【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

小学校最後の運動会終わる

2011年06月02日 23時04分23秒 | こども
うちの学校には居ないが、ノリピーも楽しんだらしい今週の火曜は
週末の雨で中止になった運動会の代替開催日として
あちこちで行われ、近隣の学校でも多くがこの火曜日に行われた。

区内の公立小学校全てがそれではなく秋に行うところもあるのだが、
接骨院の院長の子の通う学校は秋らしく、
夏ごろに親と同居で引っ越すのだが、その引越し先の学校がこの時期で
可愛そうなことに開催時期の違いと言うマジックで、
今年は運動会が経験できないことが避けられない状況らしい。
全てが秋に行われていたころにはありえない現象が今はあるのだ。
そんなこともある中、うちも転居はしたのだが、
子どものことは比較的上位に重点項目として考えたので、
転校することも無く、6年間同じ学校で過ごすことが出来た。
もちろんまだ2ヶ月しか経ってない今年度だが、
特段転校の予定も無く、一昨年と昨年にイジメという
忌々しいことがあったなりにもどうにか解決して安堵の日々を送っている。
実際関係悪化した子とは、わだかまりは当然残っていて、
何も無かったようには行かず、もう遊ぶことは無く、
でも校内では普通に接している。特に組が同じ子とは普通に話す。
やはり主となっていた2人は大きな壁が出来てしまったが、
巻き込まれていた程度の子たちとはたまに遊んだりと、
それまでの関係にほぼ近くなっている。
なんにしても普段の様子で怯える目も見せることも無く、
普通の表情に、普通に笑ったりしていることが、
精神的に良い状態であることを示している。
そんな背景もあった娘が、卒業はまだ約1年先だが、
最後の運動会を迎えたことは、何気に感慨深い。
冒頭画像の運動会の看板を撮ったときにしみじみ感じた。



準備体操が終わって、応援合戦が始まった。
娘は赤組で男子の久保田が団長だが、
白組は女子でたまに遊んだことがあって、
私は個人的に一番可愛いと思っているミオリが団長だった。
体格も大柄なので意外とかっこよかった。

でもそんな余韻に浸っている暇は無い。
競技の1番目がいきなり6年生の100m走なのだ。
娘は2番目のグループなので、こっちもゴール前のビデオゾーンに
そそくさと移動して構えないとならない。
でもちょっと油断したらもう結構人が居た。
なので4コースだが、中央に場所をとらずに、左端の最前部に取った。
そしてことのほか期待していた分、被写体ブレが激しいことに
所詮コンデジということを突きつけられて大落胆したが、
クールピクスS-8100の屋内でのヘタレぶりは
屋外では明るいのでシャッタースピードが速くなると
(これが手動設定できない)期待して連写したのだ。
その結果がこれだ・・・↓↓↓(ワンツースリー)











ウマいこと撮れてるがね!!!ε=\_○ノ イヤッホーゥ!!

これが嬉しくないわけが無い。
だってこれだけ見ると普通の画像に見えるだけだが、
実際この現場では、ズームはゴールのこの大きさを踏まえて固定して
スタートからずっと感覚で連写を繰り返して撮ってきたのだ。
それだけでも連写がシャッターの押しっぱなしで5枚撮るが、
5枚目を撮り終えたタイミングがわからん。
それを感覚で指を離してまた押していたのだ。
それもデジカメを一切見てないので解らないと言うこともあった。
デジカメで撮影していて見てないってどういうこと?というと、
これは右手にはムービーを持っていて、左手で撮影したからだ。
右手ひとつでムービーを、左手ひとつでデジカメを。
こういう状況下で画像も斜めになったり手振れしたりせず、
尚且つカメラ側も被写体ブレを起こさずここまで撮れたので
俺様天才!と自画自賛したのは言うまでもないが、
ムービーもこんな感じに娘を捕らえていて、
妙に上下左右したり、フレームから外れることも無かったのだ。
しいて言えば、この5枚目が最後の連写。
ゴールテープを切る瞬間はうまいこと行かずに撮れなかったのだ。
・・・そう、だから1着が娘なのだ!!
それも撮影以外のうれしい事であり、
事前に4位ぐらいかと聞かされていた。
実際スポーツに打ち込んでいる子も同じ組なので、
その子には勝てないだろうとも思っていた。
ただ例年と違ったのは幼馴染でもうさほど仲良くなくなった
ナナコと走ることが多かったが、今年は別だった。
思えばあまり一緒に走ったことが無い子とだった。
ゆえにそれとの関係が解らなかったので、
娘の4位ぐらいと言う謙遜してた様子も無くいった言葉だけが
物差しとなっていたので、1位が凄まじく嬉しかったのだ。

でもこれ、この瞬間はわかってなかった。
このレースで4コースを走ってくるのは解ってた。
でもムービーとデジカメを、一応ムービー重視に交互に目をやって
フレームが飛んでもないところに向いていないかのチェックだけで
精一杯だったことは間違いない状況だった。
だから誰がどう入ってきたのかなんて解らなかったのだ。
でもなんとなくうちの娘が一番目に飛びこんだ印象があり、
それがわが子だからかなのかどうかまでもわからず、
わが子を連れて行く順位係の背番号が「1」だったことを見て
ようやく1着だったんだ!!と気が付いて、
ゴールした15秒後ぐらいに大声ではないけどしっかりした声で
私が「やった!!」と口にしたことはムービーに残っていた。

そんなことで、ムービーもきちんと撮れて、
デジカメも撮れて、連写もうまくいって、娘が1着で、
それが最後の運動会で、言うこと無かった結果を得られたのが
何重ものうれしい事だったのだ。
実際徒競走での1着は2年生ぐらいであったかどうか。
明確に覚えているのは保育園で0歳児クラスのころに、
ダントツで1着だったのだ。生後40数日から保育園に行っている娘は
他のどの子よりも慣れていたために、ゴールに居る保育士に向かって
一目散で走れたのだ。他の子はポケーっとしてて遅れていたのだ。
下手したらそれ以来なのかも?
もちろんリレーの選手にも去年と3年のときに選ばれているので
遅いわけではないのだが、スタートがダメだった。
後ろ足を突っ張って前に蹴りだすことが出来ずに、
前にある足をさらに前に出す1歩目をしていたために、
そこでのロスが大きく、リレーはバトンの受け渡しでの
スローダウンがあるから問題は小さいが、徒競争は大損だった。
それが去年まであまりウマく修正できなかったのだが、
今年は上手にスタートが出来て、しかもフライング気味に
飛び出した2着になった2コースのユウコをも結構な距離振り切って
ダントツの1位だったので、それも凄く嬉しかったのだ。

なんで両手で撮影だったのかと言うと、
そういうわけでかみさんが居ないから。
広報の役員だが、そもそも仕事を土日の連休で調整していた。
土曜の予備日が日曜で、シフトなんか急に変えられないので
あらかじめそこまでを押さえていたのだ。
そして最終予備日のこの火曜日は、夜勤明けにしてあったのだ。
なので申し送りが終わって駆けつけても
このプログラム1番目の競技に間に合うわけが無かったのだ。
主に11:00近くにくる事になるはずなので。
そうでなければデジカメはかみさんに任せていた。
その際、逆にこの連写をうまく使えたかどうか?
手振れは普段からする人なので、それもどうだったか?
しかも連写のタイミングがあまりにも悪くて、
ゴールに結構遠いところで終わって、
ゴールした直後から次の連写が始まるとか、
そんなこともうちのかみさんだとありえた。
実際私の連写も、本当は直線を向いてもう1回間に入れたかったが、
ゴールのタイミングが悪いと思って、
コーナーを回りきった後に連写が終わったが、
シャッターをすぐ押さずにゴールのときに最後の連写に賭けようと
この5枚を撮ったのだから。
でもさすがに使いこなれていないので、ゴールテープの瞬間を
収めることは出来なかったと言うこと。
でも意外と連写何も考えずにやってたら、
もしかしたらこの5枚が取れてなくて、その前後の5枚+5枚が
残っていたかも知れないが今更言っても後の祭り。
これがベストだったのだと考えるしかない。
ましてフレームにウマく収まるかどうかという話で、
綺麗に収まっていたからといって、そんなことを望んでは贅沢すぎる。
だけど単純に屋外ならこのニコンのS-8100は機能すると証明された。

でも興奮したのは私だけではなかったようだ・・・



これは娘ら女子が終わった後の6年男子の100m走だが、
左端に居た着順係の男子が興奮のあまりか
突然左端に居たのにゴール前にこんなところに出てきたのだ!
危ない!!&走者がブレーキかけてしまう!!と思ったが、
もう間に合わずにムービーも撮って居たために声を出さなかった。
でも意外なことに誰も危ないと声をかけなかった。
この子も教師に注意されたのか、この1回しかこの行動はとらなかった。

ちなみに何で私が男子のこれも同じ位置で取っているのかというと、
戻ろうにも私の後ろに人が固まってしまい、
撮影をしているので、それを妨げてまで戻ることが出来なかったのだ。
だから6年の徒競走中ずっとここにいたので撮れたのだった。
さらにちなみにこのレースで2着だったのが保育園が一緒だった豊だ。
あのママが果てしなく可愛いあの豊だ。
でもこのグループ足が遅めの子のもの。
しかも1着は去年だか一昨年だか台風の目で人一倍ぐにゃぐにゃしてて
やつのその様子から一気に相手に差をつけられて大惨敗した本人で
(ムービーで見たら顕著だった)そんなやつが1着で豊が2着とは
にわかに信じがたい光景だった。でも1位の子の親はきっと
そういう息子だから1位なんて想像もしてなかっただろうし、
6年最後にリアルサプライズの1位で狂喜乱舞だろうな。
それはそれでよかったと思う。本人はグニャってても一生懸命なのだ。



その後2年生が大玉ころがししたり、いつもどおりの競技。
でも去年と違っていることがある。
それはついに騎馬戦がなくなったのだ。
去年が娘は最後の騎馬戦となった。
思えばナナコとの対決で勝ったのだから、それで終わったのだ。
昔と比べて安全面には十分気をつけられてきているのになんで?
そもそも娘が入学したときから、高学年男子の花形棒倒しが無かった。
それに続いての騎馬戦もなくなったとは、飛車角落ちの将棋のようだ。
代替競技は綱引きになった。それはそれで初めて子ども達はやったので
楽しそうだったが、今まではPTA競技だったんだよな。
それが去年からPTAは玉入れに変更されたのだった。
そう思うと、娘らが最後に行う競技もいつか廃止されるのか…?



これは1年生のダンス。小さくて可愛い。
でも廃止競技が増える一方、ダンスは増えてる。
各学年何かしらある感じに。
そんなもん昔はフォークダンスしかなかった。
それも高学年だけだったか、マイムマイムとかオクラホマミキサーで。
やっても低学年は1~3年で創作ダンスをしてたと思う。
記憶では創作ダンスは幼稚園児のやるもので
小学生はそんなオコチャマなものは恥ずかしくてしない記憶がある。
それが今は1~6年それぞれ別のダンス的な演目がある。
ダンスでないものだと6年がやるアレとかTAKIOSソーランとか
沖縄のエイサーなんかのものがダンスっぽくはないけどね。
そういや今年の4年生はchoo choo TRAINの創作ダンスをしたのだが、
驚く無かれ、EXILEは無理だが、元祖のZOOに在籍したダンサーが
指導に来てくれたらしいのだ。なのでちょっと動きがかっこよかった。

ちなみに騎馬戦の分、5年生は障害物走が組まれていた。
これは娘らも経験が無く、楽しそうだと興味を示していたが
それも経験せぬままに卒業するのだ。
でも平均台はないし、粉の中の飴も、ぶら下がったアンパンも無い。
こんなの無かったと思うのは、大中小のダンボールを重ねて、
ペアで運んでいくこと。要は男女同時スタートで、
同じ組の男女のペアで協力してゴールを目指すものだった。



天気が良かったのは1年生のダンスあたりまでで、
台風一過ならぬ温帯低気圧一過での快晴はなく、
思えば3年だか4年連続火曜日開催の運動会で、
親と一緒のお弁当を何年も食ってなく子ども等は大ブーイング。
天気を恨んでも仕方ないが、そう続いては確かに恨めしい。
今年も本来通常授業だった日なので給食となった。
一部の親は校庭などで食べていたが、大半の親は一旦帰宅。
うちも出来合いのパスタなどを食って午後出直したのだ。

その曇り始めてきた午前中の終わりごろから娘は係の仕事。
去年同様に救護を選んだのだが、去年はからっと晴れて凄く暑く
このテントの下が非常に良かったが、今年は少し寒かった。
競技は4年生の80m走が行われていたが、
思えば気温が高すぎなかったせいか、救護に来る子が少なかった。
去年は転んだ擦り傷以外に気分が悪くなった子なんかもそこそこ居た。
かみさんはこのころ到着した。
同僚の人が運動会だからさっさと帰れと尽力してくれたようだ。



午後の競技は例年この音頭から始まる。
学校のオリジナルの音頭だ。
1年生は入学してようやく慣れてきたころに校歌と音頭を覚え、
運動会練習のダンスなどの演目や細かいことなどを教えられ、
訳のわからぬまま5月も終えるのだ。結構アップアップ。
係なんかはなくても勝手がわからないからね。幼稚園のそれと違って。

これも例年娘がどこに居るかわからない。
体操など以外の唯一の全校生徒の競技だから。
でも6年で大きくなったことや、一番中央を回ることで解りやすく
昨年ようやく見つけられたが、今年は去年以上見ることが出来た。



午後の競技も応援合戦のエールの交換後に6年の綱引きから始まり、
その後係の出番も終わり、おおとりに6年の組体操が始まった。
これが6年生のダンスに該当する似て非なる演目。これが今の花形だ。
なにせ高学年リレーで締めるのではなく、そのあとがこれなのだから。
これは私ももちろんやったことがあるし、
心がひとつでないと決まるものも決まらない。
特に娘の学年は、男子にもイジメがあったし、女子は娘がやられて、
他にも娘ほどではないが、小さく短期間のイジメがあったのだ。
そんな子たちがいる組体操なんて危険極まりない。
いったいどうなるのか心配でしょうがなかった。

この画像は一番最初に5人でのタワーが終わった後の
1人技の様子。その後2人技に移り、Y字バランスとかやってた。
そして3人技、5人技と、目くるめく動きをしてこなして行き、
10人技ではミニピラミッドを完成させた。
娘は小さいがここ1年ぐらいで結構伸びてきて、
2人以外の少人数では土台の役割をやっていた。
なのでこのピラミッドでも最上段ではなく2段目だった。
組体操では最上段で手を広げる娘を長年想像してきたので
ショックだったが、チビでなくなってきたことも喜ばしかった。
実際女は小柄が可愛くて好きなのだが、
例のイジメも娘が小柄で迫力がないことも原因の1つにあると思われた。
だからそういう意味で、威圧感があるのは大きいほうだから。
ちなみにそれでも背丈が随分娘よりは大きいサエコと2段目をやった。
現在の登校班の6年女子コンビだ。これもいい思い出になった。
でも実際サエコは娘のサイズに合わせるのに小さくなって
窮屈そうでちょっと気の毒だった。



その次が全員で輪になって花のような形になったこれだ。
これも狭い場所と広い場所が出来てしまい、
それが極端だと、広い場所は手が離れてしまう。
私のときは、私がその広いところになってしまい、
あまりにも動くたびにつらくて痛くて手が離れてしまったのだ。
でも娘らはその手を離すことは無かった。
娘のところは窮屈そうなところだったが、
中央の花の右端に見える外側の位置あたりが一番広くなってる。

これも3クラスあった歴代の6年と違って、2クラスしかないので
迫力がないかと思ったが、それはそれなりに良く出来ていた。
1年生が娘ら以来の2クラスなので、参考になるかも。

ちなみにここまで大きな失敗という失敗は無かった。
もっとも娘ばかり見ているからそれ以外は見てないが。
でも画像に入っていたのが、2人技で肩車をするのだが、
下の子が遅れていたために焦って立ち上がり、
上の子が背中から(実際右手からだったので骨折が危惧されたが大丈夫)
落ちてしまったのだが、その下の子が4年のときに仲が良くて
娘のイジメに踊らされて一番強烈だったモモコだった。
そういうことだから罰が当たったとは思わないが、
友達とウマく出来ない典型的なそれをしてしまったのは、
妙に納得できてしまった。
でも落ちたほうが別の子なので、その子は割を食ってしまった感じ。
でもモモコと娘はもう和解しているが、元には戻れないので
娘の次の徒競走で実はモモコも1位になったので前後に並んでいたが、
赤組と白組だったからか特に話もせず、娘は周りの子とあれこれ話し
他の競争の応援も喜怒哀楽豊かに行っていたが、
モモコは普通にしていたけど、どこか寂しげに見え、
あの長期間に渡った間違った行動を果てしなく後悔しているかも。
是非そうであって、中学に行ったら元々の明るさ全開に居て欲しい。
印象では少しマセてたけど話しやすく感じのいい子だったから。

そしてこの演目、実はいっせいに起きて、いっせいにかがんで
花が咲くような感じにするらしかったのだが、
それがうまくいかなくて逆にウェーヴになってた。
知らなければそれをしているようにしか見えない。
でもウェーヴはウェーヴでする部分があるので、
この演目ウェーヴしつけぇなぁと感じるのだった。



そして最後に全員ピラミッドが今完成されようとしている。
完成後の画像もあるのだが、みんな顔を上げているのでこれを…。
その最上部はやはり娘ではなかったが、
それでも娘はこの最前面のどこかに居る。
そこはナナコとカンキチと娘が並んでいて、
仲良しからただのクラスメートになったナナコだが、
元親友との最後のショットかも知れず、
カンキチも含めて元同じ保育園のメンバーでくっついていたので
何かそれも運命的だった。たまたまの組み合わせなんだろうけどね。
豊や良純やカズキは後ろのほうを担っているようだった。

この形状は正面から見ると解らないが、
一番最下段は、膝を付いている子が4列並んでいて、
その間に立って90度のお辞儀をして膝を付いている子の背中に
手を突いている子がいる。それが見た目の2段目の子達なのだ。
なのでパッと見の3段目の子は1段目の前から2列目の膝をついた子
(前から1段目の立っている子を入れると3列目)の背中に立ち、
2段目に見える子の背中に手を付いている形で、
その繰り返しの格好で出来上がっているのだ。

ゆえに私の時代のピラミッドは表面が全ての構造だったもので
厚みが無いので重さもモロにのしかかって崩れやすかったが、
計算されて作られたこれは、顔が出ない子も作ってしまったが、
力の配分は相当楽になっていて崩れにくい。
だからこそこの高さまで出来るのだった。
要は最下段は正面からは全員膝を付いた7人だが、
横は低高低高低高低のでこぼこの7人なのだ。
娘にも話したのだが、花形は最上段でポーズを決める存在。
でもそれが決められるということは、下が安定しているから。
なので顔が見えていない連中ががんばって踏ん張っているから
顔が見える連中が格好をつけることが出来る。
それが縁の下の力持ちということであり、
目立つ所だけ見ていないで、そこを褒め称えて感謝しないといけないと
娘にはしみじみ話をした。
光あるところに影がある。昔から言われることだけど。
影は光が当たる存在が無ければ発生しないが、
陰になる部分があるからこそ、光が当たる部分は目立ち輝くのだと
いうこともしっかりと気が付かないといけないからね。

とにかく陰湿な問題もあったこの学年だが、
昨年も見事に作っていたけど、結構途中で崩れて、直して完成した。
でも娘らは登るのに手間取った程度で崩れることなく
見事なまでにここまでを一気に完成させたのだから驚いた。
もちろんそれは嬉しいことだが、逆にこういうメンバーなのだったら
もっと結束した大きな存在になれていたなと確信したからだ。
結束はいいことだが、結託は由々しい。
結託していじめをしたことは本当に残念でならない。
授業中歩くとかLDすれすれの落ち着き無い男子も数名居て
教師に輪ゴム飛ばしたりしてるけど、まとまりのある子達だったのだ。
人は一人では生きていけないのは中村雅俊の歌にもあったとおりで
人は必ず人との営みがあり避けられないもので、
それの上手い下手が人間関係の構築に影響するのだが、
下手な子ばかりだと思っていたので、いい感じに見返してくれた。
その調子で人間力をもっともっとあげて行って欲しいし、
次世代の代表的人間となってほしいとも願ってやまない。
そこまでのことは考えていないと思うが、
見事なまでにこれを構築した6年生の母親たちの大勢が涙していた。
それほどまでに立派だったと言い切れる。

なんにしても怪我もなく無事に運動会が終わってほっとした。

ちなみに組体操のこの画像はうちしかありえない。
なぜなら広報だから校舎から撮っているので誰も障害として
保護者が写ってないのだ。それも今年役員で役得だった。

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