よく自己啓発本なんかには感謝しようとか、良い気分でいようとか書いてあるけれども。
僕は感情は娯楽だという言葉を聞いてからどっちにしろ同じだと思っている。
例えば、僕らはわざわざ怖い思いをするためにアトラクションに乗ったりする。
ジェットコースターやお化け屋敷、ホラー映画など。
怖いという感情は決して良いものではないはずなのにわざわざそれを味わいにいったりするのである。
つまり、感情に良いも悪いもないのである。
それを無理やり怒ってはいけないとか悪いことを考えてはいけないとか、そうやって心を不健全にしている気がする。そうじゃないんだと思う。
怒りも喜びも悲しみも辛苦もそれ自体味わうことのできる娯楽なのだと。
僕を今動かしている原動力は憤りみたいなところがある。
それは自分を過小評価してしまったことに対してでもあるし、過小評価してきた周りに対してでもある。
大きなことができるんだと信じたい。
僕はとにかく、この人生を生き切ってやると決めているのである。
生き切るとは生に貪欲であることでも、生を放棄することでもない。
どんな苦難があろうとも、どんな喜びがあろうともそれを「し切る」ということである。苦しみ切る、喜び切る。それは虚無に繋がるのかもしれない。やり切ってしまったら無くなるわけだから。
しかしながら、僕は生を最後の一滴まで絞り切る。これが僕に課せられた生の終着点だと、今書いていて思った。
そうか、これが俺のゴールなのか。