今、野球が終わった。ご存知日本はまたしても逆転負け。
予選からして4位でギリギリ突破なのだからこんなもんか。
終わってみればそう思うしかなかった。
実際終りではないが、もう最後となる野球でまだ得ていない金以外は要らない。
これは選手や関係者もそうだが、野球ファンだけでなく多くの国民もそう思ってた。
だからもう終わった。
きっと選手たちもその気持ちだろう。
燃え尽き症候群で3決では気合が抜けたままにあっさり負けると思う。
それを乗り越えてメダルを取れば立派にも思うが、
米国かキューバ相手に目標を失って燃え尽きたものがいい仕事が出来るとは思えない。
もちろんそれは相手にも言えるので、どっちが如何に燃え尽きているか決定戦になる。
今日は最初から驚いた。先発がダルじゃない。
大好きな星野さんだから責めたくも批判したくもない。
私が選んだわけではないが、納得の選出でこのチームを委ねたのだから。
なのでその全てと心中する気持ちで国民たちも見ていたはず。
でも今回の失敗は【先を見すぎ】この一言に尽きる。
先を見ているから投手温存で交代が遅れる。
次が左打者だからと交代期の左投手を続投させる。
決勝に行くと思い込みすぎていて投手を適切ローテで投げさせない。
まだ中盤だからと無死1塁で送りバントをしない。
これらは全部都合よく解釈した先を見ているから足元を掬われたのだ。
やはり日本は短期決戦に慣れていなすぎる。
もう五輪種目にはなくなったが、高校野球の監督のほうが良い気がしてきた。
一戦必勝とは声にはするが、実際プロ野球は異なる。
でも高校野球はその通りで一度負ければそこまでなのだから。
だとしたら先のことでなく、今のことのほうがよっぽど大事。
22歳の男がドレッドにしてみたいが、手入れが面倒なので30歳になったら
節目の記念でそうしようと目標として掲げたが、
実際30歳前には若ハゲで毛が無くなってしまったような事と一緒。
毛が30歳程度なら絶対にあると都合よく解釈しているから。
やはり出来る時にしておかないと出来なかったねというようなもんと同じよ。
大体星野さんは開幕前に初戦をダルで行って、次は準決勝かなぁと言ってたのに。
ローテの関係で止むなしと。
それが決勝にもって行きたいなら初戦のキューバはダル以外でいくだろうと。
なのにダルで行ったと言う事は、準決勝で出るのだと信じて疑ってなかった。
間隔があきすぎると投手自身もリズムを崩す。乗れないよ。
今日の大きな間違いはまずそこ。
確かに杉内はいいピッチングをしていて、あのまま投げさせても
どうにかしのぎきったのではないかという出来だった。
でもそれはそれ。
先発はダルだよ。決勝が和田。
そしてダルが捕まったら杉内でしょ?!
さらに繋ぐならここでケンシンでしょ!?
でもダルは米国戦で調整登板をした。
だから決勝に持っていく気かな?とは思ったが、
だったら今日は和田でよかったんじゃないの?
韓国も同じ投手だったし。ガレッジセールの川ちゃんそっくりな。
継投も大きな疑問だった。
大体岩瀬は前の試合でタイブレークとはいえ打ちこまれたじゃないか!?
あれはタイブレークだからとか、自分で出したランナーじゃないからとかの
意見もあったようだが、そんなの関係ないでしょ?!
ストッパーやクローザーは前の投手が出したランナーを背負って出てくるんだから。
なので何の言い訳も出来ず、岩瀬は打ち込まれたんだよ。
その不安と自信喪失を本人は抱えていたはず。
確かにこれまで予選でも痺れるしのぎ方をして救った事もあった。
でもそれも、それはそれ。
それが岩瀬本来の力であっても、波やバイオリズムがある。
それが低迷している時に最高の仕事をしろというほうが無理。
それが出来るならクルーンは投げる直球は全球160kmを超えるはず。
それが出来ないのは、最高のものは時たましかなく、
通常は大体それなりであり、定期的に低迷するときがあるということ。
まして岩瀬は前回の韓国戦での負け投手だぜ!?米国戦と合わせて2敗なんだぜ!?
今回の采配はまるで初めて監督になった時の王さんのようだった。
先発が打たれると左の角に交代。そして最後は鹿取。
毎日このパターンだった。それと同じ。
だから岩瀬は絶対に使っちゃいけなかった。
自信回復のための場面ではない。大一番の勝負のときだ。
まして藤川が同点にされたことの不安もあっただろうし。
その藤川はリズムを崩していたのではないかと思う。
今や常勝の阪神のクローザーは毎日のように登板している。
少し休ませたいと思えるぐらいのほうが慣れていてリズムが出るはず。
なのにその調整で一人でも二人でも投げさせない。
投げたのは1・2戦目で3戦目のオランダはさすがにお休み。ここまでは良い。
そして4戦目の韓国戦もお休み。岩瀬の救援に誰も出ず。これが岩瀬を潰した。
5戦目のカナダは調整的に登板。6戦目中国はコールドで涌井の完投。
7戦目の米国戦も登板なし。ここでも岩瀬を潰した。
そして今日となったのだが、問題は中国戦。
ここは6回裏に10点差にしてコールドになるのだから、
7回の表は藤川と上原に投げさせるべきだった。
試合のない日もあるし、7試合で3試合だけとは少なすぎる。
負け試合でも調整的にいいし、通常ではこれ以上点をやらない意思表示という
打線に抑えが出てきたんだから打って勝つぞという気にもさせる。
だからそう言う意味も含めて投げさせる場面は何度もあったと思う。
その中でも調整できた中国を涌井だけで終わらせたのが疑問。
だから今日もリズムに乗れなかったのだと思う。
もっとも本人たちが肩の張りなどを訴えていたら別だけど。
そして上原も抜本的に不安を抱えた大きな爆弾だが、
それだけに中国戦のようなセーフティーな試合で投げておくべきだった。
2・5戦にしか登板してなく、3決では出番がありそうだが不安だ。
そもそもそんな不安の上原をなんでクローザーなのか解らない。
今季は先発だし、調子も悪いし。だから藤川と役割が逆だと。
よって今日の投手陣はダル~杉内~川上~上原~藤川で良かったと思う。
先発はダルが調整登板したから和田でもいいけど。
そして締めの藤川が打たれたら誰もがしょうがないって思えるでしょ!?
実際そうなったら後は涌井やマー君や成瀬で、最悪は和田だ。
今日負けたら明日はないも同然なんだから、この試合から総動員だよ。
そうなったら決勝は全投手で1イニングずつ継投するようにすればいい。
ここまで来たら国内リーグやローテなんて関係ない。
金を目指すのに当然のことだよ。そう言う意識が欠落してる。
ロングリリーフは涌井、杉内、成瀬でマー君は今日は出さないが決勝では予定。
そしてストッパー陣は上原~岩瀬~藤川でしょ!?
打者の利き腕によって上原と岩瀬は入れ替わってもいいけど。
打者の前に守備だが、GG佐藤はごつい顔だが心臓がノミだ。
まさに昔の巨人の新浦のようだ。ノミの心臓といわれていたからね。
丁寧に行くことと違って固すぎた。それで後逸と落球をした。
こういう選手は現場に行ってみないと解らないが、向かない。
内弁慶は大舞台にはどんなに優れていて輝かしくても力が出せないんだから。
トランポリンの上山と一緒。世界ランク1位で予選落ちなんだから。
なので佐藤が後逸した時にレフトは森野と代えて良かった。
投手が左だとか関係ない。打てないわけではないんだから。
そういう不要なセオリーを背負ってるのも間違い。
GGは打撃も湿りがちで、三振も多かったのだし。
後逸の後はそれなりにこなしていたが、藤川が打たれたショックで
あの落球を呼び起こした。そして自信喪失の岩瀬が自分は最悪の成績だし
藤川が点を取られた連中に抑えられる自信は持てなかったと思う。
そこに加えてこの落球はもう止めを刺してしまった。
岩瀬は今季は立ち直れないと思う。
そんな悪循環になってしまったのが7~8回だ。
そして打撃のほうだが、結果論で言うのではなく、
7~8回に追加点を取れなければ負けだと読みきっていた。
何故なら投手はずっと川ちゃんのままで、球速は落ちないものの
いい加減慣れてきていたはず。
しかも初回は韓国が浮き足立っててワイルドピッチやパスボール。
正捕手が怪我か何かで若い捕手がマスクを被っていることから
コンビネーションの乱れなど序盤はある。それを見事にやってくれて
日本は得点することに成功した。
でも1回の1点は不満。
先頭西岡は内野安打と走塁妨害で無死2塁。
荒木は送りバントで1死3塁。ここが間違い!!
ソフトのようにとはいったが、ソフトで常識のこういうことではない!
スコアリングポジションにランナーは居るんだし、
投手も守備も荒れているんだから通常通り攻めればよかった。
ワンヒットで1点だし、だったらその後も無死1塁で、そこでバントでしょ!?
それが1死3塁となり、青木は四球。新井の2ゴロでゲッツー崩れで1点。
2死1塁で稲葉は当たりはよかったが1塁ライナーでチェンジ。
これが無得点に終わるかもしれないが、あの韓国の立ち上がりなら
通常の攻めなら2~3点は入ったと思う。
青木の四球が荒木に来れば無死1・2塁。青木が送って1死2・3塁。
新井の2ゴロで2死2・3塁かもしれないが、2死3塁になり1点。
そして稲葉がアウトで同じ1点の可能性もあるが、多分2点取れてたかと。
2・3塁にランナーを背負ったらその攻め方も守備体型も変わる。
なので結果は変わっていたのではないかということだ。
3回は凄くよかった、1死後四球で、送って2死2塁で青木がタイムリー。
1ヒットで1点という最高に効率のよい得点の仕方。
4回の韓国の攻撃はしのぎたかった。
ここでGGの後逸が致命的で無死2塁。
そこで打たれはしたが単打だったのがツーベースになり杉内は動揺して
次打者にもヒット。多分バットが折れたっぽくアンラッキーだった。
でも不幸中の幸いが得点にならず1・3塁。
だが投手交代はここで良かった。ここが代え時だ。
でも次打者が4番スンヨプが左だから引っ張った。
左にこだわるならワンポイントで成瀬だよ。それかここで岩瀬。
和田でも1人なら仮に今日の先発がダルだったとしても、明日の先発に支障はない。
総動員なんだから。
それを次は川上だとして引っ張ったことで一発打たれると思った。
でもツキがあってスンヨプは併殺打。1点は取らせたが仕方ない。
でもこれもGGの後逸がなければなかった得点。
何故なら後逸後のヒットはGGに飛んだ浅目のレフト前だから1塁ランナーは
3塁にはいけない。なのでスンヨプのゲッツーで2死3塁でまだ無得点だったのだ。
川上は四球は出したが最後三振にしとめたし無得点で終われていたのだ。
それにしても日本は先頭打者が出ない。拙攻も目立つ。
青木・西岡しかヒット打てない感じで、5回も2死から西岡がヒットだが無得点。
そして最大の打撃での失態が6回だ!!
青木がヒットでついに先頭が出る。相手も落ち着いてもうミスはないし、
日本は調子を崩させるには絶好機が訪れた。
当然4番だが新井はバントだと思った・・・が強攻策!!1点差なんだぜ!?
それが遊ゴロで普通ゲッツー。辛うじて新井が1塁セーフ。
稲葉も遊ゴロでここも辛うじて1塁セーフ。
もはやこの辺から韓国は日本は恐るるに足らず。やはり予選で勝ったように
俺たちのほうが強いという気持ちを高まらせた。
そして中島は当たりは痛烈も1塁正面のライナーで先頭打者が塁に出たのに
無得点という最悪の結果を出す。ここは間違いだらけだった。
もし新井がサッカーU-23の本田圭だったら、他の作戦があると、
指示を無視して送りバントをしてくれただろうな。
この時に日本の負けを予感した。
そもそもツキなんて平等に与えられる。
日本はこの試合の序盤でそれを貰った。そして物にした。
韓国にはここまでに何もない。
もちろん力差が歴然に違うもの同士ならワンサイドで終わる。
でもこの両国は拮抗している。韓国が日本より劣っていたのは20年前までだ。
なんだよロッテとヘッテって!!∵ゞ(≧ε≦o)と馬鹿にした時代は。
まして今回はここまでキューバも倒して無敗で来ている勢いのチーム。
日本は確実に4位通過なのだし挑戦者の気持ちを忘れてはいけなかった。
それを王者のような攻撃でむざむざとチャンスを潰したのだ。
あそここそ泥臭く追加点を1点でも奪うべき。
もし新井が送れば1死2塁。稲葉の当たりは2遊間なので2死3塁になった。
守備体型が変わって2塁寄りに居なければセンター前だったかもしれない。
そこまでは考えずとも、次の中島がアウトで無得点は同じだが、
左投手が見えない背中方向の3塁にランナーを背負ってたら
同じ球は投げられず、違う結果が出ていただろう。
違うアウトだったかもしれないが、点が入ったかもしれない。
そんなことから、ここまでにチャンスはあったがツキのない韓国に
終盤ツキが生まれると思って、日本はそれ以上に点を取っておかないと
逆転されると思ったので、7~8回に追加点がなければ負けると思ったのだ。
だがその7回も簡単に2死。そしてその後にヒット。そして無得点。悪循環だ。
悪い予感は7回の裏に当たった。
藤川が三振で1死を取るが慎重に行き過ぎて四球で1死1塁。
そして強打者にも拘らず代走で韓国はこのランナーを絶対に返す構え。
結果的にその気持ちに日本は負けた。
その後ヒットを打たれ1死1・2塁。藤川の調子が悪いのを感じた。
でも次を三振に切って取って、大丈夫なのかな?とも思ったところ、
安打製造機的な代打にヒットを打たれ同点にされてしまった。
そこで終われたのが辛うじて掬われたが、日本は8回に100%加点しないと
完全に勢いは韓国に傾いていて、ツキも向いたら鬼に金棒になる。
この回の疑問は、投手交代は頭から行かずともいいだろうということ。
成瀬を7回も登板させて、ピンチを感じたら即藤川がよかったと思う。
これを頭から藤川でいく必要はない。
きっちり1回投げないといけないわけでもないのだし、1人だっていいんだから。
それで8回も藤川が上がって、簡単に切って取れれば投げきるか、
上原が8回途中からでも繋げばいいんでしょ?
そして8回も日本は得意のパターンで簡単に2死でその後ヒットで無得点。
2死からでは実際何も出来ないが、稲葉が今日はブレーキだから
ここは代打に村田か里崎を送りたいと思った。
大昔から野球は2アウトからという格言を忘れてる。
日常的なリーグ戦でも2死から5連打とかしたとかやられたとか経験あるだろ!?
試合を投げているとしか思えなかった。
青木はよく打ってたので責められないが、どうせならこの回打って欲しかった。
この回は外の球にやられて2死目になった三振だもんな…。
そしてその裏は藤川は1回投げきったししかも球数も多かったし
当然出てくるわけが無い。ここが1つ疑問だった。
成瀬から藤川にピンチではなく7回頭で出した時に9回は上原としても8回は?と。
そこで当然思えたのが岩瀬だが、そのまさかの登板となった。
もしかしたら若いからマー君を1イニング投げさせるかと思った。
連戦連投の覚悟をと言っていたし。でもそれも5回投げたしあるなら涌井だと。
でも涌井を使うなら7回で出しそうだからやはり岩瀬か!?と
藤川が7回に登板してそう思った。その通りだった。
そしてやはりいきなりヒットを打たれ、次打者は意地で三振に取るも、
この大会全く当たっていない巨人のスンヨプに一発放りこまれた。
確かに低めの丁寧な球だったので、打ったほうが上手かったのだが、
気迫も感じなかったし、失投を避けるため低めに置きに行った気がした。
それだけに弾き返しやすい球だったように見えた。
続く打者にももう当然かヒットを打たれ、ここで涌井に交代。
その涌井もこの状況にテンションが思いっきり下がっているように見えて、
多分心ここにあらずで投げていたように見えた。
そのせいかポンポンと大飛球を運ばれる。
最初の打者は辛うじて青木が捕球後フェンスにぶつかる捕球だったが、
次の打者はレフトへ同じくらいの深さでとび、GGが追いついているがここで落球。
これによって岩瀬が最後に出した打者がホームを踏んで追加点。
さらに次打者もセンターオーバーで2塁ランナーが帰り致命的な6-2となった。
もちろん9回の攻撃が残っているので終りではなく逆転の可能性もあるが
常識的には終り。よほど韓国が勝てると意識して変なことしない限りは。
これがなんで7~8回に追加点を・・・と思ったのかは、
最後の攻撃に必死になっても間に合わないし、うまく行くはずが無い。
それは力んだり、力まないようにと思っても力んでしまうし、
消極的になって臭い球を見逃したり、手が出せなかったりの三振とか、
力むあまりの三振も当然だし、ヒットやホームランを打てる精神状態ではない。
それが行ける雰囲気になるには、ノーアウトで先頭打者が出て、
続く打者もヒットで1・3塁にでもならない限りは無理だ。
だから気持ち的にも声も出ない日本チームには全く覇気がなく、
最後阿部の当たりは痛烈だったがほぼライト定位置のライナーであっさりと終り。
日本は負けるべくして負けた。そうとしか思えなかった。
これは星野監督への愚痴でも文句でもない。
冒頭で言ったように委ねたのだからこの結果も甘んじて受け止め責めはしない。
でも責任追及とは違う、違うんじゃないかという言いたいことを
ただこぼさせてもらった。
ソフトがあんなグダグダで必死に金を取ったのだし、
それ以上に元々野球は当初プロは出さすにメダルを逃したりして、
協会も本気になりようやくプロも出し始めたが金を取れず、
松坂がいて完全プロ化でも逃したものを、この最後の北京では是が非でも
取らないとならないし、どの競技よりも取って欲しかった。
その気持ちが物凄く強かったので、こういう厳しいことも言わせて貰った。
もちろんこんなの外野だから好き勝手にみて、好き勝手にいえること。
それも解っているが、このチームと日本の機構や協会に出来れば聞いて欲しい。
投に松坂、打にイチローが欲しい!!
今回韓国が勝てた理由の最大限のひとつといえば
【韓国リーグ休止】にしたこと。選手たちは自分が居ない間のチームの心配が無い。
余分なことを排除し、ここに集中できる環境を整えたことが大きい。
もう1つにはアテネでは切符を逃した分の8年分の鬱積したものがあるので
その積年の思いを思い切りぶつけてきている気持ちの違い。
これは2000年のシドニーの結果とよく似ている。
まだプロアマ混合チームで本気になってない協会のころ。
予選を4勝3敗で辛うじて4位通過で、準決勝で1位のキューバと対戦し、
あのキンデランなどにやられて3決で韓国と対戦。
日本はエース松坂の登板で7回まで両軍とも0を並べるが、
2死2・3塁で松坂は左中間に2塁打を打たれた。
その相手はイ・スンヨプ。予選で本塁打も打たれていた。
今日もスンヨプが決めたのだから非常に似ている。
そしてシドニーは初めてメダルを失った大会となった。
(それを受けて協会も本気になったのだが)
今回このときと似ているということは、メダルは取れないのではないだろうか?
そしてテコンドーの岡本はやはり初戦敗退。
もう力も勢いもないようだ…残念。アテネのごたごたが余計に悔やまれる。
シンクロのチームテクニカルはなんと中国が3位で日本は4位!
1・2位は予定通りの並びだが。ここは入れ替わった!
2位スペインが48.917で、3位中国が48.584で、4位日本が48.167だ。
十分フリーでの射程圏内ではあるが、このところ敗れている中国だけに
非常に気になる順位となった。
しかも下位の5位には47.584で米国とカナダが同点で迫ってきている。
野球の負の勢いが伝染しなければいいんだけど。
最低でもペアもチームもメダルを取らないと!!!
本気でオリンピックにかけようと思うんだったら、リーグ戦をオリンピック期間中に休止するべきだよねぇ。
あんな負け方って…心底がっかり星野ジャパンです。
反面、400mリレーは良かったねぇ。個々の競技では結果を残せなかった分を取り返したって感じでしょ。
よくわからないけど、何か違うという感じがします。
ソフトが、アメリカに勝ちましたね。
あの上野投手はすごい人ですね。体は悲鳴を上げていたでしょうに、感じさせないし、気力とか、気合とか、そういうものを感じてしまいます。
国民栄誉賞賛成。
宇津木さんもさぞ喜んでるでしょうね。
リレーは、あの四人が走る姿が本当に美しかった。
バトンリレーでもたつくこともなく、風に押されているかのように流れるようにつながって。
陸上でメダルを取るなんてすごい!
感動しました~(>▽<)/ヤッタ~~
次は、シンクロがんばって欲しいです。
頑張っては居るんだけどもう1つ踏ん張りが利かなかった。
そのくせこっちは点が取れないのだからそれは典型的な負けの図式。
スンヨプがインタビューで言ってたけど、
韓国はメダルを取れば選手の兵役が
たった2週間とかに短縮されるらしい。
その背景もあるのでスポーツ選手は短命だけに、
2年も兵役で旬の時期を失うのは、引退後の人生にも関わるので
その背景が必死にさせているといってた。
もちろんスンヨプは終わってるけど、
今回十数名の選手に兵役対象の選手が居たらしい。
なので何か飴と鞭みたいなものも必要なのかもしれないね。
特別ボーナスの飴だけでなく鞭が。
米国もオールスターで乗り込んでないからあの程度なんだよね。
だからメジャーも休止してないからそっちも呼べないんだけど、
つい先日まで怪我してたけど、松坂・イチロー以外には
松井秀喜も欲しいところ。金本や岩隈も。
金本は宮本がキャプテンとしてダメというわけじゃないけど
アニキといわれるように、稲葉・宮本は少し大人しいので。
でも今回日本人プロ野球選手全員をざっと見たんだけど、
他にも何人か候補は内川や井端など見つけたんだけど、
これといっていない。
今はもう助っ人がかなりの核としてのウェイトを占めていると
非常に感じたよ。それが如実に出ている気がする。
商業的には早稲田からハンカチ王子も呼んでみたかった。
マー君とコンビで。その辺が快刀乱麻のピッチングをしたら
それはそれで盛り上がったかと。
今回の日本は随所に巨人を見ているようだったよ。
中継ぎ陣がことごとく打たれ、ゲームメイクができないという。
だからがっかりだね。でもメンバーは十分だし、
藤川が打たれたらもう仕方が無い。
リレーはたなぼただよね。まさに漁夫の利。
米国をはじめ強豪国の大半が失格かバトン落として棄権だから。
でも運も実力のうちというし、それを逃さずメダルを掴んだのは
よくやったといえると思う。浅原もきっと引退だし。
しかも80年振りだって言うしね。
前回のメダルを見た人は大半死んでる。
正直予想サイトでも陸上で金メダルはいくつ取る?
なんて問題が出されたのよ。
私は、馬鹿じゃないか!?全メダルならともかく、
かなりの確立でゼロだよ!!
取れても女子マラソンだけだよ!!と思った。
それが野口がああなって、土佐もあんなことになった。
そこで逃したので後は10000mで渋井が大爆走とか、
幅跳びで池田が自己記録大幅更新の大ジャンプとか
その辺しかないと思ってた。室伏は良くて銅だと思ってたし。
だから前回4位だったリレーは確か前回もこういうツキがあったので
ツキは毎回続かないから、今回の個人の惨敗振りを見ると
それが無い限りは全く期待できなかった。
なのでサプライズだけど、素直に良かったとは思ってる。
でも銀が凄く惜しかったのだよね。
トリニダードトバゴはアテネでは日本が4位に対して
確か6位ぐらいだったんだよ。
もっと違ってくれないと困ったわけです。
思えば関係者は日本代表のサッカーのアジア杯とか
全試合帯同して、そのミーティングやらなんやらも参加して
トーナメントとはどうやって戦うのかを学んだほうがいい。
もちろん監督やその予定者も。
星野監督が岩瀬はうちのパターンだからといったが違うと思う。
決まりきったパターンは相手に研究されて対策される。
それは真逆で読まれないこと…つまりサプライズ。
先発はある種予定を知らせるので出来ないにしても、
例えば上原を先発で使ってみるとか、予期せぬことが
相手を動揺させて平常心を失わせる。
そのぐらいのセオリー無視することのほうが短期決戦、
世界との対戦では必要なことだよ。
ソフトは前日書いたのでその通りだと。
でも野球が真似て欲しかったのは、これ。
今日の先発がダルで、明日の2番手もダルとか。
上投げの野球はソフトのような真似したら二度と出来ないほどに
壊れてしまうからそれは無理だとしても、
先発して7回を投げても翌日1イニング投げる程度の気迫。
実際その気持ちが無いと勝てないよ。
帰ってからリーグ戦があるとか、所属チームに悪いとか、
そんな背景を抱えさせたら。これは監督が気の毒。
リレーは日本は個人種目は歯が立たないので、
可能性があるからリレーのバトンの練習は
嫌というほど散々練習してきているんだよ。
だからうまく行く確率が高いし、綺麗に繋げるの。
反面米国などは重視してないからおまけだという感じで
全くバトンの練習などしてない感じだから
ああいうことがおきるんだよ。
陸上はメダル無しだと思っていたので褒めてあげたいね。
シンクロは大ピンチだよ。
井村さんが中国をかなりのものにしてきたから。
ここまでに最近は負けが多くなってるし、
でもいつもペアよりチームのほうが成績がいい日本だけど、
テクニカルルーティンでは中国に負けて4位。
フリーで逆転できると思うけど、
背景的にメダルを逃す可能背も結構高いんだよね。