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東京ヤクルト 200Q

2009-06-26 | スポーツ系雑感
今回は野球ネタ。
交流戦が終わり、いよいよ通常のリーグ戦が再開。
今年のペナントレースは
巨人とヤクルトという、在京2球団のファンである私にとってまたとない展開。
26日からの直接対決に目が離せません。

そんな東京ヤクルトスワローズですが、
あの作家・村上春樹氏と浅からぬ因縁があるってことをご存知の方は多いはず。


1978年4月2日、当時29歳で千駄ヶ谷に住んでいた村上氏は、
神宮球場の外野席に座って、ヤクルト・スワローズと広島カープの試合を観戦。
ヤクルトの初回、先頭打者で新外国人のデーヴ・ヒルトン選手が広島・高橋投手
から二塁打を打った。
その瞬間村上氏は、「僕は小説を書ける」と悟った。
なぜだかはいまだに分からない。ただ悟ったのだそうです。


あれから31年。
最新作「1Q84」は場外ホームランとなりました。
でも、もしあの日、ヤクルト戦を観戦していなかったら、
どうなっていたのでしょう。

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翻って現代のヤクルト。


昔のヒルトンほどではないかもしれませんが、
何かインスピレーションを与えてくれるかもしれない選手がいます。


リリーフエースの林昌勇(イム・チャンヨン)です。

WBCでイチローから決勝タイムリーを打たれた、
あの韓国の投手といえばおわかりでしょう。


WBC決勝での敗戦投手ということで失意の帰国、国民的なヒール(悪役)と
なってしまったワケですが、
その後、ヤクルトに戻ってからの活躍は凄まじいものがあります。


今期これまでのところ自責点ゼロ、防御率0.00。
それだけではありません。
5月の阪神戦では、
アジア人初の球速160㎞を記録しました(球場の球速表示)。

05月15日 ヤクルト・林投手 対 阪神・金本選手
この動画の1:47 では球速159㎞、
球場での表示は160㎞だったと記憶しております。



何がいいって、一度大きな挫折を味わった人間の鮮やかな復活劇。
何がそうさせているのか知りたいところですが、見ていて痛快ですよ。
ビジネスマン諸氏にとって共感できる面、多いと思います。


しかし、ヤクルトの連勝も、イム投手の自責点ゼロの記録も
強力打線の巨人の前にそろそろ断ち切られそう予感。
もう少し夢を見続けたいものですが・・・・・。


とにかく、東京ドームでの巨人・ヤクルト3連戦
9回裏に注目して下さい(・・・あればの話ですが)。

それでは。

なかのひと

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p.s. number最新号に林投手のインサイドストーリーがありました。ご参考下さい。   

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 7/2号 [雑誌]

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1 コメント

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Unknown (会社君)
2009-06-26 06:05:44
いつも勉強になります
>何がそうさせているのか知りたいところですが、見ていて痛快ですよ。
雑誌number731号に「波瀾万丈の人生」
書いてありましたよ
http://number.bunshun.jp/backnumber/view/867

スポンサーリンクが、表示されてないんですが
(私だけ?・・前は、表示されてたんですが)

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