信州気まま暮らし

定年退職後の信州で日々の暮らしと思いを綴る。

ビデオカメラ修理に挑戦!

2024-11-28 08:57:00 | 日記


スマホの高性能化で昨今存在感が薄れたビデオカメラだが光学ズームの倍率は最新機種のスマホでもビデオカメラに及ばない。
最近凝りだした飛行機の離発着の撮影だとiPhoneの倍率不足は否めない。
そこでジャンクのJVC社製コンパクトビデオカメラ光学40倍ズームをオークションでゲットし修理して使う事にする。
ジャンク理由は画面タッチパネル不良でこの機種に多いLCD基板フレキシブルケーブル(以下フレキ)の断線が原因と思われる。
そこで新品フレキが届いたので交換にトライした。


分解はネジが多くサイズもバラバラなのでパーツ毎に簡単な三面図を手書きし外したネジをセロテープで貼っていく。分かりづらい所はスマホで撮影する。フレキを取り出すまで2時間を要した。


    赤丸がスイッチ部品
元のフレキを目視するが断線箇所は見当たらない。嫌な予感がする。
ここでフレキに付いているパーツ1個を新しいフレキに移植しなければいけない。
LCDパネルの開閉を磁石で検知し本体電源ON/OFFのスイッチの役割をする。
これが無くても本体側の電源で操作できるがあった方が便利だ。
このスイッチの移植はレンズを使わないと出来ない。
久しぶりのハンダ作業にしては敷居が高い。
ワンコが興味深々で寄ってきて危なくてしょうがない。

ランチして組み立てに取り掛かる。
しかし設計的に可動部にフレキそれも裸で補強してないから断線故障しやすいと元エンジニアとして思う。

無事組み立てが終わって電源ボタンを押すと液晶が表示された。
しかしだ!日付設定しようするがタッチパネルが効かない。
LCDパネルの開閉で電源ON/OFFも出来てスイッチ移植も上手くいったのに残念だ。
嫌な予感が的中した。
どうもLCD側の問題では無いかと推測する。
LCD正常品のジャンクを手に入れるのも面倒なので深追いしない事にした。

数千円の損失を出したが頭と目と神経を使いボケ防止となった。









わんこの皮膚炎治る!

2024-11-25 08:37:00 | 日記


わんこの皮膚炎がようやく治った。
7月から掻く動作が増えお腹や口周りの毛が抜け悪臭もした。
何度も全身洗ったが改善されず9月に動物病院に通院した。
処方された抗生剤と抗アレルギー薬を20日間飲み続けたが改善が見られない。
メンタムを塗るが一時的に良くなるだけだった。

そんな中でTV番組で人間の腸内フローラの免疫力について解説していたので同じ哺乳類のわんこの食事を振り返ってみた。
主食はユニ・チャームの柴犬シニア用だが6月までシュプレモ※を混ぜていた。
昨今の物価高でペットフードも高騰したので高価なシュプレモの購入をやめた。その分、大好きな蒸しササミを与える機会を増やした。
時期的に重なるのでシュプレモを再度購入し10月中旬から与え本来の食事に戻した。
すると掻かなくなり10日ほどで毛が生えて今ではすっかり治り全体の毛並みの色艶も良くなった。

ササミの量や暑さも影響したかもしれないが腸内環境の変化による免疫力低下が皮膚炎の原因と思われる。
対処療法では治らないと良くわかった。

※わんこによって合う合わないがあるのであくまでも参考




【訃報】火野正平さん死去

2024-11-21 09:31:00 | 日記



火野正平さんの突然の訃報に接し驚きと深い悲しみに包まれています。

数多くの映画やテレビドラマで活躍され若い頃は週刊誌の常連で数々の女性と浮き名を流したのをリアルタイムで見聞きしました。

NHK BS「にっぽん縦断 こころ旅」で14年間にわたり“旅人”として自転車を「はぁはぁ」と息を切らしながらペダルを漕いでました。

飾らない独特の語り口からは手紙に寄り添う気持ちが伝わってきました。

番組でも女の子好きをネタにしてましたが嫌みが無く何か憎めない性格は天性のものでしょう。

シニアの私も番組に触発され頑張っている正平さんを見習い自転車を購入し輪行を始めようとしていた矢先で非常に残念です。

さぞかしチャリオ君も悲しんでいる事でしょう。

色々と話題と感動ありがとうございました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます



慕われる上司

2024-11-17 09:23:00 | 日記


GBS※に罹患するまで登山が趣味だった。そこでのワンシーンを思い出した。
蝶ヶ岳を目指し麓の三俣から川沿いをしばらく歩きやがて急登な登山道を延々と6時間、ようやく稜線に出ると穂高連峰の大パノラマが目の前に広がった。
疲れが吹っ飛ぶほど感動した。

遅めのランチをしていると男女10人程のパーティーが隣りで食事の準備を始めた。
「係長、疲れたでしょう?」
「係長、荷物持ちますよ」
と会話が聞こえ係長と思しき方に眼をやると白髪のご年配の男性だった。
その男性が
「係長、係長って言うなよ。恥ずかしいじゃないか⁈」

定年間際でまだ係長で恥ずかしいと意味で発したのか本意はわからない。
しかしこれだけ歳の離れた部下達から慕われている上司はきっと情も信頼も厚いのだろうと感じた。
「係長、これ食べてください」
相変わらずその調子で会話が続く。

雄大な山容を背景に微笑ましい山での一コマだった。

※GBS:ギラン・バレー症候群











電車で行く昼神温泉の旅

2024-11-16 12:05:00 | 日記


20代を共にした元同僚達と昼神温泉で集合した。
先月はクルマで妻と柴犬♂とでペット同伴宿で泊まったが今回は電車で出かけた。


岡谷駅で豊橋行き電車に乗り換えるが飯田駅まで2時間30分も要した。
とにかく市電なみに駅が多い。
この区間(岡谷〜飯田)は各駅停車の普通電車しかない。
乗客も途中1車両に3人だけとなり完全に赤字路線だ。
空いてるから景色を観ながら朝食にと松本駅で購入した駅弁を食す。
こうしたのんびり旅も久しぶりだ。

関西からクルマで来た友人が飯田駅で出迎えてくれた。
数十年ぶりの再会である。
転職後も彼は私の人生に少なからぬ影響を与えた大切な友人である。

飯田駅前で一緒にランチする。
有名ラーメン店のようで並んで入店を待った。


昼神温泉でカフェして名古屋方面からの仲間とも合流した。
ホテル前の駐車場はレクサスにアウディと高級車が並んだ。
彼らは脱サラして事業を営みクルマはその成功の証かもしれない。

源泉掛け流しの温泉は少しぬるっとして熱めで好みの湯温だ。
食事の間も会話がはずんで生ビールを3杯も飲んでしまった。
部屋に戻っても想い出話しは尽きないが一番高齢の私は先に布団に潜った。
帰宅後、カミさんに「まるで女子会だね」と言われた。

翌日はホテルで解散して飯田駅までクルマで送ってもらって帰路に着いた。
クルマの中でも話しは尽きなかった。
急成長のコンピュータ業界で皆若かったし濃い内容の会社だった。
この時の経験がその後の人生の礎になったのは間違いない。

当時30代だった上司は70代だ。
元気なうちに今回のメンバーで訪ねようという事になった。

飯田駅前の喫茶店で1時間ほど電車出発時刻まで過ごす。
観光ガイドで秘境駅巡り(飯田駅〜豊橋駅)がトレンドで秘境駅号がシーズン中に運行されると知る。
平日に輪行して田舎の旅館に泊まるのも良いかもしれない。