【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

バルセロナ・オープン決勝【錦織 vs ナダル】

2016年04月27日 21時29分13秒 | テニス
競馬で出遅れだが、テキストはライブで打ったもの。
当初は準決勝と纏めてひとつに思っていたが、ボリュームが…。
ま、去年の画像ネタをずっと続けてるのよりかは最新の話。

一番見たかった組み合わせの決勝。
前回は遅い強烈スピンのショットに苦しめられた。
それがナダルが見つけた錦織攻略法。
それを踏まえて、錦織は対策出来ているのかどうか!?

1セット目、ナダルいきなりダブルフォールト。
しかし錦織もいきなり引っ掛ける。互いにまだ固い。
錦織ポイント先行も、ナダルが2本のオンラインショットを
デュースコートからのフォアの逆クロスで突き刺してキープ。

第2ゲームはラリーに耐えてポイント先行。
デュースからのサーブは遅いがワイドに逃げてエース。
すると40-0から甘いリターンをオープンのデュースコートに
フォアのクロスで突き刺してラブゲームキープ。

第3ゲームは錦織ポイント先行。深いフォアの逆クロス強烈。
錦織ダブルのブレークポイント。
しかしナダルのワイドのサーブが強烈でエース。
アドサイドでのサーブはリターンするが、
強烈なデュースコートへのショットは錦織動けず。
そしてネットへのミスと、リターンが伸びてベースを超え、
終わってみればあっさりナダルがキープした印象。

第4ゲームは錦織攻めた浮き球をスマッシュミス。
しかし深いボールやコースに振ってポイントリード。
ナダルのボールが予想以上に跳ねているようで
大ホームランのミス。
さらにラリーに負けてブレークポイントを握られる。
深いショットはベースを超えてブレークを許す。

第5ゲームはフォアでデュースサイドへの角度あるクロスで
ナダルのミスを誘いポイント先行。
次も仕掛けた中で、フォアのストレートで
ナダルのアドコートのダウンザラインを2本連発。
トリプルブレークポイントを握り返す。
しかしイージーミスでネットに掛ける。まだダブル。
さらにエース。まだ1つある。ここは決めろ!
あえてデュースコートにオープンを作り誘発。
ナダルはそこにさほど強烈ではないショットを打ち込む。
予測していた錦織は、そのボールをフォアでデュースコートに
角度のある強烈なクロスを叩き込む。
ナダルも反応して打ち返すが十分の体制ではなく
力ないボールが返るがサイドを割ってブレークバック。

第6ゲームはいきなり深いクロスの攻防も錦織粘り負け。
ポイント先行ナダルでブレーク返したのに嫌な感じ。
しかしナダルはフレームっぽくミスをし助かった。15-15
ナダルがデュースへの深い逆クロスを入れてピンチも、
それをアドサイドへのダウンザラインで守って勝った。
するとナダルネットに掛けるミス。
だが錦織はドロップを丁寧すぎてサイドを割るミス。
30-40となり、攻めたボールがサイドを割ってまたデュース。
錦織の2ndもナダルのリターンもオンライン。
最後はアドコートへのバックの強烈クロスが刺さり錦織。
アドバンテージ握ると、次は攻めたリターンが
真ん中にイージーに返り、フォアの逆クロスで
アドコートにウィナー。

第7ゲームは錦織先行。
ボディへのリターン効果的でナダルミスで0-30に。
焦ったかナダル仕掛けたがネットに掛けまたも0-40に。
トリプルは絶対決めたいが錦織ネットに掛け15-40に。
錦織チャンスをバックのダウンザライン狙うがサイドを割った。
リターンがネットに掛かりまたまたデュースに。錦織イラつく。
ナダルのデュースコートからワイドの強烈サーブは
オンザコーナー。返したがオープンなアドコートへのウィナー。
そしてリターンをネットに掛けてナダルが0-40からキープした。
錦織は格上とこれが意外と多い。
チャンスで決められないとそれは勝てないだろう。ヤヴァイ。

第8ゲームは錦織イージーなリターンをアドコートへ
フォアの逆クロスでウィナー。
ドロップが甘いが、ロブがベースラインに乗って凌ぐ。30-0
ナダルの深いボールの跳ねがよくリターンはベースを超える。
ナダルのリターンも今度はベースを越えたがインの判定。
でも次のリターンがもっとベースを超えた。
ナダルの深いボールにミスも出たが、
最後は守ってミス誘発。キープ。

第9ゲームはエースから。次は錦織ネットに掛ける。
2ndを狙ってアドコートへバックのウィナー。
ボディを狙われ返せずエース。
2ndを狙ってデュースコートへ強烈なクロスのウィナー。
次も同じようなボールを打ち込み返すのが精一杯のナダルの
ボールをオープンコートのアドコートにバックのウィナー。
デュースになるがコードボールにならずアドナダル。
ワイドの深いサーブを返すがベースを超えてナダルキープ。
デュースまでだったが錦織の内容は悪くない。

第10ゲームはナダル先行。
守って守って耐えていたらナダルがネットに掛けるミス。
しかし錦織もミスが出て15-30に。
ナダルの力ないリターンをフォアのストレートでウィナー。
しかしバックのクロスをミス。アドナダル。セットポイント。
錦織サーブアンドボレーもナダルにセンターに返される。
錦織取るしかないので飛びつくが、体をかすめてブレーク。
1セット目を失う。ナダルは要所を締めて効率よく勝った印象。
やはりブレークを決め切れなかったことがセットを失った原因。

2セット目、ナダルいきなりワイドにエース。
2ndをバックのダウンザライン狙うがベースを超えてアウト。
センターのサーブを返せずネットに掛かる。
ドロップで1ポイント返す。1セット目ももう少し欲しかった。
2ndをスライスで返しネットに出るが互いにその攻防を続け
ナダルの2ショット目はサイドを割った。40-30
2ndを狙って回りこみアドコートからデュースコートへの
フォアのウィナーを突き刺しデュース。
ナダルのミスを誘いアド錦織。
ナダルミス連発で錦織いきなりブレーク。40-0からブレーク。
0-40でもブレークできなかったのに、不思議なもの。

第2ゲームは深いボールの攻防も錦織のドロップをナダル返す。
大分攻めていたので結構ショック。
軽いコードボールにナダルがネットのミス。
錦織ドロップもナダル又返し、錦織ネットにかける。
錦織粘ってナダルはベースを際どく越えるショット。
しかしナダルは跳ねる山なりボールを打ち続け、
錦織はベースを越えるミス。ブレークポイントを握られる。
なんとかセンターへのボールをデュースコートへ
フォアのクロスでウィナー。デュースに。
ラケットにヒットせずミスでアドナダル。
フォアに回りこんだ錦織はちょっと無理な体勢でミス。
ブレークバックを許す。

第3ゲームは又もエースから。
バックのストレートが軽く逆を突きナダルネットに掛ける。
深いショットの錦織はネットに出るがナダルパッシング。
錦織押されて浮き気味でベースを超えるのを苛立つ。
ナダルの強烈なアドコートのクロスをバックで返すだけ
その弱弱しいボールをナダルがフォアのクロスで強烈ウィナー。

第4ゲームはナダルのベース際の深いショットに錦織ミス。
さらに同じようなミスで0-30の展開。
錦織ネットに出てナダル大ホームランのミス誘発。15-30
又も深いリターンでミス15-40とダブルのブレークポイント。
ナダルも強烈に深く打ち込むがさすがにミス。30-40
左右に強く振って攻めたナダルに防戦も返すだけのボール
ネットに出られてオープンコートに強烈ウィナー。ブレーク。

第5ゲームは結構攻めたがナダルは深いクロスも返す。
逆に深いボール返され逆を突かれてバックのストレート。
しかし錦織も粘って同じように返し15-15
ナダルの様な山なりの返球をナダルがネットに掛けるミス。
イージーなリターンを錦織の逆を突きウィナー。
錦織が左右に振りスライスで返すがナダルネット。ブレークチャンス。
ブロックだけのイージーなボールをナダルは逆クロスのウィナー。
左右に振ってライン際狙うが僅かにオーバーでアドナダル。
錦織逆を突きバックのストレートでデュース。
ナダルの2nd打ち返せずアドナダル。
ナダルのコースを読み、攻め込まれたがオープンにクロスウィナー。
コースを狙いすぎてサイドを割るミス。アドナダル。
攻められた高いリターンをナダルスマッシュミス。デュース。
錦織のオーバーかと思われた深いボールをナダルはミス。アド錦織。
イージーなリターンを狙い済ましてナダル逆クロスのウィナー。
錦織ライン際もアウトでアドナダル。
ナダル攻めあぐねネットに掛けてデュース。
錦織読みきった2ndをオーバーでラケット叩きそうにイラつく。
ナダルのワイドの深いサーブを飛びついて返すが
大きく飛びナダルがキープ。錦織精神的ダメージでかい。
ついにラケットを投げた。

第6ゲームは錦織ネットに出てライン際にボレー。
エースに逆を突くストレートのクロスでポイント先行。
ナダルリターンミスであっさり錦織ラブゲームキープ。

第7ゲームは錦織振って逆を突きフォアのストレートでウィナー。
ナダルも左右に振って錦織のリターン大きくアウト。15-15
ナダルの足元へのリターンはダイレクト返球もミス。15-30
サーブで攻められたが、ナダル前に出るも見送る。
するとそのボールはサイドのオンラインで15-40のダブル。
錦織バックのダウンザライン狙うがサイドを割った。拙攻か?
だが低い感じでネットに掛かりそうなドロップを決めて
ここは長くならず錦織あっさりブレークバックで戻した。

第8ゲームは大事なサービスゲーム。ナダルも上げてくるはず。
錦織フォアのストレートはサイド狙いすぎで0-15
攻めた錦織前に出るがナダルクロスのパッシングで0-30
ワイドのサーブが深くリターンミスで15-30
コードボールがラッキーもバックのダウンザラインミス。15-40
リターンミスのエースで30-40まだひとふん張り。
錦織体勢悪いがフォアのクロスを深く攻め、
リターンをオープンのアドコートに突き刺しデュース。
錦織しとめたかの深いショットはナダルがアウトから
インに切れ込むショットでダウンザラインでアドを取る。
ナダル押せ押せだがミスでベースを超える。デュース。
錦織逆を突くフォアのクロスも引っ掛けてサイドを割る。
リターンが甘いボールをフォアの逆クロスでウィナー。デュース。
ワイドにいいサーブでナダル大きくアウトアド錦織。
左右に振り合った中、ナダルのストレートはサイドアウト。
何とか錦織キープ。4-4のタイ。

第9ゲームはリターンミスで15-0から。
次もバックのダウンザライン狙うがネットのリターンミス。
ナダルがかなり攻めたが錦織にはラッキーなミス。30-15
ナダル振り回し甘いボール返させミスを誘う30-30
錦織もベース越えるミスで40-30
深くえぐられてナダル前に出て、もしやのリターンも
パッシングにならずナダルがボレーを決めてキープ。

第10ゲームは1セット目がここでブレークされて取られた。
確実にギアは上げるが落ち着いてプレーしたい。
しかいきなりナダルのフォアの逆クロス決まり0-15
錦織も同じようなショットで取り返す15-15
ナダルの強烈なリターンネットに掛けてしまい15-30
攻めたボールをリターンされたがかなり浮き球で叩きつけ30-30
バックのストレートサイド割り30-40マッチポイントナダル。
山なりボールでミスを誘うナダルだがドロップ決めてデュース。
センターへのリターンイージーで逆クロスでアドコートにウィナー。
深いワイドのサーブを決め、リターンをフォアのストレートに
ダウンザラインを決めてマッチが嘘のようにキープ。

第11ゲームはラケットの面が開いてて打つ前にミスがわかった。
攻めたボールのリターンが深い浮き球で今度はナダルスマッシュ。
錦織もスライス気味の長いドロップ決めて30-15と返す。
またも深くえぐって前に出るナダルはイージーボールでボレー。
相当跳ねる2nd打ち込まれ、クロスのリターンエース狙うもネット。

第12ゲームはまたもや大事なサーブ。さっきのようにしたくない。
またポイント先行もされるのでタイブレークも厳しい。
そこに向けてもあっさりキープしたい。
ナダルが逆を攻めたが錦織も逆を攻めたリターンで15-0
フォアのストレートでダウンザライン狙うが際どくアウト。
錦織深く攻めてネットに出るが、そのドロップをナダルロブ。
それを伸びてリターンもナダルがパッシング。15-30
錦織攻めて前に出て浮き玉をスマッシュもベース超えてアウト。
またもやダブルのブレーク&マッチポイント。
最後はリターンを打ち返すのにあっさりネットに掛けるミス。
ナダル優勝。快勝の初勝利から攻め手が無い苦い連敗。

4-6 5-7

今日の錦織は1stが入らなさ過ぎた。
55%のようだが40%ぐらいの印象。
1stが入ればいい展開も多かった。
しかし今日のナダルは左右にえぐってもまず返してくる。
普通の相手なら半分以上ミス。
どこに打っても返ってくるという錦織を精神的に追い詰めた。
そこが一番の勝因なんだと思う。
後は凄く跳ねる山なりの緩いボール。
やはりあれが相当錦織を苦しめる。
その結果ミスが凄く多くしとめられた。
2回続けて同じなので、跳ねるボール対策は急務。
下がれば攻められるし、テンション上げればネット。
変えなければオーバー。ややこしい課題がそこにはある。

あのこてんぱんにした唯一の1勝の印象が凄く強い。
だからがっかりしてしまうが、強いナダルは歓迎なので
そういう意味ではへなちょこ対決を制したとかではなく、
負けたにしろ強い相手に負けたのでまだ良い。
ただ500とか1000とか関係なく、もっとBIG4に勝たないと
グランドスラムなんて夢のまた夢。
特に40-0からブレークできたように、0-40でブレークできないのは
相当いただけない。確かに相手はBIG4だから簡単じゃないが、
それでもそれが3回ぐらいあって1回しか出来ないのは
強い相手はそうチャンスはくれない。
だからこそそのチャンスを逃してはいけないのだ。
これはチリッチに全米もっていかれたことで強く感じてるはず。
あの試合も何がどうなっても勝たないとならない試合だった。
なのにサーブが絶好調のチリッチにかき回され負けた。
錦織がグランドスラム勝てないで引退したら、
この時の負けは一生尾を引くこととなるだろう。

何にしても500…いや1000で優勝しないとグランドスラムは難しい。
この結果も悪くはないが、善戦ではなく優勝が欲しい。
そこにもっともっと貪欲にならないとこれ以上上に行けない。

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