【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

2018ロシアW杯アジア2次予選【シリア vs 日本】

2015年10月08日 23時58分50秒 | サッカー日本代表
結果として0-3の勝利だが、前半は酷かった。

相手はロングボールでの一発の展開。
それが身上なのでその精度はなかなか良く厄介ではあった。
でもランクが倍違う。
このグループ最大のライバルでも格が違う。
もちろん油断すればやられてしまうが、
過去に負けたことが無い。7勝1分。
そこが0-0だったシンガポールに勝ってるとか、
先日日本が3-0で勝ったカンボジアに6-0で勝ってるとか、
そんなもんは何一つ関係ねぇよ。
相手4カ国全てが結構な格下なんだから
当たり前の格の違いを見せて全部勝たないとならない。
それだけの話だよ。
それがシンガポールと0-0とかやっちゃったから
おかしなことを言う人が出てきちゃったんだよな。

そんなのが伝染したかのような前半。
相手がこぼれ玉や大胆なパスが結構通り、
プレスもなかなか早く、しつこく、ファール気味に当たってくれば
競っては直ぐにシュミレーション気味に大げさに痛がって転んで、
そこそこ技術もあるのに勿体無い低レベルなことを繰り返し、
GKの癖に前半の20分から足がつってるって意味不明だった。
下手なことやってる暇があったら、まともにやったほうが
よっぽどいいのに見てて相当イラッとした。

それでもそんな相手に翻弄されてた前半。
嫌な予感のスコアレスが現実に。
シンガポールとですら0-0だったのでここも大いにありうる。
相手のロングボールが通って押し込まれるとはいえ、
こっちもロングボール多用しすぎ。しかも繋がらないし。
折角原口がスタメンで香川とのコンビが楽しみだったのに
そんな相手で調子を狂わせたのか良く判らんが、
らしさがなかった。バックパスのミスでピンチも招いたし。

そんな期待したシーンは後半宇佐美が入ってから起きた。
点にはならなかったが、宇佐美→蛍→宇佐美→本田→宇佐美
これがほぼダイレクトパスで繋がって、
最後宇佐美がシュートしたがGKのほぼ正面に力なく転がり
残念ながらネットは揺らせなかったが、
それが日本の、小兵ならではの身上じゃないんか!?
いわゆるメッシとネイマールやスアレスらのような。

これまでのはそれとは違う。
ボールだけ動いて人が動かない。
だからコースも開くわけも無い。
なのでいつまでもシュートにいけない。
だから打つ前に奪われてカウンターを食らう。
・・・こんなのクソだぜ!!!
今日のは流れていたし、スペクタクルだった。
点にならなくとも、それは見ていて気持ちが良かった。

危険な場面もそこそこあったが相手が下手で助かった。
一番危なかったのが後半38分のFKポスト直撃弾。
西川が触った分失点にならなかった。
他は特にPK後は相手にも出やすいのでクレバーに守備し
献上することも無く、いい感じにやり過ごしていた。
ただ今一度言うが、相手が下手だったから。
決定機は3回ぐらいあったので、正味3-5の勝利的な内容だった。

1点目のPKは何度と無くそれらしい場面があり、
PKはなるべく避けたいとする主審がなかなか取らなかったが、
あまりにも岡崎がそんな目に遭うし、
決定的なアレは完全にタックルしたので当然PKだった。
もう主審もアレを見た日には出さないわけにも行かなかった。
本田が蹴ると常に不安だが、瞬時に逆をつきうまいこと蹴った。

2点目は宇佐美からだったかパスを受けた香川が
左のゴール付近を深く持ち込んでえぐり、
ゴール前に張っていた吉田がマイナスの折り返しを想定し、
やや香川に近づきつつもゴールから少し下がる位置に動くと、
相手もそれにくっついてきて、ゴールまん前がぽっかり空いた。
でも香川の目の前には守備をしている相手が居てどうするか、
吉田のところではなく、目の前の相手の股抜きで中央に折り返す。
それをここに来ると思ってたばかりに岡崎が詰めて押し込んだ。
Wシンジで取った2点目だった。吉田の動きも影の功労者。
ちなみにファーには本田が居た。

3点目は膝付近なのにウマくトラップした清武が
本田へスルーパス。
本田はそれを受けて左を持ち上がる。
でもぴったり相手も付いてきて、一発カウンターのシュートとは
なかなか難しそう。そこで相手を十分ひきつけて、
その右を上がってきた宇佐美にヒールパス。
急には止まれない相手に突き飛ばされて本田が転がる中、
宇佐美はいいボールが来たと、ワントラップ入れたかぐらいに
ボールをじっくりひきつけGKほぼ正面の右脇に
触られてバウンドしながらもネットを揺らした。

ハリルがセットプレーからの点が少なすぎると
課題を出したが、またもそれは無かったものの
2・3点目はなかなか溜飲を下げるものだったね。
ともかく以前の記憶では川島がレッドで退場したのを思い出す。
誤審なのか、正しくとも過剰なのか、
微妙な判定に大騒ぎしたのが印象深い。それがシリア戦だった。

次はイランとの親善試合だが、今はアジアランク1位の国。
そことのマッチアップでアジアの格付けも判る。

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