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すかいらーく、小僧寿し株30.04%を取得

2005-09-28 | 事業再生・M&A
連日M&Aのニュースですね。


小僧寿しの業績をHPで見ましたけど、正直、厳しいですね。
全くの推測ですが、すかいらーくに助けを求めたのではないでしょうか
(違っていたらすいません)。


同社の事業報告書に「顧客満足宣言」が掲載されているのですが、
その一つが、「私は、お客様のために大転換を図ります」でした。
この点では、見事に約束を果たすことになりますね。


ただ、すかいらーくにとっても、
これまでに無い店舗(持ち帰り)形式及びフランチャイズ店舗を
取得できるわけで、これはもしかすると今後の既存業態の事業展開に
活かせるのではないかと思います。(漠たる意見ですいません)


これは私の持論なのですが、
外食のような高粗利益率の小売業には
フランチャイズ(FC)形式が
FCオーナーにも旨みがあってこれから
普及するのではと考えております。


いわゆる「のれん分け」です。

また機会を改めてご説明するつもりですが
旨みの源泉は「消費税法上のメリット」にあると思います。

<日経記事>
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すかいらーく、小僧寿し株30.04%を取得

すかいらーくは28日、ジャスダック上場の小僧寿し本部の発行済み株式の30.04%を取得すると発表した。取得金額は約35億円で、すかいらくは小僧本部の筆頭株主となる。今後、両社は店舗開発や運営などの面での業務提携を進める。すかいらくは小僧本部を事実上の傘下に置くことで、弁当や総菜販売事業を強化する。

すかいら-くは、小僧本部創業者の山木益次氏ら複数株主から、10月6日付で株式を取得。すかいらくでは、小僧本部へ取締役を派遣する予定だ。すかいらくは、今回の株式取得が2005年12月期の連結業績予想に与える影響について、「軽微」としている。
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