お兄ちゃん日記

2017年9月14日、今日からこのブログでやってみることにします。

冬至

2022-12-22 04:58:05 | 日記

冬至


最近は、朝は明るくなるのも遅く、夕方暗くなるのも早く、日中の時間が短い。

そして今日(冬至)が北半球が1年で最も太陽から離れる日。

この日を境に、再び北半球は太陽に近づくため、冬至は古くから「太陽の生まれ変わる日」言われたそうだ。

そして太陽の光が地球を温めるには、太陽の熱を受けるまで45日かかる。

その為、冬至の最も少ない熱は、2月上旬の立春の頃が最も寒くなる訳です。

ことわざの「冬至冬中冬始め」は冬至は暦の上では冬真っただ中だが、本当の寒さはこれからだと言う意味。

冬至に、かぼちゃが食べられるようになったのは江戸時代からだそうだ。

冬至にかぼちゃや小豆粥を食べ、ゆず湯に入って無病息災を願うようになった。

野菜の少ない冬場、収穫されて保存もきき、栄養価も高いかぼちゃは、風邪や中風の予防に良いとされた。

また、冬至を境に「運が向いてくる」と言われていた。

それで大根、人参、レンコンなど「ん」がつく食べ物が「運がつく」として好んで食べられていたようだ。 

自然との調和が改めて求められる現代、冬至を境に再び強さを増す陽の光を、古代の人と同様に祝うことも大

切なことかもしれない。

ゆず湯やかぼちゃなどの、限られた時代の生活の知恵として始まった習慣を今に取り入れ、冬至を機に先人の

生活や工夫に思いを馳せては如何だろうか。


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