【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

今日の五輪

2008年08月19日 23時48分11秒 | その他スポーツ



徐々に尻すぼみになってきた五輪だが、今日はまずイケクミの走り幅跳びだ。
自己ベストで飛べれば金争いで前走程度で飛べれば銅争いが出来る記録があるので
殆ど注目されていないが可能性のある競技で密かに期待していた。
だが全く問題外の予選20位に終わってしまった。
もちろん記録は毎回飛べるものではないが、前走の6.7m前後は飛ぶと思った。
最後のトライはファールに終わり、不完全燃焼で終わってしまった。

女子バレーはどう考えても最終戦となるブラジル戦だが、
その通りでストレート負けで準決勝までとなった。
まぁ男子は予選全敗だからここまで進んだのは頑張ったが、
バレーは精神的弱さを克服しないとダメだと思う。
もっとも練習では監督やコーチの罵声が飛び、しごかれるのだが、
それは辛い練習を克服するか否かという問題であって、
ゲームでの相手が調子付いた時に折れない心を育てているものではない。
なのであの伝統を気づいてやめて軌道修正しないとダメだと思うのだ。
少し前だったらブラジルは意外と手が届きそうなところまで落ち込んでいたのに
またもや王国復活という状況になってしまっている。
しかし右も左もセンターも速攻もブロードもバックアタックもことごとく
止められてたな。あれではなすすべが無い。
相手のスパイクはブロックの上から飛んで来るし。
これも予想サイトは当たってしまった。
開始前の予想で準々決勝敗退を。
でも予想は相手の最終成績も絡んでいて、優勝か準優勝に賭けてる。
日本は突破はするが当然下位の方なので、上位と当たることから敗退し、
その国は予選1位の国だと思うので、そのまま決勝に進むという至極当然の予想。
でもそう言う想定ができない参加者が多いのだよね。
そう言う人は相手が4位とか予想してる。ありうるけどまず可能性は低い。

そして逆にノーマークだった男子レスリングだが、
よく考えたら13大会連続で取ってきてたんだっけ…。
女子が目立ちすぎるから正直霞んでる…。
でも結果的には銀と銅を取った!!だから驚いた!!!
まず55kg級の松永だが、決勝の第1ピリオドは際どい判定があり、
松永に2P追加かと思われたがそれがどちらにもなく、
松永は1点を2回取り、相手は2点を1回取ったために相手の勝ち。
これが響き、第2ピリオドも相手が先行し、取り返しにいくも
相手のパワーが結構凄くうまくタックルを仕掛けられず、
じれてきたところでさらに取られてしまい敗戦の銀。
それでも決勝までに元世界王者2人も大物食いをしてきたので立派な銀だ。
決勝までにパワーをフルに使ったからこそ勝って来たのだろうし、
決勝には余力も残ってなかったのだといえる。

そして60kg級の湯元兄は第1ピリオドを共に得点なく終わり、
攻撃側になって得点できたのか、それとも残り2秒ぐらいでポイントを取ったのか
予備情報無しに2人の数戦を見たので訳が解らずこんがらがっているが、
ともかく1Pで勝ち、第2ピリオドは試合前に双子の弟のアドバイスの
「お前は強い!アンクルホールドで決めろ!」といわれたことを思い出し、
相手が仕掛けたところを切り返して、粘るところを必死でひっくり返したのだった。
やはりなじみのある競技や、競技以前の予備情報が無いと解らん。
同じ状況でもフェンシングは太田君だけだったので解りやすかったが、
2人だとごっちゃになってしまう…。

そしてシンクロのペア・フリーだが日本は何とか中国を押さえて3位で予選通過。
しかし4位の中国を意識していてはいけない。
日本はロシアとは水をあけられているが銀のチーム。
それを銅だったスペインに持っていかれているのだ。
下ではなく上を意識したい。
だがその両国は共通点がある。日本人だ。
中国のコーチは前回まで日本を指導していた井村さんで、
あの人が中国に欠けている物を徹底指導しているのでレベルアップは確実。
それだけにかなり僅差までつめてきているわけだ。
そしてスペインにはアトランタ五輪で銅メダルをとった藤木さんがコーチだ。
ここもやはりスペインに欠けている物を補うために招聘した。
その2カ国が躍進しているのだ。
なのでいつも離された銀の日本に付け入る隙は多々あるわけで、
実際予選では逆転と肉薄されているわけだ。
そう思うとアテネではペアもチームも銀だったが、
銅も怪しくなるかもしれないわけだ。
どちらかというとペアのほうが弱いのでここでは最低でも銅を取って
チームに勢いをつけたいところ。

野球は中国戦なので勝つのは当然だからあまり見てない。
競技が被るのは困るのよね。。。
でも見ていた時に思ったのが、ネットでも随分書かれているけど、
村田のまずい打撃だ。
5回裏、先頭中島が死球。中島は軽く睨みいれて小さく吠えてた。
その後2盗を決めたが、その直後に新井にも連続死球。酷すぎる…。
稲葉はサードの前の送りバントが浮いたような小フライになり、
それをサードが故意かそうでないのか落球し、捕球後サードベースを踏み
そのまま2塁へ転送。フライを捕球すると思って帰塁した中島と新井が
ゲッツーという形になり、2死1塁に稲葉となった。
その次の村田が初球を素振りでもしているか程度のスイングで投ゴロでチェンジ。
私も「何だあのだらけて気の抜けたスイングは!!!」と思ったが、
それは指揮官も同じだった。
ベンチで「代えるぞ!!」と吠えて手を昔の桜金蔵のギャグの「以外ね」のように
やっていた。そう、サードを森野に代えたのだ。
まぁそりゃそうだろうな。
でもその後村田はベンチで大あくびしたり、
全く悪びれた様子でもなく、普通にのんびりしてた。
誰かに説教されているわけでもなく。
もちろん試合後にそんなもんは行われるだろうが、
意味なく守備機会で代えられたことはどうしてだか本人も解ったはず。
だとしたら終了後に説教だと思ったら、あんなにリラックスできないだろうかと。
なので星野采配の一環で、村田を粗悪分子として使わないきっかけを見せて、
ここ一番というときに代打に出してドカンと打たせるつもりでは?などの
推測までもネットで飛び交っている。
投手のほうは7回コールドで涌井が1人で21人で締めた。
といっても完全やノーヒットノーランではなく、数本ヒットも打たれたが
全部ゲッツーで切り抜けて、結果的に毎回3人で終わってた。
まぁ中国相手に涌井だったらこのぐらい当然だわな。
これで予選突破確定。

そして驚いたことに、勢いのままに韓国がキューバに勝利!
これで1位韓国2位キューバが決定。
日本は予選最終戦米国に勝てばキューバと、負ければ韓国と。
どっちみち当たるんだからどっちでもいいんだけど、
世界最高のキューバと最後締めたければ4位でもいいし、
永遠のライバル韓国と最後締めたければ3位がいい。
でもそんな計算してやってたらメダル逃すな…。
この4カ国の中で1カ国はメダルが無いのだから。
でも良く考えると明日涌井でもよかった気が…。今日ケンシンで。
ダルは間隔も空いているので準決勝だろうな。
実際韓国はどのタイプの投手でキューバに勝ったんだろう?
それによってダルは韓国とどっちがいいかということになるならば、
準決勝にダル向きの相手との対戦になるように勝ち負けをコントロールするのも
短期決戦の戦略かも知れん。潔くないインチキ臭いけど。
日本も米国もWBCメンバーが大半居ない。
米国は2軍の印象もある。知らん選手が多すぎ。
それだけにここまで弱いのか?だとしたら明日簡単に勝てるのか?
腐っても米国だから簡単にとはいかないだろうな。

女子体操の種目別平均台に日本の鶴見は落下の無念もあり最下位の8位。
メダル候補が全てやりつくした最後の8番手というのはかわいそうだった。
同じ緊張するなら1番手のほうが楽だったね。
優勝はいかにもヤンキーギャル顔の米国ジョンソンが持ち味のムーンサルトを決め
少しバランスを崩した程度のミスだけでまとめ優勝した。

男子の種目別鉄棒は冨田と中瀬の2名が出たが、
冨田が最後の大一番で着地に失敗。膝まで着くほどよろめいた。
そこまでの演目は予定通りにそつなくこなしていて非常に綺麗だった。
それだけに悔やまれた。16点を出せば銅以上だった。でも5位中瀬の次の6位。
中瀬も着地で失敗していた。
しかし2位に食い込んだ米国のホートンは荒削りで飛び技ばかりで
たまたま全部決まったからいいが、綺麗さは全くなかった。
普通では勝てないので彼も若いしギャンブルに出たようだ。結果的に成功。
しかしここはメダルとって欲しかったなぁ。
これじゃ何で団体で金なのに個人で取れないのって話も出るわ。

世界ランク1位の上山が予選敗退した男子トランポリンだが、
これも話題になってなかったがメダル候補だったのに、
そういうことでまたもメダル無しだと思ったが、
辛うじてもう一人の外村が予選を通過していた。
その外村は予選5位でもしかしてメダルだが、きっと決勝は大いに抜かれるのかと
思ったのだが、なんと4位だった!!
5位とは同点で3位とは0.8差もあったので下はすぐ入れ替わりそうだが
上とはそうそうは無理な感じもまたしても4位でかなり悔しい。
外村的にはエースの上山がいなくなった重圧の中予選より順位を上げたのだから
そこは大いに褒めてあげたい。
なにせ銀のバーネットには抜かれたが、上位のウシャコフとニキチンは抜いたのだ。

そして南米決戦となったサッカー準決勝のブラジルvsアルゼンチンだが、
なんか滅多にありえないワンサイドゲームになった。
やはりOA選手は凄い活躍だ。日本の関係者もこの試合を良く見ておいたほうがいい。
(もっとも日本人は彼らほどの選手は居ないが)
ロナウジーニョはボールを持ったらまず奪われず、
ボールが入ったら確実に上げていけていた。
そしてメッシの運動量も凄く、FWらしい強引な突破も見られ、
失敗してもFKを貰ってそこは仕事をしっかりしていた。
さらにリケルメも基点としてゲームコントロールをしていたし、
メッシとのコンビも冴えていた。
だがゲームは前半までが普通だった。0-0で折り返した。
ところが後半7分メッシの早いクロスをアグエロが胸で押し込んだと思いきや、
見ると左腕に当たっているハンドでの得点となってしまった。
そこでブラジルのイライラが始まった。
2点目はオフサイドはぎりぎり無かったように思うがまたもアグエロが押し込み
3点目はなんとPKになってしまいリケルメが決めた。しかもど真ん中に蹴って。
そのPKはファールではないと思う。今日の主審はおかしい。しかもかなり。
まるで先日面白いと思いきやファールが多すぎでやっぱつまらなく感じた
ホッケーと同じだった。この主審はアルゼンチンに3枚、ブラジルに4枚も
イエローを出した。ブラジルの4枚目がこのPKだった。
あれはメッシがウマく誘って倒れこんだだけなのに。殆ど何も引っかかってない。
ところがこれで終わらずに、ブラジルは勝つしかないゲームで3点も取られ
何が何でも得点だと焦り、南米の最高の試合ではなくなって、
ブラジルはもはやパワープレーで何の華麗さも無くなっていた。
それだけにボールを奪うのが普段以上に躍起になる分、
取りに行って結果的に足が引っかかった格好になっただけなのに、
後半36分と39分に一発レッドを2枚も出してしまった。
いや、主審がイエローで済むものに出してしまった。
お陰でゲーム自体がめちゃくちゃ。そこまでカードが出る酷い試合ではなかった。
主審にゲームを壊されたというのは間違いないと思う。
別にアルゼンチンが勝つのは不思議ではないが、こんな試合って…。
これで決勝は前回初王者に輝いたアルゼンチンと、
過去の王者ナイジェリアとの対戦となった。
もし日本がしっかり勝って突破してくれていたら、
このアルゼンチンに負けてたのにな。それならまだ納得だ。
メッシとのマッチアップを見せてくれれば負けてもそれなりの満足もあった。

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3 コメント

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イケクミさん (走れ走れ跳べ跳べ)
2008-08-20 06:47:54
美女の誉れ高いイケクミは6.7→7mあたりいくかと期待してました。

さて走る美女は婚約発表しました。

予選は落ちるわ、婚約するわとイケクミファンはがっかり(笑)

ロンドンは旦那さんと頑張って欲しい
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Unknown (yumeji)
2008-08-20 09:41:46
レスリングは日本のお家芸みたいな時期もありましたからね。
娘は知らなかったと言いますが、私や夫にしてみればずっと強かったんだよぉ~って感じなんですけどね。
女子レスリングの方がすっかりメジャーになっちゃったからかな?

オリンピックも終盤。すでに帰国してる選手も多くなってるみたいですしね。

池田さんには頑張ってもらいたかったけど、残念でしたね。
本番に合わせてピークの体調を維持するのがいかに大変かと言うことですね。
返信する
Unknown (ぜっとし)
2008-08-20 11:55:30
【走れ走れ跳べ跳べさん】
そうですね。そんな感じの期待を寄せていました。
想いは寄せていませんでしたが。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

そうですか、婚約ですか。
それはファンは何気に寂しいですよね。
自分と結婚するとは思っていないものの、
「人の手に渡ります」という宣言を受けたわけですからね。

そうなるとロンドンはどうでしょうか?
赤羽のようにママアスリートでしょうか?
それとも子育てに専念するでしょうか?
4年後だから多分そんな背景だと思います。

【yumejiさん】
そうそう。
大昔は重量挙げやレスリングとか柔道とか、
パワー競技は小兵の日本人が強かったんだよね。
どうも一昔、二昔ぐらい前から印象に薄い。
それはその通りで女子がやたら目立つから。
テレビも結構出るし露出も多ければ印象深いし、
まして現役の頃から知ってるアニマル浜口が
突然あんなキャラになっちゃって、
あれが凄まじく女子レスリングの印象を強く刷り込んでる。

池田はどうか解らないけど、
五輪出場が大きな目標だった選手は
もう燃え尽きてるんじゃないのかな?
五輪でメダルを取ることが目標で無いと、
一定の達成感と満足感で、次の目標に軌道修正できず、
力を発揮するものがみなぎってこないんだと感じるよ。
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