東北地震

大変な地震が起こってしまった。

津波については、いろんな方が研究されていて、どの程度の地震がどのよな場所で起これば、どういう津波が発生して、それが沿岸にどういう被害をもたらすか、そういうのはＣＧでも見る事が出来る。
これは、茨城県津波浸水想定ＣＧのページだ。
ＣＧを動画で見れるから見てもらいたい。

このような研究は進んでると思うが、結局それが防災に活かされていない。
これは、土石流災害でも言える話だが、いつどこでどんな災害が起こるかわからないのに、闇雲に公共工事で防災設備は作れないのが原因。

しかし、ある自治体では年度予算を使い切りたいからと経理操作をするようなところもある。そんなにお金を使いたいなら、こういう防災関係に使えば良いんだ。
余ったら悪いではなく、余ったら余ったで有意義に使えばいい。

特に気仙沼の火災などは、阪神大震災での長田の火事を思い出す。
消防車が現地に入れないとか、消防設備が使えないなど、阪神大震災で歯がゆい思いをした事をまたやっている。
大企業の内部留保になるだけの法人税減税なんかするんだったら、こういう部分の公共工事をきっちりやれよと言いたい。

確かに箱物の公共工事というのは無駄も多いかも知れない。しかし、防災関係ではいくらでも案件はあるはずだ。
今回の地震は、阪神大震災の教訓が活かされてないのが悲しいなと思うし、少なくともこれだけの犠牲者を出した原因の一つは政治にあると思う。