自分だけ良けりゃ 他はどうでもイイ・・
そんな人間が多くなってきた この時代。。
世界の片隅では こんな やさしい花が 咲いてたりします。
さみしい さみしいと口にする前に
あなたは 誰かの為に やさしい口調で話したり
その人を知ろうと努力してますか?
忙しさに流され
何か大事なものを失って行ってる人が あまりに多いように思え
こんなお話を綴ってみる事に(みなさんにご紹介する事に)いたしました
********STORY1『猛暑に咲いたやさしさの花』
舞台はアメリカ、テキサス州の都市ヒューストン。
心優しいティーンエージャーのルイ・ジョーダンは、仕事を終えた母親を迎えに車を走らせていた。
連日30度を超える猛暑が続くヒューストンの街中で、ルイはバス停にいる車いすの高齢の女性を見かけた。そしてふと考えた。
「次のバスはいつ来るんだろう。この暑い中あの女性は大丈夫だろうか」
迎えが来るまで約2時間、傘をさして日陰を作る
ルイは、車いすに乗ってバス停にいる女性の存在に気がついた。
そしておもむろに車を停車させ、傘をつかんで女性の元にむかった。
直射日光の当たる場所で待つ女性のために、傘をさして日陰を作ろうと思ったのだ。
「とにかくすごく暑かったんだよ。
僕が彼女だったら、あれ以上あそこにいたくないと思うから。」とコメントした。
ルイが女性のために即席の日陰を提供した時間はおよそ2時間。炎天下の猛暑の中だ。
何もしなかったら女性は体調を崩してしまったかもしれない。
迎えを待ちながら芽生えた友情・・。
その間、ルイと車いすの女性、ミシェルさんの間に小さな友情を作るのに十分な時間だったようだ。
「ミシェルさんが、読書クラブに入ってることもわかったし、
お互いに冗談を言い合って楽しい時間を過ごせたんだ。」とルイは語った。
自分にできる親切はいたるところに
ルイはもともと困った人を放っておけないところがあるという。
この写真を撮影したルイの母親ベーネットさんによると、ハリケーンハービーの際、浸水した家の中から祖母の命を救ったという。
「1メートル20センチほどの浸水の中でぐったりしている私の母を助けてくれたんです。
『僕がお祖母ちゃんを助けるから母さんは下がって!』と言って飛び込んでいきました。」
このことに関してルイは、「どんな小さな親切でも、誰かの役に立つことができればいいなと思っている。
『まだまだ世界は捨てたもんじゃない』って思えるから。」とコメントしている。
見知らぬ人に親切にすることは時に勇気がいる。
悲しいことに、困っている人を利用する悪い人もいるから警戒されてしまうのだ。
だが見返りを求めず、人の為にあろうとする人も存在するのも確かだ。
例え不審がられてもそこに困っている人を見かけたら、声をかける勇気がある人のおかげで、
救われている人がいるというのもまぎれもない事実なのである。