感譚

日々感じたこと、ふと思ったことをつらつら。

不適合

2020-07-23 21:17:25 | 日記
自分が今までした選択はいくつあっただろう。

その中で、自分の意思で行った決断はいくつだろう。


僕は昔から、あまり手のかからない子だったと思う。
母子家庭の長男ということもあり、自分がしっかりしないと家庭が崩壊してしまうと幼いながらに感じていた。
だから、とくにわがままを言うこともなく、空気を読んで生活する癖が子供のころからついた。

勉強もできたほうだった。

特に習い事をするわけでもなく、自分がやりたいことがあったわけでもなく、淡々と時が過ぎていき、高校受験を迎えた。


高校受験、といっても、中学生のうちはあまり高校のことはよく分からない。
中学校の友達と離れ離れになってしまうことを悲しく思い、今より少しだけ大人になって自由が増えることにわくわくした。

別に行きたい高校があったわけではなく、自分の学力に見合う学校、いとこが通っていて楽しそうに過ごしていた高校に決めた。


高校には無事合格し、友達も数多くできた。
部活は、友達に誘われたこともあったし、厳しすぎないところが気にって陸上部に入り、先生に勧められた競技に打ち込んだ。
高校はとても楽しく、あっという間に三年間が過ぎ、大学入試の季節が来た。

高校入学時はなぜか漠然と建築士になりたいと思っていたが、それもどこかへ消え、親戚に教員が多かったこと、安定している職業だということを理由に教員を目指そうと、教員養成大学に進むことを決めた。

大学受験は本当にきつく、もう二度とやりたくない。

だけど、そのおかげか大学にも無事合格し、サークルやら何やらやっているうちに気づけばもう大学四年生になっていた。


こうして振り返ってみると、なぜか悲しさが胸を覆う。

こう書くと、疑問に思う人も多いだろう。
何の挫折もなく、今まで過ごしてきたじゃないか。
世の中もっと苦しい思いをしている人が大勢いるよ、と。
何を甘えているんだ、と。


もちろん僕も、幸せに過ごしてきたと思っている。
周りにいる家族をはじめ、友達、親戚等々、素晴らしい人々ばかりだったし、小中高ととても楽しかった。


でもここにきて、この大学四年生で、僕は道に迷ってしまった。
自分が何をしていいのか分からない。
この先どこへ進んだらいいのか分からない。

自分のことは自分が一番わかっているはず。
なのに、自分のことがちっともわからない自分がいる。


周りの友達は、ほとんどが進む道を決め、その準備をしている。
親にも迷惑はかけられない。
頑張らなきゃ。頑張らなきゃ。頑張らなきゃ。

それでも、頑張れない自分がいる。

自分は社会に不適合なのか?
興味もない仕事をやればいいのか?
自分はいったい何がしたいんだ。


漠然とした不安がいつも胸を覆い、ふとした時に頭によぎる。

自分の好きなことを見つける、やりたいことを見つける、努力し続ける、それがどれだけ難しいことか、実感している今日この頃です。


自分って、何をするために生まれてきたのかな。
でも、それを決めるのも自分なのかも知れない、とも思う今日でした。

惚れさす言葉

2020-07-22 22:28:25 | 日記
言葉というのは不思議なもので、同じ日本語でも、言葉を扱う人によってその性格をガラッと変える。

この人の言葉は、強い。

この人の言葉は、美しい。

この人の言葉は、かっこいい。

・・・

たぶん言葉を受け取る側によっても、その感じ方は様々だろう。


言葉を巧みに使える人に強いあこがれを抱く。
同じ感情でも、言葉次第でが伝わり方に天と地ほどの差が出る。

言い回しや、言葉の選び方、接続詞。
言葉には、その人の精神が宿る。


なぜだか知らないが、言葉を見たり聞いたりしてドキッとすることがある。
感動することがある。涙が出るほど。


僕が目指す言葉。

そこには、ただひたすらに自分の感情が溢れ、人を感動させるような、動かすような力がある。

からだの芯に響くような、強い衝撃がある。

裏表や屈託がない。

そんな言葉を紡ぎだしていきたい。


エッセイストや、物書きは、どうやって自分の言葉を作り出していったのだろう。

今の学校では、人の心を揺さぶる言葉の選び方、文章の書き方など教えてはくれない。
きっと試行錯誤の繰り返し、相当な努力の積み重ねがあるんだろう。


自分はまだまだ、自分の思い描いた通りの言葉を紡げてはいない。
日々精進。
あらゆる言葉に触れ、自分にしか紡げない言葉を形作っていきたい。

Immaterial - SOPHIE

2020-07-21 22:39:57 | 日記
昨日宣伝した通り、おすすめの曲をさっそく紹介したいと思う。

記念すべき1曲目は、
SOPHIEの『Immaterial』
という曲だ。


今まで、かなりの数の音楽を聴いてきた私だが、過去一ハマった曲と言っても過言ではないかもしれない
もう本当にものすごくイイ。
聴いているとどんどん気分が高揚していく感じ。
自分の中のbestテンション上がる曲である。

僕はバラードや、ゆったりとした、いわゆるchill系のhiphopなども好きなのだが、やはりテンションが上がる曲もものすごく好きだ。
落ち込んでいるときや悩んでいるときにも、そして、晴れていて気分が上がっているとき、筋トレしているときにも、アップテンポの曲を聴いてテンションをガンガン上げていきたい。

特に、僕は電子音が好きで、エレクトロニクス的な音楽にハマりやすい。
EDMも好きなのだが、歌詞がない電子音のみの音楽はすぐに飽きてしまうので、このimmaterialは最高に自分とマッチした曲だった。


SOPHIEで検索していただくとわかると思うが、ジェンダーレスなアーティストだ。
そこがまた少し謎めいて不思議な感じを漂わせる。好き。


immaterialに関しては、2:04~の盛り上がり方がもう個人的にドツボで、ここを聴くたびにハイになってしまう。


このImmaterialは2018年リリースの
『Oil of Every Pearl’s Un-Insides』
というアルバムの8曲目に収録されている。

このアルバム自体は、「pitchfork」などでも、高い評価を受けている。
ほかの曲も、個性がもろに出ていて抜群に面白いアルバムだ。

今回は、記念すべき一曲目として
SOPHIEのImmaterialを紹介した。

日本でそこまで知名度の高いアーティストではないと思うので、もし気になればぜひ聴いてみてほしい。というか一度聴いてください。

👇URL👇

超個人的音楽のすすめ宣伝

2020-07-20 22:35:16 | 日記
僕は音楽が好きだ。

本当にいろんな音楽を聴くし、聴きたいと思っている。
ロックも、ヒップホップも、ジャズやクラシックだって。

どんな音楽も聴かないうちに、自分には分からないとか、ハマらないとか決めつけたくない。排斥したくない。


そんな僕が、本当に個人的に好きな音楽をこれから紹介していきたいと思う。


音楽はもう生活に根付いていて、音楽なしでは、イヤホンなしでは生きていけない人が多いのではないだろうか。
電車に乗っていても、ほとんどの人がイヤホンをつけ、youtubeでアーティストのLIVEを見ていたり、音楽を楽しんでいる。

今の時代、音楽が溢れている。


やろうと思えば、自分で曲を作ってストリーミング配信できる時代。
よくよく考えてみればすごい時代だ。
昔から考えれば、自分で音楽を作って世界中の人々に聴いてもらえるようになるなんて夢のようだろう。


こんな時代で、人々は日々新しい音楽を求めている。
ハマっては飽き、ハマっては飽き。

もちろん僕も日々新しい音楽を探し求めている。
けれど、なかなかビビっと来る音楽には巡り合えない。


こんな背景もあって、じゃあ僕がおすすめの音楽を紹介していけばもしかして、気に入ってくれる人がいるかもしれない、との思いで紹介していこうと思った次第だ。

紹介していく音楽は、僕の超個人的な趣味で選んでいくので、すごく有名な曲も紹介するかもしれないし、全然知られていない曲かもしれない。
邦楽かもしれないし、洋楽かもしれない。
でもそんなことは問題じゃあない。

どんな曲でも、ハマってくれる人がいると信じている。
新しい音楽との出会いのキューピットになれたら、幸せだ。


勉強しなくていい方法

2020-07-19 22:00:54 | 日記
勉強しなくていい方法。

そんなものが存在するなら、誰も勉強しないよ、とそう思うかもしれない。
確かにその通り。


しかし、僕は、”机に向かって”勉強しなくても、得点を伸ばす方法はあるのではないか、と思っている。
長時間勉強しなくてもいいんじゃない?ということである。
勉強するか、と意気込んで机に向かっても、気づけばスマホ、漫画、落書き…。
なかなか捗らないものだ。


では、”机に向かわず”勉強する方法とは、いったい何なのか。


ズバリそれは、日常生活の中で思い出すことを心がける、ということである。
勉強、というと机に向かって、手を動かしてするものだという勝手な意識がある。
が、別にそんなことはない。

もちろん、目で見て、考えて、自分の手を動かしながらする勉強が一番良いのかもしれないが、なかなかそこまでにたどり着かないのが実のところだ。


だから、別に机に向かわず、ふとした時に思い出してみる。
とにかく思い出す回数を増やす。

2乗ー2乗の因数分解ってどんな形になるんだっけ。(a^2-b^2=(a+b)(a-b))
obtainの意味は何だっけ。(獲得する)
享保の改革をしたのは誰だっけ。(徳川吉宗)
詩聖は誰で詩仙は誰だっけ。(詩聖:杜甫、詩仙:李白)
リチウムの炎色反応は何色だっけ。(赤色)
などなど…。


人間の集中力は、長い時間持たない。
だから、長時間机に向かって勉強しようと思わなくていい。
気力を使うし、効率もよくない。

その分、思い出す回数をとにかく増やす。
電車に乗ってるとき、登下校の時間、お風呂に入っているとき、歯を磨いているとき。
時間は案外たくさんある。
そして、思い出そうとして思い出せないと、かなり気になる。
そこで、調べる癖もつく。


自分の好きな歌を覚えようとするとき、長時間聴きっぱなしで、紙に歌詞を書いて覚えようとするだろうか。
あまりしない気がする。
それよりも、何度も何度も聴いていると自然と覚えるものだ。

これと同じことで、何度も繰り返し思い出すことで、脳に定着していく。
長時間やること、よりも、繰り返しやること、のほうが大切だ。


もちろん、頭の中で複雑な計算や国語の長文問題を解くことは難しいので、それは頑張って机に向かって、手を動かしてやらなければいけない。
だが、思い出すことを繰り返すことで少しでも、勉強のハードルが下がる、勉強に対する意識が変わるのではないだろうか。

もし、なかなか勉強に向かえない、定着しない、と悩んでいる人がいれば、一度試してみてはいかがだろう。