【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

今日の五輪ピック

2008年08月12日 23時30分06秒 | その他スポーツ



昨夜のオグシオだが嫌な予感が当たって敗退してしまった。
相手は何だあれ!?男じゃねぇか!!見た目もパワーも。

だけどスエマエがこの結果の導火線になってしまったのは事実だな。
世界ランク1位の中国ペアを日本に撃破されたとなれば、
その妹分の3位の中国ペアが、他の日本人ペアを叩き潰すリベンジに燃えただろう。
しかもこの五輪は国旗や同じ色の服(国のイメージカラー)など禁止された。
しかし実際どうだ!?真っ赤に染まって国旗も振られている。
もちろんそれは開催国だから中国が多いだけであって、
各国どこも多かれ少なかれ同じことをしているので、そこは大きく咎めない。
でもオグシオ戦の時の中国ペアの打つときには「シャー!」の声が
何度も何度も飛んでいた。加油のジァーヨではなく、シャーだった。
それが何かと思ったら「殺せ!」という意味だった。
そのスマッシュで日本人を殺せという意味だ。
・・・恐ろしい国だな。
開催直前からテロも起きてるし、米国人のコーチの身内も暴漢に襲われ殺されたし
環境だけでなく治安も悪い。国土がでかすぎるから手が回らんのだろう。
そう思うとチベット問題も浮上してきて独立させればいいのにと思ってしまう。
開会式も北朝鮮のマスゲームみたいだという声も多く、
私も思ったが必要以上に電飾が多すぎて環境に優しくないという声も多く、
いろんなところでそういった場外戦も熱いのを多々見かける。
現代の平和的代理戦争という各国のガス抜きなのに、
リアルの戦争も世界にはいろいろあるし、
なにか五輪は都合悪いものを見ずせず、無理やり平和を押し付けてくるような
そんなイベントにも感じてしまう。
それがましてせめて相手国を尊敬して称えつつ、自国の勝利を願うべき試合会場で
殺せの大合唱とは世も末の国だと思われても仕方が無い。

だがそれもその言葉だけを真っ直ぐ受け止めてはいささかいけないようだ。
よく解らなかったのだが、適切な応援の漢字2文字の言葉を後半1文字だけ読むと、
そのシャーになるそうなのだ。
そう言う省略的に言っていたのか、本当に殺せと言う意味だったのかは解らない。
でも、その言葉だけで殺せという意味になるのなら、普通言わないだろう。
日本に死という文字を含む応援の言葉など無いが、
スポーツだと野球にデッドボールの死球がある。
その死球を望む場面など全く無いのだが、
仮にそれがあったとする。それを観客がコールして望んだと。
その場合に「死!」「死!」とは略さない。
まず普通に「死球!」「し・きゅ・う!」と
コールするだろう。略さないのは意味が変わりすぎてしまうからだ。
というよりも、別の意味になってしまうからだ。
そう思うとあのコールはやはり殺せという意味がこめられていたのだろう。

その後あのときのシャーは殺せという意味だったんだよと教えられた潮田は
非常に驚き、「怖い!!怖い!!」と怯えていたそうだ。
そりゃそうだよな、歴史的背景があって恒久的に恨み憎まれていて、
航空機爆破予告もあれば、開催できないようにするというテロ予告もあり、
市内ではないが実際に五輪期間中にテロもおき、米国人関係者の家族が
実際に強盗に襲われて殺されてるんだから。
アジア杯だったかW杯予選だったか中国での日本人選手のバス取り囲み事件も
あったわけだし、そう言う気持ちになるだろうて。

#あ、!今男子バレーブルガリア戦の1セット目で山本のスパイクが
#相手の指にかかってブロックアウトしたのに、日本の失点にされた!!
#そのお陰でタイブレークの末に落としたよ…ヤヴァイじゃん…。

そして昨日の夜の女子バレーだが、これは当然の結果。
相手には悪いが南米勢はブラジル以外は怖くない。
普段控えの選手も少しだけ出場機会もあり、
この相手国では出番も無いこともあるだろうし、
そう言う意味ではしっかり点差をつけて、彼女らにも出番を回し、
且つしっかり勝利したことは良かったと思う。
次戦は拮抗した相手のポーランドなので、このところ勝ってはいるが
いつ負けてもおかしくない相手だし、いいムードでぶつかれるのは良い。

そして今日はまずは体操団体決勝だが、
シドニーで初優勝した中国はアテネで5位に失速し、
北京だけに絶対の復活をかけて調整してきたが、
エースの楊威というひとかな?
顔がザブングル加藤の「悔しいです!!」になってるのだが、
全然悔しくなく、全員が殆どミスが無い圧巻の金を取った。
これは相手が凄すぎて参ったの一言だった。
苦手だった鉄棒も良かったし、元々得意だったあん馬や跳馬や吊り輪も完璧。
床もかなり上達していた。これが6位で一番悪かったが他は飛びぬけてた。
実際アテネ以降は日本はいろんな大会で全く勝てていなかった。
その通りの銀だった。
日本は減点が著しいので大技は封印。

#また主審はミスジャッジだ。
#どうしてもしゅうばんでやるな。
#今度はノブコフのスパイクをネットを越えてないと取った。
#1セット目のやつもこれもスローで見ると完全にミス。
#あ、でも相手がサービスミスで自滅で1セット返した!
#もしかしたら2-0で第3セット迎えてたのにな!!!

今回からA得点B得点とかよく解らない方式に変わって、
全部で10点満点とかではなくなった。
それで大技を封印しては大きな点は取れない。
日本は平行棒や床などは大きなミスなくそこそこ纏めてきた。
だが跳馬で大ブレーキ。準決勝までには見られなかった着地失敗が続いた。
そこで当初0.2差程度だったものが、気づくと2差になり、
これが終わって約7差もついてしまった。しかも3位で2位を米国に奪われた。
その米国はトム兄弟というエースが居たそうだが、
環境問題のせいでかなにかは解らないが出場せず、直前になって2名補欠が
正メンバーとなった。体操は個々の競技での団体だが不安はあったはず。
それが日本と中国の組は最後は鉄棒。これは日本は得意競技。
中国が全員落下すれば逆転の金もあったが、そんなことはありえなかった。
そして米国の最後の競技はあん馬で苦手種目。
得点差は2点弱で普通に終われば逆転は確実だった。
それがその通りに日本は最後に纏めて銀を獲得。
ディフェンディングチャンプとしてはみっともない負け方ではなく、
それなりにきちんと素晴らしい演技をしたのでこれは相手を褒めざるを得ない。
でも日本の最後の演目が鉄棒で、最後の競技者が富田と来れば、
「日本、これが、栄光への、架け橋だ!!!!」の最後の着地での
アナウンサーが言った言葉が忘れられず、このときも蘇った。

そして水泳陣はメダルが期待される背泳ぎの中村は最後失速して6位。
3位争いをしていただけに悔やまれ、本人も失速したといって悔やんでいた。
この思いを200mにぶつけたいと言うとおりリベンジしてもらいたい。
自由形は8冠を目指すフェルプスが予定通りに金を取りつづけ、
200mも勝ち、200mバタフライ準決勝では松田がフェルプスに続く2位通過で
明日の決勝でメダルに挑む。
女子200mバタフライ予選も中西と星が通過して、中西は100mのリベンジに燃える。
そして男子200m平泳ぎの予選は北島は流す感じで6位通過。
末永は17位というデッドラインで予選落ちした。

柔道は男子81kg級に小野が登場したが、初戦の2回戦でブラジルの王者カミーロに
いいところなく優勢勝ちされていきなり敗退。
カミーロの準決勝進出はありそうだと思いきや、4回戦で金を取ったビショフに
合わせ1本を取られまさかの敗退で、小野は敗者ゾーンに回れずあっさり終わり。
その分というわけでもないが、アテネから1本勝ちを続けてきた女子63kg級の
ミニラそっくりでどこか可愛い谷本が寝技で1本勝ちを取りつづけ、
記録を伸ばしつつ決勝へ。そして返し技としては物凄くキレイに決めた。
ここまで地味な技での1本の鬱憤を全て出し切ったかのように。
いろんな選手がそうだが、怪我で苦しんで寝たきりの頃もあったそうだ。
何度も辞めると言っては、北京を目指せといわれて続けてきて、
この結果を出せたことで、あの決まった瞬間の歓喜の様子と涙だったそうだ。
でも相手の選手を大好きな選手だといっていて、是非その人とやりたいと
思っていたそうだが、相手もまさかの返し技での内股でしばしボーゼンとしてたが
最後の握手の際も、そのままだったのか怒り心頭だったのか態度が失敬だった。
しかし谷本の元気な小気味いい動きはなかなか良い。

#あ、バレーボール終わった。日本は負けた。
#こうなると1セット目のミスジャッジは戦犯ものだな。
#3・4セット目は粘りが無かった。
#相手はセンターからの速攻に弱かったのでノブコフ・ヤマコフもいいんだけど
#もっと松本を使うべきだったんではないのかな?
#アナは格上5位に善戦というが、殆ど格上ばかりなんだから、
#善戦じゃ困るんだよ。そこをドンドン食っていかないと。
#そう言う意味ではイタリアを下した米国は好調で難しそうだし、
#今日の相手をやっつけておくのは必至だったと思う。だから無念の敗戦。

さらにはソフトボールも始まったが、残念ながら見られない。
何故ならなでしこのサッカーと被っているからだ。
そのソフトボールはダイジェストで見たのだが、
エース上野がピリッとせず、1イニングに2ホーマー打たれてた。
でも逆に1イニングでよかった。1本目が2ランだが2本目はソロだ。
日本は4番馬渕の3ランで先制していて、同点止まりだった。
その後3ベースを基点に1点追加し、4-3で逃げ切り、
前回の五輪で2度もやられた相手にまずは1つ返した。
確実にトーナメントでも当たるだろうから先制パンチにワンツーと行きたい。

そして五輪では終わった感満点の男女のサッカーだが、
男子は連敗で敗退は決定しているが、なでしこは一応決定はしていない。
だが一昨年辺りは1位だったノルウェーは世代交代がうまく行ってないのか
この前3位だと思ったら5位まで落ちていたが、強豪は強豪。
なので親善試合をしていたようで、そこでは1-0で勝ったようだが
本番では無理だと思っていた。その結果が5-1の大勝!!
まるでアジア杯での格下との対戦結果のようだ。

まず当然のように相手に先制される。そこから始まった。
でもその4分後に左から宮間のクロスにゴール右に走りこんだ近賀が押し込み同点。
近賀は運動量が多く好きな選手だが諸刃の剣で活きの良さが仇になることもある。
初戦ではそれが出てしまっていた。だが今日は守備に攻撃に大活躍。
得点に絡むだけでなく、後半30分頃のノルウェー完全に2点目だったシュートを、
ゴールマウス中央でヘッドでクリアした。
安藤と交代よりも、このように前後で共存して入れ替わるのが良いな。

そして前半が終わり、1点とって同点にしただけでもある意味偉かった。
だって負け予想なんだし。きっと後半に1~2点取られて終わるだろうと思った。
ところが・・・後半6分に宮間FK→澤→大野と渡り、大野がゴール前に放り込むと
安藤が詰めて、相手DFにクリアされるも・・・オウンゴール!!
安藤が詰めたことによる相手のミス。
これも無理でも放り込むこと。相手は100%弾きはしない。
時には弾き損ねてくれるもんだ。
だから相手が背が高いとて、単調にFKやCKをショートコーナーなどばかりせず、
思い切って放り込めって言うんだよね。
競り合う時に何がどうなるか解らんじゃん。
この辺は特に男子に肝に銘じてもらいたい。
五輪では時既に遅しだが、次のA代表たちなんだし。
ともかくこれでまさかの逆転!!
しかし日本は1点差を守りきって勝つ王者ではない。この後が大事。

そして後半7分にカウンターのラストパスを受けた大野が
DFも詰めたが構わずシュート!
それがそのDFの足に当たるも浮いたボールはクロスバーに当たって、
ツイてないと弾かれるが、ゴールネットを揺らした。
・・・これなんだよ!とにかく打てってのは。
打てば何かが起きる。いいことばかりではないがこれは打ったから生まれたこと。
DFが詰めて来て無理だと思って打たなければ無かった得点だ。
そしてこれが無かったら以降の得点もすべてない。
両軍とも戦い方が全く違うからだ。だから値千金のシュートだった。
これが日本には著しく欠如している。
キレイでない、無理だと思うと、無理を押し通さないでパサーになる。
これが日本のFWの徹底的に悪いところ。
弾かれて元々なんだから打つべし。主にシュートを打てばゴールライン割って
カウンターも来ないんだし、下手にごちゃごちゃして奪われるほうが
よっぽど危険だってのはそう言うことで、その危険回避の最高の結果だよ。
これが正しい日本のやり方。1点差で勝てるのはアジアの相当な格下の国だけ。
それ以外は攻撃は最大の防御で無茶する必要はないが、適宜攻め続けるべし。
そのほうが最終ラインも高いわけで、センターライン以降に引いて守るだけの
ゴールに近い状況からピンチを迎えればゴールは近いが、
前で争っていればそれなりにゴールは遠い。
もちろん守る人数は通常よりも多めに下がっていていいのだが、
最終ラインの高さというところ。
これは過去のA代表では宮本はNOといったがヒデが言っていたことと同じ。

ところがこれで止まらない。
後半26分には凄まじい連続猛攻がおきた。実際もう少し複雑だったがこんな感じ。
スローインを受けた大野がペナルティエリアまで切り込み中央へバックパス。
澤が打つがDFに当たり、こぼれ球を永里がシュート、
それはGKが弾きかえすと大野の辺りに落ち、再び大野が中央にバックパス。
澤がボレーシュートを放つが、まともにヒットせずボールの上部を擦る。
だがそれがGKに予期せぬ動きとなり、左に倒れこもうと低くなりつつあった
GKの目前のピッチを思いっきり叩いて大きくバウンドし、
GKが伸ばした手の上をすり抜けてネットを揺らした。
これは事実上留めの4点目でさすがに3点の差はまず逆転されないだろう。
日本は守りきるならこの辺からだよ。

ところが守りきることは、王者で無いから完全格下でしか経験が無いので
力あるチームに同じスタンスでは通用しないことから、
3点目辺りからほぼ引き気味でカウンターをしていたのだが、
それをやめることなく、同じように続けていたら、
後半38分にはカウンターを受けた大野が抜け出し、
交代で入った原が左を駆け上がり、そこへラストパス。
原は長く代表メンバーだが主に交代要員でMF登録の選手。
それが見たかよ!?ドリブルが得意な選手だけど、
ラストパス受けて、ボールばっか気にせずに、ゴールとGKの位置を見て、
目前のDFも見て持ち込んで、難しくない基本だが、右に振ってシュート。
これがしっかり落ち着いて全ての位置関係を確認していたから
キレイに完全抹殺の5点目を叩き込んだのだ。永里より全然FWじゃん。
永里は困るとすぐにパスを出す。悪いけどFWに向いてない。ボランチが合う?
永里は生き残りたいならこの原のシュートをしっかり見て勉強して欲しい。
今大会だけでなく、何度抜け出して持っていた場面があったか。
誰かが上がってくるのを待ってる。
その間に来るのは相手選手のほうが多い。
それじゃ入るもんも入らんよ。持ち込んだんなら最後まで決めろ。
仮に外しても待ってても同じなんだから。

そんな収穫の多い試合だった。
そしてこの勝利で3位の中の上位2チームに該当し決勝トーナメント進出決定!
実際そっちの兼ね合いがあるので点も多く必要があったのだ。
そう思うとノルウェーは負けても進出は決まっていたし、
手を抜いていたのかと思うと、それもあったかもしれないが多分5%程度。
最後はあまりのふがいなさに結構必死に点を取りに来ていた。
だって1位通過なら他グループの2位との対戦だから有利だし、
通過が2位でもいいとは思わないはず。
だからカウンターを日本にガンガン食らって失点がかさんだのだ。
・・・このパターンどこかで最近見てないか?
・・・そう男子代表だ。先日のナイジェリア戦の日本がノルウェーと同じだった。
なので如何に得点が大事かということはこれでも良くわかっただろう。
先取点はでかいんだ。2点差はゲーム展開を全く変えて来るんだ。
それは自分たちに有利なほうに。(相手が責めざるを得なくなり脆くなる)
日本はその逆の立場に常に居るので勝てないんだよ。
実際決定力不足ではない。シュート打てない病にかかってるからダメなの。
オランダ戦でせめて今後に繋がる試合を見せろよ。

ま、ふがいない男子はともかく、女子はアテネでは決勝トーナメント初戦で消えた。
今回奇跡的に進んだのだから快進撃を見せて欲しい。
2-1程度なら負けてやってもいいや。と思ってただろうノルウェーは3点取られて
本気になって、なのに5点も取られたのだし、実際0-3で負けておかしくない相手。
その先入観も相手には植え付けただろうし。
だが次の相手は開催国の中国だ。
どうせならしょっちゅうやっているアジア勢で無いほうが良かったし、
開催国だから完璧なアウェー。さらに日本よりランク下位に甘んじてるも格上。
ちなみにアジアナンバーワンの北朝鮮は、王者ドイツにはともかく、
男子ほど強くないブラジルに負けて敗退。日本に次ぐ3位はカナダだった。
中国は勝てない相手ではないし、アウェーもなれてるから
是非突破して欲しい。そうするとおそらくその次は米国だ。
今大会の仮は今大会に返そうじゃないか!!そして王者ドイツと決勝だ!!

そして今日、アテネの金メダリスト野口は報道にあった様に
足の故障でマラソン出場を断念した。
アホなことに日本はリザーブ登録をしていない。
あまりにも肩透かし過ぎてかわいそうだから代表落ちの名は言わないが
あの若き中村との3枚目の切符を争ったあの選手を何故リザーブに入れてないの?!
日本陸連ちょっと国民に怒られるぞこれは?!
人がやることは体調がいつ何時どうなるか解らんじゃないか!!

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