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「西日本大震災 2030年代」説に思う

2014-05-08 | 時事その他雑感
すっかりご無沙汰して申し訳ありません。
最近では5月17日・18日に予定されている「公認不正検査士」の受験準備に追われつつ、4月から早大MBAエッセンシャルコースを受講しており、脳みそのリストラが着々と進んでおります。
でもいいもんですね、新しい知識を入れるというのは(すぐに横から出てしまいますが)。


さて、7日はその早大MBA主催のネットワーキングパーティに参加。私は年齢層的にはかなり上のほうでして浮くのではと心配しておりましたが、途切れることなく色々な業種や年齢層の方と楽しくお話ができて非常にリフレッシュできました。
(名刺交換して下さった方へ。このような冴えないオッサンに構って下さり、誠に有難うございました。)


ただ、どうでしょうか。受講生の中心的な年齢層は30歳前後といったところ。
これからの20年がビジネスマン、ビジネスウーマンにとって脂の乗り切る時期ですね。
大いに楽しんで欲しいものです。


と同時に、少し複雑な気持ちにもなりました。
というのも、約20年後にはちょっと気になる事が起きる可能性が高いのです

京大人気講義 生き抜くための地震学 (ちくま新書)
筑摩書房


昨春に出版されて既にお読みになった方も多いと思われますが、火山学で著名な京大教授による、いわば警告書。
詳細は現物で確認頂きたいのですが、どんな警告を発しているかと言うと・・・・。

複数の種類の科学的データから、2030年代に「東海・東南海・南海」連動型の超巨大地震が起こると予測されている。しかも、日向灘・南海トラフを震源域に加え「5連動」の恐れすらある(=南海トラフ沿い五連動地震)。
   ↓
・9世紀の日本列島で発生した大地震の起き方そのものが、現代とよく似ている。即ち、1960年代以降に日本で起きた地震の発生場所とよく合っている。
   ↓
 南海トラフ沿い五連動地震は、おおよその発生時期が科学的に予測できる唯一の地震
 なので、必ずやってくる巨大地震にしっかり備えよう!


南海トラフ地震等に関しては諸説紛紛あり、上記の説も「何言ってやがるんだ」との
ご批判もありましょう。
ただ、予測不能と言われる地震の中で「唯一予測可能」と専門家に断言されますと、
(その根拠の精査は必要でしょうが)さすがに聞き捨てなりません。

いたずらに不安を煽るつもりはありません。しかしここは素直に
約20年後には西日本で大震災が起こりうる、とひとつ覚悟すべきではないでしょうか。

自分の20年後、日本の20年後を真剣に考えたい方に、一読することをオススメします。



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