最近出てきたのがめんどくさいという感情である。
これに気がついた時すごく驚いた。昔の自分がなにかをやったりする時に出てくる感情じゃなかった。昔はできるかできないか心配だとか、やって何の意味があるんだろうとか、そういうことが気になって中途半端になっていた気がする。
とにかく怠惰という感情に満たされているというのが今の自分らしい。
やるのが嫌なわけではない、そこまでマイナスの感情はない。また、やって失敗するのも怖くない。ただやるのがひたすらにめんどくさい。
これはよく考えたら悪くないのかも、というか恐れ不安嫌悪を抱いていた時よりも遥かに展望があるように思った。
こっちの方が自分らしいなと今は思うのである。
自分はそこまで行動に対してギラギラと燃えるタイプではない。かといってやることを恐れたり失敗を気にする人じゃなかった。
めんどくさいけどまぁやるかぁくらいの方がきっとうまくいくのだろうな。
そこそこの興味を持って、めんどくさと思いつつもやる。それでよかったんだなと、今になって思う。
不自然にやる気を出したり落ち込んだりは意味が無い。
めんどくさいを超えるのは簡単だが、嫌だ意味がないを超えるのは難しい。
これは勉強してる時にもよく起こることだと思う。何の意味があるんだろうとかやりたくないとか。
そういう時にやっていたのが作業ベースに切り替えるということである。
英語だったら簡単な文章をひたすら音読するとか。数学だったら簡単な計算問題を解くとか。
つまり極度に頭を使わないようなことで、かつ最終的に役には立つようなことである。
やるかやらないかだけのことに切り替えると、そのうち大きなこともできるようになってくる。
たいてい物事をする時のテンションってポジティブなものかネガティブなものかに別れる。
めんどくさいはネガティブ寄りに見えてポジティブなように感じる。
ただ怠惰に流れてしまいがちでもある。
まぁいいやとなってしまう。
だから難しい。やらなくていいわけではない。
都合よく考えてしまう。ここの是正は必要だ。
めんどくさいと思いつつも結局やることが大事。変に盛り上がる必要も心配もせずに。
怠惰との戦いは続く…