◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

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人生はカラオケボックス

2005-08-28 | 「お寒い笑い」系雑感
業務多忙(処理能力が遅いこともあるが)のため、
この週末は久々に近所のカラオケボックスで残業しました。
自宅でやるとTVや昼寝など誘惑が多く、
能率が上がらないからです。


行き付けの店では、フリ-プランというのがあって、
午後8時までなら何時間居ても一定料金です。
880円は痛い出費ですが、飲み物はお替り自由であり、
「ドトールコーヒー」を4軒はしごするよりマシだと
勝手に解釈して、正午過ぎに入店。
                  
まず名簿に記帳。架空の名前と年齢と電話番号を書きます。
今日は31歳でした。


名簿を見ると、「おひとりさま」の客が多いことがわかる。
確かに順番待ちなどのストレスは無いし、
存分に音程を外して歌えるメリットはある。賢い利用法だ。

一方、男数人のグループも結構いた。
彼らは大抵「シャウト」系であり、要注意だ。


そそくさと入室。安普請ということもあるが、
左右両側の部屋から早くも絶叫が飛び込んで来る。
とんでもない部屋に来てしまった。
でも、楽器(サックスなど)の練習をやられるよりはマシ。
あれは本当にうるさい。
映画「スウィングガールズ」でもそういうシーンがあったっけ。


私はおもむろにリュックからノートパソコンを取り出し、
空いているコンセントから電源を確保。
しかし、この行為は窃盗罪になるので注意(私は店員に了承を取ってますが)。



次に選曲リモコンで、BGMになりそうな曲を20曲ほど入れる。
これで1時間30分、放っておいてよい。
左右両側のシャウトがBGMでかき消される。


この店では外の通路から部屋の中が良く見えるため、
通りがかりの若者が、パソコンに向かって仕事をしている私を
不思議そうに覗いてくることが多い。
だが私はレッサーパンダ風太君のような魅せる芸はない。


歌いたい衝動を抑えつつ、仮眠を含めて(結局、昼寝しちゃいました)
かれこれ6時間経過。本当に集中できたのは正味4~5分だろうか。
それでも少し目処が立ってきた。
これ以上根をつめると、これから1週間もたなくなる。

となれば、あとは歌うだけ。
スキマスイッチの「全力少年」を音程1つ下げ、声を振り絞る。
さしずめ全力中年といったところか。
たった1曲でストレスが吹き飛んだ。
もちろん、逃げるように退室。


そういえば、映画「フォレストガンプ」の中で主人公は、
「人生はチョコレートの箱。開けてみなければわからない」
と言っていました。


私はこう思います。
「人生はカラオケボックス。最後は自己満足」と。


(しかし、こんな馬鹿なことを書く時間があるなら、
 その分仕事すればよかったかも。)

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