしないくせに、
売り上げだけはもっともっとなんて、営業だったら5流だぞ!?
物売って終わりじゃないんだよ、営業は。
主に社会は掛売りなんだし、金回収して初めて物売ったことになるわけ。
売りっぱなしで集金も疎か、アフターも疎かなんてガキのすること。
しかも想定外とはいえ、チリなどではM9以上の地震は現に起きてる。
そう思えば、それを対岸の火事に思っていた罰が東電には起こった。
それで割を食わされて、大変酷い目に合わされたのが福島の人々。
その東電の危機管理の低さ、リスクヘッジの甘さで被害被ったのだ。
それは避難している方々に喧々囂々言われるのは当然。
気の毒にも思うけど、上層部は過去の腰抜けどもがしなかったことを
私たちがしっかりとやっていくんだ。
こういう考えを持てない、ただの出世=金だけが目当ての心無いものは
こういう目に遭うのだということで、真っ直ぐ真面目に生きない権力者は
天誅が下るのだということだと思う。
繰り返すが、それの当該者でもなんでもない避難区域の方々は
本当に気の毒で気の毒でならない。
今いえることは、ほかのすべての原発は早急にこれを当てはめた
シュミレーションをして、必要な設備投資をすること。それに尽きる。
いつ何時どこでこんな地震や津波が来るとは解らないのだから。



これは当日の17:19のもの。
5分間で近くだが3つの震源での地震があった。
思えば津波も第1波よりも第2波のほうが大きかったらしい。
それはこのように後から起きた大きい余震の津波だと思う。
そして現地の人の証言によれば、本震以上の余震は起きていないのに
なんで1波よりも大きかったのかは、山などで弾かれて戻った波が
次の波とぶつかったときに、波を乗り越えてきたということだ。
奇しくも大陸のプレート同士がそんな感じになっている。
片方は上をすべるように位置していて、片方は下にもぐりこんでいる。
そんな格好になったので、過去の実績からの計算などでは
大きな誤差は無かったのだろうが、実際想定外となった理由かと。
これで学習したのは、大きな本震のあとには、余震と呼ぶには大きすぎる
余震がいくつも起き、そのためにいくつもの津波もおき、
その津波同士がぶつかり合うとき、互いに消しあうのではなく、
勢いがあるほうが上にのし上がり、津波の高さが足した高さになる。
こういうことを後世に伝えていかないとならない。
それにしても専門家や学者はこんなこと想定できなかったの?
だったらなんで大陸のプレートは互いに同じ状態になってないの?
それが実際上と下に入り込んでいる違いがあるってことは、
この津波のことも気づかされる事実ではないの?



これは日が変わった12日の2:11~16のもの。
これなんか恐ろしいまでの5分間で4つだよ。
それぞれ少し離れているが、当然同じ震源域で。
東京のような土地は、こういう地震はまとめて1個に感じるかも。
もちろん大きくなったり小さくなったりの違いはあると思う。
一つ揺れて、収まってきたときに次の揺れが繋がってくるので、
2つ目だと気がつかずに、また揺れが大きくなったと感じて、
地震自体は1つだと誤認している感じに。
その証に都心の超高層ビルが13分だか揺れっぱなしだったということ。
その揺れているビルの映像が事実だと証明された。
でもそれは、このようなことでずっと揺れていたのか?
それとも地盤が埋立地で、いわゆるすり鉢状だから、
あっちこっちに反射するので長いという、それでなんだろうか。
はたまた免震構造になっているビルなので、その揺れの力を
あえて揺らすことで削いでいくものであるから長く揺れているのか?
この辺を専門家の人に教えてほしい。
そうでないと超高層ビルは、今すぐ発破かけてどんどん爆破せよ!
こういう話になっちやうよ。中に居る人やそばに居る人が
地震で壊れたら一気に亡くなってしまう。
それはずっと揺れていればいつかはぽっきり折れるだろ?
針金なんかも簡単に折れないけど、ずっと折り曲げを繰り返してたら
いつかは折れてしまうよね?確実にそうなるじゃん。揺れまくってたら。



これ、アクセスすると3月11日からいきなり動画が始まるのだよね。
まるで花火でも上がるかのように。
画像は12日の3:39~44に起きたもの。
で、色がついているけど、画像下部にあるように震源の深さで違う。
深いほど濃い青で、表層に近く浅いほど赤いのだ。
この時はその深層域で発生したものと、表層域で発生したものが
中間域で発生したものと合わせて3つ起きて、
さらに三陸沖、仙台沖、茨城北東部あたりと綺麗に分散して起きた。

ちなみに本震の大きさと以降の多数のものと比べるとまるで震域が違う。
それをもずっと見ているだけで顕著に感じた。
実際このいくつかの画像よりも大きな震域のものはあったが
本心に匹敵するものは、近いものも含めても全くひとつも無い。



そう思っていたら、12日の3:59には太平洋側の東北と関東から
ついに飛び火した。長野北部の栄村付近でM6.2が発生。
深さ10km程度と浅めだったことと、直下型だったことで震度6強。
以降もちょくちょく揺れているが、極端に大きいものは少しだけ。
でも太平洋側の広大な震源域のことだけがクローズアップされ、
回数的には結構おきているのに、東京がまずこの震源では揺れないためか
広域に広がっていないためか注目されない。
少ないけど避難して生活している人がこっちにも居る。
長野県栄村HP ←アクセスすれば少しわかる。
芸能人など元気にさせることが出来る人たちは、
東北方面にはよく行き、あまり人が来ないところや、
物資が不十分なところへの気配りの応援は一部で出来ている。
でもこっちにももう少し光を当ててあげてサポートしてあげてほしい。
だって太平洋側に何もおきていなければ、みんなここに集中して注目し、
大変だとか可愛そうだと支援してたはずだよ。
それが大きなものに隠れて埋もれているのも気の毒に思う。



そうしたら、12日の4:49には秋田と青森の県境の日本海側で
M6.6で結構広域な地震も起きた。
今度は秋田県沖でもか…日本海側もだ…。そう思った。
でもこれは単発だった。
それはそれで一安心。不安は1つでも無くなる方がいい。
でも秋田では小さいけど内陸南部で頻繁に揺れてる。やや心配。



これ、12日の10:43~47のものだが、4分間で福島と茨城の太平洋での
震源で連発したものだが、それぞれM5.2~6.2~6.8と
音楽記号のクレッシエンドのように徐々に大きいものがきて、
その震源域を徐々に拡大していく格好となり、
これこそがなかなか終わらない地震のように体感するものかも?
地球は生きているから、生き物だったら当然動く。
地球も寝返りを打てば、それが地震だ。のように簡単に娘に説明したが
感情がない分、空気読むわけも無く、暴君そのままにやってくるのが
非常に困るし怖いのだよね。

それから東京ではそんなに大きいものはあまり来ずに、
ただ日々しょっちゅう揺れるその揺れ自体と、緊急地震速報の多さに
心臓をどきどきさせられる日々が続いていた。
でも徐々に収束に向かっていき、収まっていくのだと思っていたら…



15日の22:31に緊急地震速報。
比較的早く揺れだし、東京も久々に結構揺れた。
すると静岡東部。富士宮とか富士山の直下辺り。
ついに新たな震源が!!また飛び火した!!
これは非常に怖い。
だってこんな大きな地震で富士山を刺激したら?
活火山だからね一応。私は休火山と学習したけど。
もうこんなのが噴火でもした日には、この世の終わりかと思うよ。
だってM9の大震災に津波に原発大事故に富士山爆発だぜ!?
しかもあの辺が揺れたら関東大震災が来るじゃんよ。
さすがに想像だけでもパニックになりそうだよ。
でも幸いにもこれはこの単発で終わった。
あまり報道されないので、何事もなかったのだろうか?
倒壊などの被害は結構あるんだろうか?
単発だっただけに、一番忘れられている震度6以上の地域。
ちなみに栃木も群馬も茨城も震度6以上をマークしたが大丈夫なの?
さらに茨城は北東部と北西部の震源の地震多発して、
余震も大き目のがたびたび来ているし…。

さらには千葉県にも震源は移動して東方沖とか北西部で多発。
11日のあたりでは、東京湾で震度1~2が多発したが、
ここの所落ち着いてきたが大丈夫なのか?
大きな揺れの前には小さいものが頻発している傾向だが…。
さらには昨今では岐阜と熊本でたくさん起きている。
秋田内陸南部とともに、この3箇所が最も警戒区域か?
それ以外のところは少なからず5以上は起きてるけど、
ここらはないと思った。秋田は本震の時など5弱を数回記録したけど。

そんなこんなの今回の大震災と、その後の余震の様子なのだよね。
余震も大きいから、余震の余震も凄く気になる。そんなのもありそう。
数ヶ月、数年、いったいいつまで警戒が必要なのか?
無頓着に戻るというのではなく、それなりに常に念頭においておかずとも
どこかでしっかり覚悟しておく程度に戻りたいよな。早く。

大人もビビっているぐらいなので
子どもは尚のことの状況で、今日も夜に地震速報も出なかったのに
いきなりがたがたっと縦揺れが来た瞬間に娘はテーブルの下に潜った。
その行動の素早さはこれまでに例を見ないほど。
それだけここずいぶん落ち着いてきているとは言うものの、
散々な目に遭ってきた証で、心はまだ安堵を抱えてないとも言えた。

最後に改めて、地震マップのリンクを…。
日本の地震の地図

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皐月賞など昨日の支援競馬結果 | トップ | 【追悼】スー 田中好子~スー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニュース」カテゴリの最新記事