【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

錦織無念

2014年09月09日 23時56分27秒 | テニス
人気が無いためWOWOWの独占放送だから
こういうことが起きたら各局焦るんだね。
NHKなんか受信料払ってんのに何で放送しないんだって
お門違いなクレーマーの苦情が多数あったようだけど、
解る様な解らん様な…。
そもそもテニス好きはずっとWOWOW入ってるよ。
友人はもう20年ぐらい入りっぱなし。テニス好きなんで。
なのにここで入る連中はみんなにわかでしょ?
そんな普段から応援もしないもんが、いいとこ取りしようって
その魂胆が醜いというか、そんなレベルで苦情垂れるって
なんか文字通りに醜いと思ってしまった。

まあでも同じ日本人が興味ない競技だけど、
世界を制するかもしれないと思えば、
国民として応援したい気持ちは普通に解る。
でもそのときだけなんだから、そういう自分を良く考えろって。
見られなくたって今までが今までなんだからしょうがないじゃん。
それをそう考えられん人って、どんだけジコチューなんかな?
そんなやつらをあざ笑うために錦織負けちゃったんじゃん?
NHKが再放送権を買って、午後にやってたよね。
でもスポーツなんてLIVEでなければクソ。
しかも優勝してくれたんならそれでも見たいだろうけど、
あっさりとストレートで負けたもんだから、
普段興味を持たない状況の結果そのもの。
そんな負けっぷりをわざわざにわかが見たいわけもなく、
NHKも放送して大損。WOWOW新規加入者も大損となった。
ただ、WOWOWは加入月は無料なので損はないけど、
加入手続きの手間隙などが無駄に終わったわけだ。
NHKの視聴率どうだったのか凄く気になる。

うちは昔はF1のノーカット中継で入ってたが
今はウルトラマンのお陰で入ってた。
なので漁夫の利的に見られたわけだけど、
お前もそんなのなんだから偉そうに言えた柄じゃないじゃん!
そう言われてしまえば、そうかもな。
でも元々入っているといないとの違いはでかいぜ!?
だってなんの損の感情の微塵すらないもんな。
加入のホットラインはパンク寸前で、
WEBのフォームも殺到で、お陰でWOWOW全体が重い重い…。
こっちは最初から入っているので全く問題なし。
でも番組表とか、スタンプが重過ぎて迷惑だった…。
だけど、そんなにわかの人たちも大喜びして
見てよかった、入って良かったと思える結果が良かったね…。

ただクレーマーがおかしいだけで、子どもたちにはこれをきっかけに
テニスに興味を持つきっかけになればそれでいい。
錦織張り、それを越える選手が出てこないといけない。
大人はちょっと辛いけど、やはり普段から見て欲しい。
特に競技人口を担うとかも大事だが、企業の支援が大事。
株価は決勝で負けてデイトレーダー的な人が一気に離したので
下がったようだが、ユニクロはファストファッションでありつつ
憧れるブランドとして一歩前進した。
己の企業をそういうものにするために、いい意味の支援を。
それが無いのににわかだから腹が立つんだよね。

お前もにわかだろって言うと、そうかもしれないが、
そうじゃないと言い切れるのは元々公式テニス部だ。
時期部長に現部長から指名を受けたが、
その後の合宿でのマラソン中に膝を致命的にやってしまい
それで引退。その古傷の痛みが今出てる。
若い頃は無かったが、仕事でもスポーツを毎日しているように
7~8kmを歩いたり走ったりを毎日平日は十数年繰り返した。
それで膝は耐えていたがついに爆発。
右足全体に渡っている腱も痛めるし、かかとも痛める。
腰もやれば、背中も肩も、肩甲骨周りなども患部をかばって
間接的に痛みをもたらせてしまい満身創痍。
そんなわけで最初の致命傷はテニス時代の膝だったのだ。
なのでルールもわかれば選手もわかるし術戦略もわかる。
そこがにわかとは大きく違うところ。

確かに自分の現役時代をピークに、興味は薄れ、
テニスを競技として楽しめなくなってからは
興味を持たなくしていた。
もっても出来ないと言うか、やりたくなるし、
やったら体を痛くするだけ。
やれるのはお遊び程度のみ。だから封印したのだよ。
娘には興味を刺激するのに少し相手をしたけど、
楽しくなかったようで(未経験なのにラリーがしたいって)
そんな何でも甘いもんじゃないと言ったら嫌気が差したらしい。
だから卓球に行ったのだけど、そこで娘が興味を持てば
もっと頑張って酷使して復活してたかも?
ともかくそんなことでテニスとは距離を持ったのだ。
でもラケットなどは持ったまま。
一番最初のウッドのカワサキのマスターストロークは
人にあげちゃったけど、その後のやつは。
そんな中、やはりテレビで見た修造チャレンジでの錦織は
将来性を感じたし、フィジカルや怪我などでいまいちも
過去の日本人以上の活躍は気になっていたし、
そもそもWOWOWに入ってからは4大大会の試合は見られるので
全部みっちりは長いのでしないけど、時折見ていた昨今。
そんな感じで今回の快進撃を向かえたのだった。

肝心の錦織だが、素人が見れば弱かったの一言。
でもそれはあの試合だけ見たやつが言うこと。
私の見立てでは、もう試合をする体力が残ってなかった。
そりゃそうだよ。
松岡修造も実力以前に体力が課題だった。
なんども足が痙攣して伸ばしてもらったり、マッサージ受けたり
その場で雄たけびを上げて倒れこむ姿を何度となく見てきた。
松岡もだから錦織もとか、日本人だからってことはないと思うが
世界とは背が違うことで、かかる負担は大きいのは事実。
それを補うために大型の選手よりは負荷は掛かる。
だからこそ体が悲鳴を上げるのだと。

錦織自身もそんなコート脇で簡易治療を受けている姿も見たし、
今年のソニーOPではフェデラーを倒して迎える準決勝の
ジョコビッチ戦を股関節の痛みから棄権した。
その時も2セット先取の試合とはいえ、
ディミトロフ戦は2セットともタイブレークを制したフルセット。
フェレール戦は3時間越え4回マッチポイントを持たれながら大逆転。
勝利の2セットは共にフルセットでまさにシーソーゲームを制した。
その次のフェデラー戦は翌日で、さすがにダメかと押し込まれるが
2セット目から何があったのか吹っ切れて打ち合いを制して勝利。
でも次のジョコビッチ戦にはもう戦える状況になかったのだった。

そういうことをにわかは知らんのだよ。
今回も出場自体も危ぶまれていた。
右足の親指裏の手術を1ヶ月前に受けたばかり。
そんな状況だけに、こんな快進撃も想像できなかった。
そういう状況での出場をし、1~3回戦は問題なかったが、
次戦のラオニッチ戦は次世代同士の対決で
苦手の高身長で高速サーブが武器もフルセットで何とか勝利。
タイブレークを2戦含んで1-2セットからの4時間越え大逆転だった。
次のバブリンカ戦も2つのタイブレークを互いに取り合い、
先に錦織がリーチしたが追いつかれてのフルセットを制し、
2戦連続の4時間越え。体力が無い錦織が良く途中で故障せず
戦いきったとフィジカルの成長に感心しながらも
次はジョコビッチだが、もうヘロヘロで体力が無いと思った。

逆にジョコビッチではなくマレーがくると高身長で嫌だと思った。
そこは僅かだが低いジョコビッチで良かったが、
内容は断然ジョコビッチが上なので問題ではあるが、
フィジカルが持てば今の錦織の強気とダウンザラインの正確さで
好勝負が出来ると思っていたからだ。
もちろんそれはジョコビッチに勝った事もある裏づけもある。
そのジョコビッチ戦は2セット目はいい意味で捨てたと思うが、
他の3セットは強気で押し込んでランク1位を下げさせた。
それはもはや全米を制したのは錦織だと言う印象をもたらした。
あのジョコビッチが打ち負けや競り負けをして左右に振られて
四苦八苦しているのだから。
だからこそ言っていた。
ジョコビッチに勝ったなら、きっと決勝もフェデラーに勝つ。
万が一チリッチだったらちょっと嫌だけど、でも相性はいいので
そんなに心配は要らない。でも格上ならではの緊張感が
格下で緩むことが一番怖い。と。

実際緩んだわけではなかったが、嫌な予感が当たった。
ジョコビッチ戦は1つタイブレークがあり制したが
2セット目以外は逆に幾分楽な結果。
だけど手ごたえが無かったのではなく、
ジョコビッチ相手なので集中を持ち続けて攻めまくった結果。
だからスコアがいいだけで、その精神的な疲労はこれまでで一番。
4時間越えにはならなかったものの、違う疲れが残った。
またその充実感と達成感は、1位との対戦だけに終わった感もある。
蓄積された疲労のピークと意識はしてなかっただろうけど、
無意識のバーンアウト感が錦織にはあったのだと思う。
それに加えて今日のチリッチは手がつけられない。
エース4連発のラブゲームキープが2つもあった。
それに程近いことが殆ど。
セカンドサーブも良く、サーブで勝利したとも言い切れた。
そうとも言い切れないのがラリーも粘り強かった。
押し込んでも押し返されて、もっと押し込まれる。
結果的に披露蓄積の大きい錦織が競り負ける。
今回チリッチを追い込んだのはシモンぐらい。
疲労の蓄積は殆どない状態だった。
それで強烈なファーストサーブに、力強く巧妙なセカンドサーブに
ラリーのウマさと強さにと揃ってしまうと、
ファーストサーブがことごとく入らない錦織がよく3-6の3つで
終わったなと、もっとボロボロの結果でおかしくないほどの
チリッチの凄まじい出来だった。
もう相手を褒めるしかない、錦織の日じゃなかったとしかいえない、
そういう結果だった。

今年のバルセロナOPでナダルが言っていた。
その試合は決勝。
なんと錦織が1セット目を6-2で取っていた試合。
ついにナダルにも勝つぞ!!と期待したが、
2セット目を4-6で落とした3セット目。
0-3となった時点で腰痛により棄権。
徐々におかしくなっていったが、凄く残念な結果。
そのときにナダルは、ケイがもうワンランク上に行くには
こういうことではダメ。フィジカルが弱すぎる。
決勝まで戦いきれるだけのフィジカルを持たないと、
上のステージには行くことは出来ない。と指摘していた。
そういうことで今回負けたわけではなかったのは収穫。

これらも点ではなく線で見ないと解らないこと。
ずっと毎試合追いかけなくても、今大会の最初からある程度見て
追いかけていれば手ごたえとして感じられること。
スポーツなんてその日その時の単発ではなく、
1試合目から、前回の試合から、その前から、今年の初めから、
去年から・・・などとずっと繋がっている。
だからスポーツは追いかけて見続けないと本当に楽しめないんだ。

まず2試合後が楽天オープンだが、来年は全豪からぶっちぎろうぜ!
ひとまず日本人の最高リザルト更新おめでとう。

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