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コーヒー豆「2050年問題」に思う

2023-10-13 | 時事その他雑感
本日の日経に「コーヒー豆に「2050年問題」 気候変動で産地半減危機」があり、これに注目。

コーヒーの2050年問題とは、全生産量の6割ほどを占め、豊かな香りなどで日本人に大人気のアラビカ種のコーヒーを栽培できる地域が、2050年には気候変動によって半減し、コーヒー生産量が大幅に減るという問題だ。 日本のコーヒー消費量は世界第3位。 そのコーヒー豆輸入量の7割がアラビカ種だ。こりゃぁたまったもんではない。
仮に魚がとれなくなって刺身が食べられなくなっても、我々には「刺身こんにゃく+わさび醤油」という最終兵器がある。
しかし、コーヒーにはそれがあるだろうか?(紅茶?緑茶?)

もっと言えば、背景にある「2050年問題」そのものも忘れてはらない。
約30年後には世界規模で地球環境が今よりも悪化することを懸念しているものだ。 地球温暖化が進み、世界規模で地震や津波、豪雨・竜巻などさまざまな国や地域で災害とも呼べる異常気象が続いている。今夏も酷かった。 自然災害は毎年少しずつ増え続け、今後さらに増えることが予想されている。

ええーい、ついでだ!
この先、どんな20xx問題があるか調べてみた。

ちょうどまとめてくれているサイトがあった。
社会人の教科書「2000年問題や2025年問題だけじゃない!20XX年問題一覧52選
結論だけまとめるとこうなる。

2023年問題=日本の医学部を卒業してもアメリカの医師国家資格の受験が認められない
2025年問題=日本人の約5人に1人が後期高齢者となる
2025年問題(昭和100年問題)=システム誤作動リスク
2027年問題=献血者の減少で血液不足が起きる
2030年問題=国民の約3人に1人が65歳
2031年問題=年金積立金が枯渇すると予想
2033年問題(旧暦2033年問題)=旧暦を元に決められている六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)が、決められない1年
2036年問題=NTP(ネットワークタイムプロトコル)の限界により世界中のコンピュータで不具合や誤作動が発生する可能性
2038年問題=C言語、UNIXにも上限があり世界標準時で2038年1月19日午前3時14分8秒までしかカウントすることができない。
2040年問題=高齢者人口がピーク。3人に1人が85歳以上と予想する向きも。
2045年問題=人工知能(コンピュータ)が人類を超える
2048年問題=食用の魚や貝などの魚介類が地球上からいなくなる
2050年問題=2050年には日本が先進国から転落し発展途上国になると言った懸念
2053年問題=日本の人口が1億を下回ると予想されている


要するに、いろんなものが衰え、なくなっていくということ。
逆に言えば、今はまだまだ色々なものを手に入れることができ、食べて飲める。
ユニクロのキャッチコピー「しあわせって、今日のことだがやけに胸に染み入ってくるのは私だけか。
瀬戸内寂聴も言っていたっけ、「過去を思い煩うな、未来を思い煩うな、今を切に生きろ」と。
いけねぇ、今日のコーヒー、やけに苦い。

道をひらく言葉 昭和・平成を生き抜いた22人

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