日々 何気なく毎日を過ごしているかのように思われる学童保育
しかし 多感な年頃の少年少女が一同に集うこの場所、
実は大なり小なり
色んな事件が日々 巻き起こっているものなのである・・。
今日はそんなザッキ~学童で起こった奇妙な事件から1話、ご紹介・・
落雷とともに激しい雨が降り出した昨日夕方のこと・・。
4年女子のWが大声で叫んだ
『たいへん!ザッキ~、冷蔵庫から水がこぼれてる~』
近くにいた子ども達に呼びかけ
すぐに中のものを外に運び出させたザッキ~T,
いったい何が起こったのか?現場を検証してみることにした・・。
わが学童に設置された冷蔵庫、上段に小さな冷凍スペースがあって
その傍には6段階、(冷蔵庫内の)温度を調節するつまみがついているのだが
※普段はつまみを3の位置にあわせてる
その日に限って 誰がいじったのか? 1の位置に動かされていて
それが原因で 冷凍庫の氷が溶け出したらしいのだ・・。
単なる子供のいたずら・・。
普通の学童指導員なら この程度の事件、流してしまうお話かもしれない。。
だが。。 ザッキ~学童は そうではなかった・・。
◆教育的立場から言えば 犯人さがしは やってはいけない行為なんだろうと思う。
そんなことはごくごく承知している
学校の先生などは こんな いたずらもどきの事件、
ひとつひとつ処理なんてしてられないからね?
第一、子供を傷つけてしまう恐れがある“犯人さがし”なんて 聖職にはご法度もの・・
じゃ なぜ ザッキ~先生はそんなヤバイ橋を渡るのか?
それはね、
子ども達が大好きだから・・。
ザッキ~学童の理念でもある
学童は家族 って言葉からも分かるように
自分は一旦お預かりしたお子さんのことは
(各保護者の方には)ご迷惑な話かも知れないけど
自分の息子、娘だと思って付き合うことにしてるんだ・・。
今回の事件、
正直 放っておいても大した害はないと思う。
だけど この事件を逆手にとって
誰かが見てるんだっていうこと=悪いことは決してそのままにはならない
そんな意識を学童全員に教えておこうと・・そう思ったんだ。
何かを教えるにはそのタイミングが肝心。。だから
夏休みも控えてることだしね?
********☆
もちろん
昨日今日会ったばかりの子どもを前に出来るものではない・・。
日々?
誰かに見られたら恥ずかし~的な “ものまねヒーローごっこ” やったり
グランドの草むらで汗だくで “プロレスごっこ” したり?
肩車でも馬でも
子ども達にせがまれるまま どんなものにも付き合って^^?
そうやって築いてきた 彼らとの信頼関係があるからこそ 出来た犯人探し・・。
そこには先生と生徒なんて関係はてんでなくって・・^^ヾ
恐らくは尊敬なんてもんもない(笑)
だけどね、
どんな時にも壊れない、そんな心と心の絆は作ってあげれてる、
そんな自信はあるんだ。
普段から そういった関係を築いておけば いざという時 本気で叱っても
ちゃんと彼らは自分の手を握ってくれる・・
これはこれまで自分が育ててきた子供たちから教えてもらった大事な教訓なんだけどね^^ヾ
で いったい この事件は どんな風に解決したのか?なんだけど・・
長くなりそうなので また次回へ