心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

プロ野球、セ・パ交流戦は本当に面白いですね。

2005-05-08 08:13:30 | Weblog
 金曜日から始まった、セ・パ交流戦。各地で好試合が続いているようです。初日こそ、雨の影響で観客の少ない球場もあったようですが、昨日は天気にも恵まれ、ファンも多く足を運んだようですね。
 巨人と楽天は、2試合とも巨人が勝ちましたが、楽天も後半に粘りを見せ、最後まで帰る人のいない情景がテレビで見られました。東北の野球ファンがどんどん増えるように、楽天には、簡単にあきらめず、粘るプレーをこれからも、どんどん見せてほしいと思います。
 オリックスは、セリーグ首位の中日に2連勝です。昨日はスカイマークスタジアムにも多くのファンがつめかけているようでした。初戦はエース川上を打ち、昨日は見事な逆転勝ち。この交流戦でどんどんアピールし、ファン拡大につながればいいと思います。
 新庄のかぶりもので始まった日本ハム対阪神は、連日多くの観客を集めています。昨日は、延長でサヨナラ勝ち。北海道のファンは大喜びだったことでしょう。
 西武は広島で連勝。カブレラ、フエルナンデスなどの外国人パワーが広島で炸裂したようです。広島のファンも間のあたりにして、びっくりしたことでしょう。地元としては、今日はぜひ勝ってほしいところでしょう。
 首都圏対決となった、横浜と千葉ロッテは、連日接戦となっています。初日は打たれたロッテの守護神、小林雅が、昨日は意地を見せました。さて今日はどうなるでしょうか。
 ソフトバンクはヤクルトと昨日が初戦でした。接戦だったようですが、王監督の采配がズバリ当たり、投手新垣への代打、井出のタイムリーヒットで勝ち越し、三瀬のセーブで逃げ切りました。ヤクルトも五十嵐を出し、松中、城島、ズレータとの対戦があったようです。テレビで観たかったです。巨人戦だけでなく、それぞれの地元では、地元の試合を地上波でやってほしいですね。
 さて今日も熱戦が展開されることを期待し、昨年色々と問題が噴出した野球界が盛り上がってほしいと思います。

映画「コーラス」は心にしみいる歌声でした。

2005-05-08 07:47:04 | Weblog
 フランス人の8人に1人が観て、「アメリ」の動員記録を塗り替えた心温まる子供たちの物語ということで、先日観にいきました。
 「土曜日に迎えに行くわ」というママの言葉を信じて、寄宿舎の門で一日中待っている小さなペピノ。胸がつぶれそうなほどの淋しさを、いたずらでまぎらわす、天使のような顔をした問題児ピエール。誰も会いにきてくれない憂鬱な面会日、帰る家のない夏休み、そんな子供たちのところにある日、楽譜をかかえた先生がやってきました。その先生は、子供たちを叱るかわりに、歌を教えました。
 音楽は、「音を楽しむ」と書きますが、色々な淋しさをかかえている子供たちが、歌を楽しむことにより、生き生きとしていることがよく伝わりました。歌うことが彼らの心を癒してくれているような気がしました。校長は俗物の塊というような人物で、生徒に暴力ばかりふるまっていましたが、新しい先生は、頭ごなしに叱るのではなく、生徒の心を開いていきました。だからこそ生徒の心をつかむことができました。最後に寄宿舎を出ていくときに、生徒たちが多くの紙飛行機を作って、彼に感謝の意を伝えたシーン、ペピノが見送りにきたシーンなど、本当に心温まる映画でした。
 子供というものは、多くの人々の愛が本当に必要だとつくづく思わされました。言うまでもありませんが、特に両親の愛情が必要です。しかし現在は、両親の愛情を感じることのできない子供たちが非常に多いのではないかと思われます。幼児虐待の事件や、車の中に置かれ、パチンコに行っている間に死んだというニュースなどを聞くにつれ、怒りさえ覚えます。親になる資格がないのに、親になっている人間があまりにも多いと思います。また若い親に子育てのノウハウを教えたり、子育てのストレスを軽減するような社会の仕組みも必要でしょう。
 子供は色々な可能性を秘めています。良い面を引き出すか、悪い面を引き出すかは、関わる周辺の人間たちの影響が非常に大きいと改めて思わされました。