初めて神宮徴古館へ行ってきました♪(←ちょっと前ですが・・・)
ここは、明治20年代に日本で初めての私立博物館として財団法人神苑会により企画、明治42年(1909)にルネッサンス式の鉄筋コンクリート平屋建とベルサイユ宮殿を模した前庭のある形の、この徴古館が完成、明治44年に神宮に奉納されました。
昭和20年(1945)に戦火をうけ、建物と収蔵品の大部分を焼失しましたが、昭和28年に第59回神宮式年遷宮を記念して復旧されました。外壁をそのままにして二階建に改装し、さらに昭和60年には新館も増築されました。
設計は赤坂離宮(現在の迎賓館)や東京・奈良の国立博物館を手がけた当時の宮廷建築の第一人者、片山東熊です。前庭の設計は宮内省内苑局の市川之雄です。
建物外壁は、レンガからタイルに替わるまでの短い期間に使用されていた化粧煉瓦石(擬石斑点磁器化粧レンガ)造で、頂部には御影石風に焼かれたテラコッタ(陶器)が装飾として使用されており、国の登録有形文化財となっています。
伊勢には、こんな文化財があります。
お越しの際は、是非見てみて下さい・・・。