僕はどっちでもいい、どちらかと言えば現状維持で不都合な部分だけは旧姓も使えるようにすれば良いと思っていた。
たまたまYouTubeでロンブー淳氏と竹田恒泰氏の選択的夫婦別姓の対談を見た。
竹田氏はただの右翼というイメージしかなかったので、割と意見が近かったことにびっくりした。
それよりも選択肢が増えることのデメリットという観点で語られる内容が確かになるほどなと思わせるものだった。これは夫婦別姓に限らず選択肢はあればあるほどいい、自由だと思っている人は多いのだが、実際選択できるということはそれだけ迷うということである。
例えば今はどっちみち妻の姓になるか夫の姓になるかの2択であるが(実際には殆どが夫の姓になるそう)、ここに別姓が入ることによって3択になる。さらには子どもの名前をどうするかという話まで拡大するとえらいこっちゃである。
動画の中で例としてあげていたけど、結婚する段階になって別姓がいいだの、いや俺は同姓がいい!はたまたお前に俺の姓を名乗って欲しくないから、別姓でなんてことも。
いや、そうだなと思った。あまりにもリアリティのない空論しか無い賛成も反対もと思ってしまった。
現実としてそれがどの程度の影響を与えうるかということに対してほとんどの人が考えられていないように思う。僕もそうだった。
たかが別姓になるだけじゃないか、どっちだっていいじゃんそんなことは何を必死に賛成だの反対だの言っているんだろうと思っていた。
これからは付き合う前に別姓かどうかの確認作業が必要かもしれないな。